こんにちは、フリーランス・副業エンジニア向け単価保証型の案件紹介サービスFindy Freelanceで社会人インターンをしている田中(@riiiiiii8sa)です。
先日、求人サイトを運営するHired社から、2018年版の技術者が働きたい企業に関する調査結果が発表されました。働きたい企業ランキングや、転職先を選ぶ際に重視するポイント等、エンジニアのキャリアを考えるメディアFindy Engineer Labとしては気になる情報が満載のようです。そこで今回は、Hired社の調査(2018 Global Brand Health Report1)の結果概要を紹介します。
目次
Google・Apple等アメリカの有名IT企業を抑えて働きたい企業ランキング1位に輝いたのは…!?
Hired社の調査は、アメリカの主要都市(オースティン、ボストン、シカゴ、デンバー、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンD.C.)、ロンドン、パリ、トロントの合計12都市の技術者2,200人を対象に行いました。この調査では、代表的なTech企業の名前を挙げ、それぞれの企業で働くことへの関心度を5点刻みで評価してもらった結果を集計して、ランキングを作成しています。尚、この調査で言う”技術者”とは、ソフトウェアエンジニア、製品管理、デザイン、データサイエンスに精通する人を指します。
まずはグローバル全体のランキングから見てみます。働きたい企業として評価の高かったトップ15の顔ぶれは次の表1のようになりました。
企業名 | 本社所在地 | |
1位 | Netflix | SF Bay Area |
2位 | SF Bay Area | |
3位 | Tesla | SF Bay Area |
4位 | SpaceX | Los Angeles |
5位 | Airbnb | SF Bay Area |
6位 | Apple | SF Bay Area |
7位 | Microsoft | Seattle |
8位 | SF Bay Area | |
9位 | Amazon | Seattle |
10位 | Hulu | Los Angeles |
11位 | The Walt Disney Company | Los Angeles |
12位 | Slack | SF Bay Area |
13位 | SF Bay Area | |
14位 | Dropbox | SF Bay Area |
15位 | Github | SF Bay Area |
GoogleやApple等アメリカのトップIT企業を抑えて、Netflixが第1位を獲得するという結果でした。3位にテスラ、4位にSpaceX、5位にAirbnb等ユニコーン企業が上位にランクインしている様子が目立ちます。上位15位以内の顔ぶれを見ると、いずれも未来に向けたビジョンを共有し、業界に革新を起こしている企業と言えそうです。社会に新たなインパクトを与えられる事業へ携わることに魅力を感じる技術者が多いのかもしれません。
地域別で働きたい企業を調査すると意外な傾向が発覚!?
この調査では、住んでいる地域にある企業の中で、もっとも働きたいと思う企業についてもヒアリングしています。グローバルランキングでは、シリコンバレーに拠点を構えるIT企業の数が多い印象でしたが、各都市でトップに輝いたのはどんな企業なのでしょうか?
最も働きたい企業に選ばれた企業名を地図上にプロットした図1を紹介します。
ボストンのiRobot、シカゴのGrubhub、ロサンゼルスのHulu等、B to CのTech企業が多い傾向が見られました。
万国共通!?退職を考える理由と転職先を選ぶ際に重視する要素
調査では、働きたい企業についてランキングをつけるだけでなく、退職(転職)を考えるきっかけや、職を探す際に重視する要素についても質問しています。結果は次のようになりました。
【求人に応募する際に重視する要素TOP5】1
待遇ももちろん大切ですが、働く環境や業務内容(新しいスキルが身につくか、チャレンジングな課題に取り組めるか)への関心も高いという結果でした。仕事に求めるものは万国共通と言えそうです。
【退職(転職)を考える理由TOP5】1
退職を考える理由も求人に応募する際に重視する要素と同じく、より良い待遇や業務内容を求めて退職を考える人が多いという結果になりました。個人的に興味を惹かれたのは、勤務地や通勤が退職を考える理由になる人が40%いるということです。この結果から推測すると、フレックスタイム制やリモートワークの導入などで勤務地や通勤のストレスを低減させられる企業は、魅力的だと評価されやすくなるのかもしれません。
あなたにとっての最も働きたい企業は…?
今回紹介した”2018 Global Brand Health Report1“は、アメリカを中心とする欧米の都市で働く技術者を対象にした調査結果ですが、調査結果をまとめながら日本のエンジニアと共通するところも多いのではないかと感じました。調査原文も英語の分量はそんなに多くないので、興味のある方はリンクから読んでみてください。「日本版で同じ調査をしたら、どんな企業が上位にランクインされるのだろう?」「自分ならどの企業を最も働きたいと評価するだろう?」と考えながら読むと、より楽しめそうです。
ちなみにFindyでは、日本版の調査をしたらトップ10内にランクインするのでは?と思えるような魅力的な企業の求人を多数掲載しています。ぜひ一度登録して求人をご覧いただけますと幸いです。
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