
Twitterで存在しないユーザーというアカウントをタップすると、アプリが落ちると話題になっています。
以下で、アプリが落ちる原因やタップしても大丈夫なのか、アプリが開けなくなった場合の詳細や対処法について徹底解説します。
存在しないユーザーをタップすると落ちる

Twitterで話題になっている「存在しないユーザー@xan8」というアカウントですが、このアカウントのプロフィールを開くとTwitterアプリが落ちてしまいます。
2007年9月にアカウントを開設しており、2018年10月16日現在2216ツイートでフォロワー1787人のアカウントです。

10月14日に投稿されたツイートは1万3000リツイートされ、16日の日本のRTランキングで7位にランクインしています。
ツイートを遡って見てみましたが、プロフィールを開くとアプリが落ちてしまうこと以外には、特に怪しい行動をしている様子はありません。

タップすると本当に落ちたというユーザーがいる一方、落ちないというツイートも見られるため、全てのTwitterユーザーが影響を受けるわけではないようです。
特定の機種だと開けない?

iPhone XやiPhone 8、Andoirdを使っているユーザーは開けたという報告があったので、実際にAndroidのXperia X Compactでタップしてみるとプロフィールを開けました。
ユーザーの使用環境によってプロフィールを開けるユーザーと落ちてしまうユーザーに別れるようです。
PCやスマホのブラウザだと開ける

PCとAndroid版のGoogle Chromeで存在しないユーザーのプロフィールにアクセスしてみたところ、開くことができました。

こちらはGoogle Chromeで開いた画面になりますが、PCで開いた時とはプロフィールの表示が一部異なっていることがわかります。
プロフィールの説明文や場所の欄に使われているこれらの記号は、HTML特殊文字や機種依存文字と呼ばれるものです。
落ちる原因は特殊文字や機種依存文字

プロフィールの文章を機種依存文字チェッカーで調べてみたところ、ほとんどの文字が機種依存文字と判定されました。
Twitterアプリのバージョンによってはこれらの文字を表示することができず、プロフィールを開くと落ちてしまうようです。

開けるユーザーや開けないユーザーがいたり、ブラウザやPCだと開ける場合があるのはHTML特殊文字や機種依存文字が原因であると考えられます。
感染とかする!?大丈夫!?

特殊文字や機種依存文字が原因で落ちているだけなので、ウイルスなどスパイウェアの類に感染するということはありません。
現状スマホで不具合が出たという報告はありませんが、2016年にはTwitterアプリが対応していない機種依存文字を含むツイートをリツイートして、Twitterアプリを開けなくするというイタズラが流行ったことがありました。

その際は、ツイッターアプリを開いて最初に表示されるタイムラインに当該ツイートが表示されるため、アプリを開くことができなくなっていました。
今回は自分から当該アカウントのプロフィールページを訪れなければ巻き込まれることはありませんが、今後以前と同じようなイタズラが流行る可能性もあります。

もしも特殊文字や機種依存文字が原因で、Twitterアプリが開けなくなった場合の対処法について解説します。

最新版のアプリでは落ちる原因となっているHTML特殊文字や機種依存文字に対応されている場合があるので、App StoreやGoogle PlayでTwitterアプリの最新版をインストールしましょう。
タイムラインに機種依存文字が表示される場合はフォロー解除しましょう

SafariやChromeなどのブラウザでツイッターにアクセスし、「ログイン」をタップしましょう。

ユーザー名もしくは登録したメールアドレスか電話番号とパスワードを入力し、「ログイン」をタップしましょう。

特殊文字や機種依存文字を含むツイートの右上のメニューアイコンをタップし、「@〇〇さんのフォローを解除」をタップしましょう。

タイムラインに流れきた特殊文字や機種依存文字を含むリツイートが原因の場合は、リツイートしたユーザーの名前をタップしましょう。

フォローのアイコンが青いのは、現在あなたがフォロー中のユーザーを表しています。
「フォロー」アイコンをタップするとフォロー解除するか聞かれるので、「はい」をタップしてフォローを解除しましょう。