日本産農産品4品目、台湾への輸入認められず 残留農薬や重金属などで

【社会】 2018/10/16 18:39 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
基準値を超える重金属が検出された北海道産のユリネ=食品薬物管理署提供

基準値を超える重金属が検出された北海道産のユリネ=食品薬物管理署提供

(台北 16日 中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は16日、輸入食品の水際検査で不合格になった品目を発表した。計16品目のうち日本産が4品目を占め、国・地域別で最多だった。これら不合格品の輸入は全て認められず、食品安全衛生管理法に基づいて返送されるか、廃棄処分される。

高知県産の水出し緑茶8.64キロからは台湾が使用を許可していない無登録農薬が、沖縄産のゴーヤ20キロからは基準値を超える残留農薬が検出されたほか、無登録農薬の使用も確認された。また、沖縄産の乾燥もずく10キロ、北海道産のユリネ398キロは、いずれも重金属が基準値を上回った。

(張茗喧/編集:塚越西穂)