この国では取材をしないジャーナリストは少なくありません。国際的なレベルでの取材方法の実行者となると数えるほどしかいません。池上さんひとりに罪を着せるのは気の毒かもしれません。現に私が過去に出演した16本のレギュラー番組で「クレジット」「ソース」を誠実に示すメディアは皆無でした。
-
-
当然、本にするにあたって池上さんにインタビューを申し込んでいます。「ソース」「クレジット」のみならず「オプエド」「コレクション」についても率直に問うつもりでした。しかし、池上さんからの回答は「超多忙のため全く時間が取れない」という以前と変わらぬものでした。https://bookmeter.com/books/9014394
Show this thread -
そこで、池上さんとの出会いから、本人に申し入れをするまでの経緯までを書き起こし、序章として「池上彰はジャーナリストなのか?」という問いかけをすることにしたのです。見本刷りがあがった直後には出版社から池上さんにももちろん献本しています。https://twitter.com/OfficeUesugi/status/1039718699979005953 …
Show this thread -
2016年、久しぶりに池上さんと対面する機会が訪れました。伊勢志摩サミットです。NOBORDER社はネットメディアとして正式に、7名の取材班を現地に送り込み、連日『ニューズ・オプエド』特別版の生放送を行っていました。その際、テレビ東京の枠でリポートに来ている池上さんの姿をみつけたのです。
Show this thread -
「池上さん!」メディアセンターの通路でこちらに向かって歩いてくる池上さんに声を掛けました。久しぶりの対面です。聞くべきことはもちろん「クレジット」「ソース」のお願い。ところが、なぜか私の顔を見た途端、池上さんは踵を返して早足に去ろうするのです。
Show this thread -
私はスタッフのSと一緒に池上さんを追いかけました。手には少し前に憲政記念館で開いていただきいた「上杉隆君の名誉回復を祝う会」のパンフレットを握りしめていました。そこに記してある「ジャーナリズム五原則」を改めて池上さんに示し、お渡ししようと思ったのです。https://www.iwaukai.com/5
Show this thread -
「あなたはいろいろとあちこちで、私へのご批判と悪口をいただいているようで…」 ようやく立ち止まった池上さんは、開口一番、私にこう語りました。 「池上さん、批判や悪口ではないですよ。お願いだけです。ずっと同じことをお願いしているだけじゃありませんか」
Show this thread -
私がそう言い終わる前に、池上さんはその場を立ち去ろうとしました。 「ちょっと、池上さんお話をしませんか?」 「時間がない」 「では、いつ時間がありますか?」 「サミットの仕事で来ている」 「私もです」 歩きながら食い下がっていると、池上さんはテレビ東京のブースに入っていく。
Show this thread -
構わずに私も続いてブースに入った。 「ちょっと、関係ない人が入ってきているよ!」 池上さんはテレ東スタッフたちに突然の「不審者」の侵入を告げた。だが、逆に「おー、久しぶり、上杉さん」と言って、池上さんの告発は退けられた。なぜか。実はかつて私はテレ東の選挙特番のMCのひとりだったのだ。
Show this thread
End of conversation
New conversation -
Loading seems to be taking a while.
Twitter may be over capacity or experiencing a momentary hiccup. Try again or visit Twitter Status for more information.