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県内初の「読書通帳機」 滋賀銀が守山市立図書館へ贈呈

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 滋賀銀行(本店・大津市)は十二日、来月一日にオープンする守山市立図書館に、利用者が借りた図書の記録を通帳に印字して残せる「読書通帳機」を贈った。県内の図書館に専用機が導入されるのは初めて。

 読書履歴が目に見える形で残り、預金通帳のように、貸し出し記録がたまっていく楽しみも味わえる。読書意欲をかき立てる目的で、導入する図書館が全国的に増えている。

 館内で贈呈式があり、同行の西藤崇浩常務=写真(右)=が宮本和宏市長=同(左)=に目録を手渡した。宮本市長は「読書の記録は成長の証しになる」として多くの市民が活用することを望み、西藤常務は「市民に親しまれる図書館になってほしい」と期待した。

 利用には専用の通帳が必要。図書館カードを持つ中学生以下は無料、高校生以上は一冊三百二十円で作れる。

 (平井剛)

 

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