PS4のシステムソフトウェアアップデート6.02配信開始、クラッシュを引き起こす不具合は解消か。情報は交錯したまま

ソニー・インタラクイティブエンタテインメント(SIE)は本日10月17日、PlayStation 4システムソフトウェア バージョン6.02の配信を開始した。同アップデートでは、「システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。」とだけ記載されている。PlayStation 4といえば、特殊文字を含んだ特定のメッセージを受け取った際に本体がクラッシュし、アカウントが使用不可能になるという不具合が発生していることが報告されていた。海外のredditで報告されたこのトラブルはたちまち国内でも被害の声が生まれ、弊誌でも状況や対策などについて報道した(関連記事)。

特殊文字としてしばしばあげられるテルグ文字

SIEはこの問題について、10月16日にねとらぼを中心とした国内外メディアに対し、システムソフトウェアのアップデートにて不具合に対応すると回答していた。SIEは今回のアップデートにおいて、公式に不具合について言及していないので断言できないものの、何かしら関連したものではあるとみられる。

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ただこの問題については、やや情報が交錯している点もある。というのも、PlayStation UKのサポートアカウントが、このメッセージによるクラッシュ問題について問われた際に「すでに問題は解決しており、動作不能ではなくなっています。クラッシュのループになった場合でも、PSモバイルアプリがメッセージを削除し、セーフモードを立ち上げ、オプションの5番を選択すれば、5分以内に治ります」とコメントしていた。この投稿がなされたのは、日本時間10月15日23時39分。投稿の内容が正しければ、この時点で不具合が直っていたことになる。となると、本日10月17日でのシステムソフトウェアアップデートは、そのフォローアップか、もしくは無関係のアップデートであるという可能性もある。

どのような条件で引き起こされる不具合であるか、どのタイミングで修正されたのか、そもそも修正されたのか。メディアを通じて問題を認識しているという旨の回答があったのみで、多くの部分は謎に包まれたまま。迅速な対応ではあったが、ユーザーに向けての公式な案内はなされていない。PS4は世界ナンバーワンのシェアを誇るコンソールで、少なくないユーザーがこの不具合に直面していた。一連の騒動では一体何があったのか。人々が信頼を寄せるSIEからの、ユーザーに向けての公式な告知に期待したいところ。

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