如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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埼玉県に告ぐシリーズ。うどんを通じて埼玉県に告いできました。
事の発端は2ヵ月ほど前に書いたこの記事。 物語はここから始まったのです。
今回で第6弾です。もう告がなくてもいいんじゃないの?って内容でもタイトルトップは変えないと宣言した通りずっと告げ続けます、埼玉県に関係なくても。
が、何回も告いできたことで自分の中で何かが芽生えました。埼玉県のことが他県とは思えない、告がなくてもいい内容なのになぜか埼玉県が頭をよぎる、『今君を好きになる♪今までよりもづーーっと♪(坂本冬美)』そんな今日この頃です。
- うどんのセルフサービスといえば。
- 通常のセルフサービスと香川のうどんのセルフとの違い。
- ところが、この『ちゃっちゃ』を採用しているお店って案外少ない。
- なぜ『ちゃっちゃ』が少ないのか?
- で、結論は?
- 参考までに『ちゃっちゃ』の値段。
- 編集後記
うどんのセルフサービスといえば。
香川のうどんってセルフサービスのイメージが強いと思います。自分でサイドメニューのおにぎりや揚げ物を選んだり、自分でねぎやゴマをかけたり、食べ終わったら自分で食器を洗い場に持って行ったりとか。
けど、セルフといえばみなさんが一番に思い浮かべるのはこのシーンだと思います。これをセルフで自分がやってるってシーンですね。
(この方は本職ですので、目にも止まらぬ速さです。スマホのピント以前の問題です。)
どんぶりに入れてもらったうどんを自分であたためて、自分でちゃっちゃとお湯を切って、自分で出汁をかける。(以降『ちゃっちゃ』といいます)
この軽快な動き、これぞセルフの醍醐味、セルフ=『ちゃっちゃ』と言っても過言ではないでしょう。
通常のセルフサービスと香川のうどんのセルフとの違い。
通常のセルフサービスとはwikiによると
セルフサービスは、例えば小売店では、顧客が包装された商品のパッケージを直接触れ、これを選んで購入する。レストランなど飲食店では料理がすでに出来上がっており、これを客が選び取って自ら配膳する。
となっていますが、香川のうどんの場合はちょっと違います。
『ちゃっちゃ』は自分で製作過程の一部を担うシステムになっていて、自分が係わることによってうどんがより身近に感じられるます。セルフとはこうでなくちゃいけません。
これだと香川に来てセルフでうどんを食べたーって気になることでしょう。
ところが、この『ちゃっちゃ』を採用しているお店って案外少ない。
さて、香川のセルフのうどん屋ってどこの店も『ちゃっちゃ』でやってそうなもんなんですが、実は案外少ないんです。というか、最近グッと減ってきたように感じます。
過去に自分が紹介した店舗も7割以上くらいの確率で『ちゃっちゃ』がありません。あたため・湯切り・出汁まで店の者がやってくれたうどんがポンと出てくるのです。
さすがにサイドメニューやねぎ・ゴマ・七味などは自分でやりますが、なんか拍子抜けしますよね。
なんのために香川くんだりまで来て『ちゃっちゃ』が出来ないのー?あれやりたかったのにー。ってなっちゃいますね。
なぜ『ちゃっちゃ』が少ないのか?
これは公式発表されたわけではなく自分の推測なんですが、今のうどんのメニューに大きく係わっていると考えています。
これはある店舗のメニューですが、最近やたらとうどんの種類が多い、増えてるんですよね。若い人や女性にも食べてもらおうということでしょう。うどん屋なのにラーメンや蕎麦を置いているところもあります。
例えば一部ですが、かけ・ざる・釜揚げ・釜玉・肉・カレー・ぶっかけ・温玉ぶっかけ・温玉肉ぶっかけ、それに明太子のせだの色々あってややこしいくらい。
それで、この『ちゃっちゃ』をやるのは実はかけうどん系だけなのです。まあ考えても見てください、明太子なんかのっけて『ちゃっちゃ』ってやっちゃうと相当ヤバくないですか?
かけうどん系以外はこのシステムを利用したくてもできないし、他のうどんは自分で製作過程の一部を担えるほど世の中甘くはないのです。
(大)昔はセルフっていえばどこに行っても『ちゃっちゃ』でした。逆にめんどくせーなーと思っていました。自分で作らせといて金とるんか?みたいな。
というのも(大)昔は、かけ・ざる・釜揚げくらいしかなかったんです。他にメニューがあってもかけを食べる人が圧倒的に多かった。
最低でも3人か2人に1人は『ちゃっちゃ』を利用してたわけです。それが今では10人に1人とは言いませんが、かけの注文が減っているのでしょう。メニューが多すぎて。それで必然的に『ちゃっちゃ』自体が減ったのでしょう。
で、結論は?
なぜ『ちゃっちゃ』が少ないのか?→→メニューが増え過ぎたから。
参考までに『ちゃっちゃ』の値段。
まずこれですよね。てぼと言うらしい。これがあったらお家でもそこそこ雰囲気出ますよね。Amazonで3,000円です。
そして本体。『ちゃっちゃ』するやつと出汁を保温するやつ最低2セットは必要です。
あたため用が782,000円、出汁保温用が448,000円(てぼは当然別売り)。店舗ならこれくらいは必要ですね。
http://tuhan.to/pan/20198/20198-491.htm
あたため用・出汁保温用・てぼ2個で1,236,000円です。結構高いですね。
メニューが増えた上にこの値段ではなかなかペイできないのかも分かりませんね。
編集後記
香川に来て『ちゃっちゃっ』やりたい方は下調べしておいた方がいいかもしれませんよ。