2018-10-17

最近フェミの主張、あるいは性的なことを特別扱いするべきか問題

タイトルを『フェミニスト』にしようとしたら入り切らなかった

 最近フェミニストの主張でしばしば見るのは『性的コンテンツを見たくない人が見ないで済む権利』や『女の子の体は女の子本人のものであり、従って女の子本人の意思に反して女の子の体を性的な目で見るな』である

だが、アンチフェミではないにせよフェミニストでもない(男女平等には基本的には賛成だが、この手の問題で『総論賛成各論反対』はよくあることだ)私から見ると、そのような主張には無理があるように思えてしまうのだ。

というのは、これらの主張は『認めるには支障のある権利を無理やり押し通そうとしている』か『性的なことを特別扱いしている』かのいずれかであるしか思えないのだ。

 少なくとも、”性的な”を抜きにした『コンテンツを見たくない人が見ないで済む権利』を認めるのは困難だ。

仮にそれを広く認めたら、KKKが『黒人音楽を聞きたくない権利』、在特会が『韓流ドラマを見たくない権利』、杉田水脈の支持者が『同性愛暑かったドラマを見たくない権利』を主張し始めること、そのような主張を認めるべきでないことは明らかである

 同様に、”性的な”を抜きにした『私を観て(※)私の意に反することを考えるな』は無理がある。(※ 単純に視覚的に見るだけでなく、言動などを観察して判断する、という意味であると考え、”観る”の方が相応しいと判断する)

『私の意思無視して私を無能扱いするな』という決定権を安倍晋三枝野幸男小池百合子志位和夫の全員が持つことに賛成する人は誰もいないだろう。

上記の全員を支持していないという人はいるだろうが、全員を一定程度支持しているという人はいないと考える)

 となると、『性的な』コンテンツや『性的な』目で観ることは他と異なり特別な扱いをするべき、というだけの理由必要だと考えるのだが、

果たしてそのように『性的な』ことだけを特別扱いするべき理由存在するのだろうか?

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