【芸能・社会】Ms.OOJAと真矢ミキが“男前”コラボ 楽曲「蒼波」対談もとに歌詞共作2018年10月17日 紙面から
三重県出身の歌手Ms.OOJA(35)と女優の真矢ミキ(54)が、楽曲の歌詞で“男前”コラボをしていることが16日、分かった。楽曲のタイトルは「蒼波」(そうは)で、OOJAが24日に発売する企画ミニアルバム「Stories」の目玉となる作品だ。 同アルバムは、OOJAが親交の深い5人の女性著名人と対談し、その内容をもとに歌詞を共作し、それぞれの物語をノンフィクションで描いた楽曲を制作した。 OOJAは「真矢さんと対談している中で周りの人を大切に思う気持ちが伝わって来ました。誰かが記憶していないと忘れられてしまうような日々の当たり前な風景を、何げない日常を細いプロミスリングに自分だけが込める願いのように静かに刻んでいきたい。残された時間をどれだけ大切にできるか。そんな真矢さんの思いから『蒼波』は生まれました」と語る。 2人の出会いは、遊助(上地雄輔)のライブの打ち上げ。対談ではOOJAが「真矢さんはテレビで見ていたシュッとしたイメージよりも、もっとフランクで“男前”な方だなぁと思いました」と第一印象を語ると、真矢も「あなたもね!」と応じた。 真矢は大阪府豊中市に住んでいた中学生のころ、両親が離婚の危機を迎えたが、両親の願いをかなえれば回避できると思い、宝塚音楽学校に入学。実際に両親も踏みとどまってくれたことを初告白。しかし入学後、ほとんど両親と会えないまま04年に父が死去。08年にバレエダンサーの西島数博さんと結婚し、パートナーと過ごす中で感じたことがある。 「夫婦だって何事もなかったように、砂に溶けるように、浜辺に書いた文字がなくなるように、本当に切なくきれいに、いいことも悪いことも全部終わるんだなって思ったんです。死を考えるにはまだ早すぎるけど、当たり前のように思っているこの日常だけど、大切にしないとなって、ひしひしと感じています」 ♪あとどれくらい あなたに会えるだろう あとどれくらい あなたを知れるだろう 完成したバラード「蒼波」のサビ部分にその思いが詰まっている。 ◆浅尾、貫地谷らもほかにOOJAが歌詞を共作し、今作に収録したのは、元ビーチバレー選手で同郷の三重出身のタレント浅尾美和(32)=写真(上)=との「愛しい人よ」、女優の貫地谷しほり(32)=同(下)=との「星をこえて」など。浅尾とは、元バドミントン選手の小椋久美子さんの紹介を通じて知り合ったそうで、「愛しい人よ」は恋愛禁止だった学生時代を乗り越え、大好きなスタイリストの夫と2013年に結婚、2人の男児を授かった「幸せな今」を描いている。
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