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全国で最も厳しい景観条例が施行された京都市の現在

「全国で最も厳しい」とされる景観条例が９月より施行された京都市。ド派手な看板や広告は姿を消し、歴史的な景観と調和のとれた街並みになりつつありますが、未だ条例違反の看板が残っているのも事実。京都市の取組みはまだ終わりそうにありません。

更新日: 2017年12月07日

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ppp_comさん

■景観条例によって京都の街並みが変わった

The Art of Preserving One's Own Culture and Heritage XXVIII (KYOTO/JAPAN/STREET) by Chi King CCライセンス:表示

景観を阻害する看板や建物の高さなど、様々な規制が９月１日より施行されました。

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９月、全国で最も厳しいとされる「景観条例」が施行された京都市

出典京都発　“景観づくり”が始まった - NHK　クローズアップ現代

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看板の大きさや色、照明に加えて、建物の高さも規制していて、一見すると京都の街並みがキレイになった

出典みのもんた「京都の景観保護は遅すぎて花街の風情は過去のものに…」 - エキサイトニュース(1/2)

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■全国展開しているチェーン店も例外ではない

全国的な企業のコーポレイトカラーであっても、京都にふさわしいデザインにするよう指導

出典魂京都(tamashii_kyoto) 【看】デイリーヤマザキ・松屋・銀行

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■観光客からも評判は上々

市中心部では、景観に調和した看板やシンプルな外観に改修する店が相次ぎ、観光客の評判は上々

出典Yahoo!ニュース - 「ど派手看板」一掃の京都、規制逃れの“裏技”相次ぐ…次なる一手は （産経新聞）

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「ビルから道路に突き出ていた看板がなくなり、見晴らしが良くなった」「京都らしくていい」という意見も出ている

出典法務ニュース | 企業法務ナビ

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■しかし、この規制を裏技で乗り切ろうとする業者が現れた

「屋外の看板がだめなら…」と、ガラス窓越しに派手な屋内広告物を掲げる新たな策を繰り出す店舗も登場

出典【関西の議論】「ど派手看板」一掃の古都・京都　規制逃れの〝裏技〟に、お上の次なる一手は…（1/4ページ） - 産経WEST

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条例では"屋外"に設置された看板が規制対象となっており、"屋内"に設置された看板は規制の対象外となっている。

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巧妙な〝裏技〟に京都市も困惑、新たな対策が迫られている

出典【関西の議論】「ど派手看板」一掃の古都・京都　規制逃れの〝裏技〟に、お上の次なる一手は…（1/4ページ） - 産経WEST

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行政としては、まさに盲点をつかれた格好。

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■屋内広告に限らず、未だ違反状態の看板も多い

市によると、８月末時点で条例の規制対象とされる約４万５６００件のうち、今も約２割に上る約８９００件が違反状態

出典「ど派手看板」一掃の京都、規制逃れの“裏技”相次ぐ…次なる一手は - Infoseek ニュース

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違反業者は、市が広告物を強制撤去する対象になり、最大５０万円の罰金も科される

出典神戸新聞NEXT｜全国海外｜社会｜広告規制条例に業者悲鳴

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■違反看板が放置される最大の理由は「お金」の問題

業績悪化や高齢化で自腹の撤去費用の捻出（ねんしゅつ）に困惑する業者も少なくない

出典「ど派手看板」一掃の京都、規制逃れの“裏技”相次ぐ…次なる一手は - Infoseek ニュース

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ある自営業者は「看板を撤去し、新たに掲げるには約百万円の費用がかかる。景観政策の趣旨は分かるが、負担が大きい」と苦しい胸の内を語る

出典京都新聞｜京都市　新景観政策 - 京都市屋外広告物条例あと３カ月

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神戸市などでは看板の撤去費用を助成する制度があります。 しかし、京都市は財政難などを理由に助成は行わない方針

出典18時台の特集/2014年7月9日放送のバックナンバー｜スーパーニュース アンカー

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■背景には、数十年もの間、適切な指導がされてこなかった現状

夕焼けの八坂の塔 by アマナイメージズ

昭和３１年から条例は存在していたが、事実上の野放し状態になっていた時期もあった。

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市の屋外広告物条例は、国が定める屋外広告物法に基づき昭和３１年に制定

出典Yahoo!ニュース - 「ど派手看板」一掃の京都、規制逃れの“裏技”相次ぐ…次なる一手は （産経新聞）

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古くから、京都では歴史ある街並みを保護する取組みが行われていました。

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だが昭和６１年以降のバブル景気を経て、規制の網目をかいくぐって派手な屋外広告物が目立ち始めた

出典Yahoo!ニュース - 「ど派手看板」一掃の京都、規制逃れの“裏技”相次ぐ…次なる一手は （産経新聞）

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その後、これら違法な広告は適切な指導が行われないまま放置されてきました。

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医者に警告される男性 by アマナイメージズ

このままではイカンと2007年に改めて条例を改正し、規制を強化しました。京都市は看板などの撤去に対し７年の猶予期間を設けました。

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条例違反の看板などの改修、撤去に要する費用は事業者に求める規定だったため、7年間の猶予が設けられていた

出典みのもんた「京都の景観保護は遅すぎて花街の風情は過去のものに…」 | アサ芸プラス

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あくまで「猶予期間」ですので、撤去費用は所有者が全額負担しなくてはなりません。

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