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石川食べて息災 飾って安心 金沢・神明宮 あぶりもち神事
厄よけを祈願する「あぶりもち神事」が15日、金沢市野町の神明宮で始まった。おはらいの用具に見立てたもちを多くの参拝客たちが買い求め、無病息災を願っていた。17日まで。 加賀藩2代藩主・前田利長が推奨したとされ、300年以上続く神事。毎年、春、秋の例大祭として執り行われている。 ひし形に切ったもちを串に刺して玄関などに飾る「飾り家守(いえまもり)」と、あぶってショウガ風味の甘いみそだれを付けた「食べるお守り」の2種類を各日、午前9時~午後8時に販売する。 同市矢木の若林勇さん(75)は「孫2人が大学と高校を受験するので願いがかなうように買いました。自分も無病息災をお願いします」と話した。 午後には、つきたてのもちを神に奉納する「神前奉納式」も行われた。 (村松秀規) 今、あなたにオススメ Recommended by
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