FF5の歩数調整って?その5
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

FF5の歩数調整って?その5

2017-08-08 13:10
    前回の通り今回はダンジョンでの歩数調整についてメインに書いていきますが、そのまえにここまでに出てこなかった歩数調整をする上でとても重要なお話を1つ

    これまでの通り歩数テーブルは歩数をカウントする場所で1歩ごとに1進みます
    例外として海を移動する船とゲーム開始時のチョコボ以外の乗り物は移動を終えた後に降りる際に全て累計に1歩消費します

    この二つは前までに書きましたがここでもう1つ歩数の消費をする箇所があります、それがランダムではないエンカウントです、このランダムではないエンカウントは発生するたびに1歩分歩数を消費します
    ランダムではないエンカウントとは
    ・ボス戦闘全般
    ・宝箱を開けた際の戦闘全般
    ・ゲーム開始時のゴブリンとの3回の戦闘
    ・古代図書館の本や本棚を調べた際の戦闘
    ・上空でのロケット砲、火炎砲との戦闘
    ・ビッグブリッジでの戦闘
    ・地下大河の水を流れている間の戦闘
    ・船上でのガブルデガックとの戦闘
    ・ピラミッドでのシンボルエンカウント(アスピス、マシンヘッド、マミー)
    などがこれにあたります、抜けがあると思います随時追記していきます
    これら戦闘は全てそのエンカウント内容が何であるかを判断するために歩数テーブルを1つ消費して判定するために1歩分消費するというわけです

    あくまでこれらはランダムではないエンカウントのみの場合です、ランダムエンカではエンカした歩数にさらに1消費するということは無いので注意しましょう
    これは通常のランダムエンカウントはエンカウントテーブルでその内容も決定されているためランダムエンカウントではエンカするかどうかの判定のみに歩数が消費されその内容は別のテーブルで判定されているためです、これについてはまた別の機会にしましょう
    変に説明を書いたせいで誤解を生みそうですが、ようするにランダムじゃないエンカは歩数を1つ消費とだけ覚えれば大丈夫です

    それではこれもふまえた上でダンジョンの歩数をいつものテーブルで考えていきましょう

    まずダンジョンでの特徴について
    一番重要なのはフィールドでの基礎テクニックであったメニュー開閉、地図開閉による危険度のリセットができないというものです
    そのため他の方法で危険度をリセットする必要があります、その他の方法とはフィールドでの他の方法と同じで
    ・戦闘を発生させる
    ・マップ(階層やフロア)を切り替える
    ・場面の切り替わるイベントを見る
    などが挙げられます、もちろんこれらは好きなタイミングでできるものではないため、
    ダンジョンではフィールドほど簡単にエンカを消すことができなくなります、そのためダンジョンでの歩数調整はエンカ回数を0にするというよりは極力減らすように考えます
    基本的には上記3つのリセット方法のうちマップの切り替えが基本となります、イベントが発生するのはかなり限られますし、1番目の方法にはエンカしてしまっているので当然ですね

    ただし一番目のエンカでの危険度リセットに関しても使える箇所があります
    セイレーンやイフリート、マギサ、ビブロス、アルケオエイビス、サンドウォーム、ギルガメッシュ1戦闘目、ティラザウルス、ツインタニアなどではそのマップは歩数をカウントするマップのためボス戦闘まで危険度が上昇し戦闘後もそのマップを歩くことになります、こういった場合は必須戦闘によって危険度を0にすることができるため一考の余地があります
    同様に3つめのイベントの場所も考えてみましょう
    最初の海賊のアジトへの洞窟のあの船はどうやって動いているんだのイベント、飛竜の谷美知ができるスイッチを押したとき、バリアの塔ゼザとのひそひ草でのイベント、エクスデス城2回目の正体を暴くイベント
    このくらいですね、思ったより少ないですね…
    こちらもボス戦闘同様の調整に利用の価値があります

    わかりづらいので例を挙げてみましょう
    いつもの初期テーブルの開始地点から始まるとして
    ある1マップに最短で38歩かかり、30歩目でボスとの戦闘がありその後8歩で次のフロアに移動するマップとし、また普通のダンジョンである8n+1の時に危険度が上がらない場所であるとします
    前回とは色数が増えてしまうのでちょっと変えて普通の黄色が危険度の上昇する歩き、濃い黄色が危険度の上昇しない歩き、紫が上記で挙げたランダムでは無い戦闘での歩数の消費、赤がランダムエンカウント発生とします
    そのまま真っすぐ進んだ場合

    こんな感じになります
    30歩まで進みそこまではエンカウントは発生してませんね、ここまでに危険度は26
    31番目の箇所がボス戦闘によって消費されます、この際に戦闘が発生したため危険度は再び0に
    その後さらに8歩歩きますこの時、歩数テーブルが4の地点(37番地)に行った際に6歩目で危険度が5になり危険度>テーブル値となっているためにエンカウントが発生していますね

    ではボスとの戦闘前に2歩追加で歩いてみるとどうなるでしょうか
    青は最短距離に追加で歩いた危険度の上昇する歩き、濃い青は最短距離に追加で歩いた危険度の上昇しない歩きとします
    ボスまでに追加で2歩歩いた場合

    どうでしょうか
    32歩(危険度28でここまではエンカウントは発生しない)でボスとの戦闘に入り危険度がリセット
    さらに8歩歩きます、この時先ほどエンカウントした4の地点で今回は危険度が3になっているためここでのエンカウントが発生しなくなります、当然最終的に出る歩数は追加した2歩分増えます
    このように強制で入る戦闘やイベントを利用することでエンカを減らすということもできる場合もあります
    ただし今回の場合で、もし間違えて4歩追加してしまうと
    ボスまでに追加で4歩歩いた場合

    この通り今度は逆に歩数テーブルが22の地点で危険度が29のためにエンカウントが発生してしまいます、このように調整とは歩数を増やせばいいというものでもないわけですね
    また歩きミスをした場合はこうなってしまうという場所を覚えておくとリカバリーがしやすくなります

    さて既に気づいた人もいると思いますがここでもう1つ
    歩数調整には大きな特徴があります、それが基本的に偶数歩しか歩数調整はできないということです、これは考えてみれば当たり前な話で歩数を増やすために1歩右へ歩けば、元の場所に戻るためにはもう1歩歩く必要があります、そのためこのゲームでは基本的に2の倍数での調整を考えていきます
    これはミスした場合も同様です、基本的に1歩ミスしたということは戻る歩数も含めて2歩増えたということになります、覚えておきましょう
    ただしでは奇数は存在せず無視していいのかというとそういうわけにも行きません、これに関してはまた次の機会にしておきましょう

    それでは戻って、ダンジョンでのマップ切り替えによる歩数調整を考えていきましょう
    基本は上記のボスの調整のマップを切り替える版と言ってしまえばそれまでですが復習の意味もこめてやっていきましょう
    ダンジョンの調整に置いて重要なのがフロアごとの最短歩数です、これはなんとか数えましょう
    今回はいつものテーブルからスタートし危険度の上昇が8n+1で危険度が上昇しないとし全てのフロアが最短20歩で5階まであるダンジョンを想定して歩数調整してみます
    これまでは移動距離を全て黄色としてきましたが今回からマップの切り替えが発生するため2色で考えていきます、黄色と緑で歩いた時に消費する歩数を表示しマップが切り替わるごとに色を切り替えます

    まずはそのまま進んだ場合

    そのまま進むとこのように2フロア目17歩で1エンカ、5フロア目7歩と17歩で2エンカが発生します
    3フロア目の歩数テーブル値が15の箇所はエンカウントするかの用にも見えますがぎりぎり危険度15でたどりつくので発生しません
    とりあえず1つ目のエンカを考えてみます、テーブル値4でエンカしているためここに行くまでに危険度が4以下である必要があります
    シンプルにここは1つ前のフロアで12歩増やしてみます、その時増えた歩数でエンカウントが発生しないかを考える必要があります、今回の場合はテーブル値22の箇所まで進まなければエンカしないので12歩増やすことができます、逆に言えば14歩増やしてしまうと前のフロアでエンカウントが発生してしまいます
    追加で歩いた歩数は上と同様に青色で表示しますその階層の色の後に追加するので黄色でも緑でも青色で表示しますがわかり辛い場合は別の色を使うと良いでしょう

    1フロア目で12歩追加で歩いた場合

    なんということでしょう12歩追加することで目的のテーブル値4のエンカを消した上で、3エンカ目であったテーブル値5のエンカも消えています
    偶然の産物ではありますが5階のダンジョンを1エンカで抜けられるならばこの歩数は十分に採用圏内であるように思います
    このように前の歩数を増やすことは当然後ろにも影響を与えます、そのため歩数は前から順番に考えていくのが定石となります
    すでにとてもわかりやすく優れた調整だとは思いますが、とはいえ今回は練習なのでも少し考えてみましょう

    次のエンカを考えます、ここで重要なことに気づきます、次のエンカ位置はテーブル値0の箇所になります
    これはフィールド上の時に出てきた回避不可能エンカです、じゃあこれがある限りこのダンジョンはこれ以上エンカは減らせないのかと思いきやそれはちがいます
    いつもの危険度>テーブル値になった場合にエンカウントは発生します、フィールドでは必ず1歩で1危険度が上がるためにテーブル値0の箇所では必ずエンカウントが発生していました
    ここで前回なんどか強調したダンジョンの危険度の特徴をもう一度確認します、8n+1であろうが4nであろうが全てのダンジョン(海上)では必ず1歩目は歩数はカウントされますが危険度が上昇しません(危険度について詳しくは前回を参照)
    これによりダンジョンでのフロア切り替えやエンカウント直後の1歩目がテーブル値0の場合、危険度(0)=テーブル値(0)となりエンカウントを回避することができるのです
    これがメニュー開閉では危険度のリセットができないダンジョンでのフィールドに勝る貴重な特徴といえます、またこのことからダンジョンではマップの切り替えやエンカウントした直後1歩でエンカウントすることは絶対にありえません
    ただし、今回の例の8n+1や船の墓場などの場合は1歩目のみが危険度0を維持できるため、テーブル値0を避けるにはこの1歩とテーブル値0を完璧に合わせる必要があります
    また上記の用にこのゲームは通常偶数での歩数調整しかできません、このテーブル値が0の位置が偶数の箇所に配置されてしまった場合1歩目にすることができないため避けることができません、そのため事前に奇数での調整ができる箇所で奇数位置になるように調整しておく必要があります、奇数での調整についてはまた次の機会にしましょう
    今回の例の場合はテーブル値0は奇数箇所のため気にしないでいきましょう

    というわけで早速次のエンカを避けるように考えます、次の位置はテーブル値0のためこれが1歩目にならなければいけません、シンプルに3フロア目を14歩追加で歩いてみます、もちろんその場合にエンカウントが発生しないかも考えます、今回もなんとか追加歩数でエンカウントは発生しなさそうです

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩いた場合

    これでテーブル値0のエンカは消せましたが、結果なんと合計2エンカになってしまってします、まさに歩数を増やせばいいというわけではないというそれです、このままでは断然前の方が良かったので、次のエンカウントを考えてみましょう、テーブル値5がエンカしてしまうのでこれが危険度5以下になるようにします
    当然ここで考えるのが前のフロアで追加で歩くことですが、今回はテーブル値0を回避するために既に14歩追加で歩いておりさらに1歩でもしようものならエンカウントが発生してしまいます、さらに次のマップは20歩あるからどうしようもない
    そんな時に使うダンジョン調整でのテクニックが前のフロアに戻るというものです、当然普通に歩くよりは時間がかかってしまいますが1エンカする時間に比べれば少ないものです
    それでは早速、危険度5以下にするために4フロア目に入って6歩した後3フロア目に戻ってすぐまた4フロア目に戻ってみましょう
    今回は追加歩数をした後前のマップに一度戻る場合の歩数をその歩数で消費する色の濃い色で表示します

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩き、4フロアで6歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った場合

    目的のエンカは消せましたが追加した分の歩数でエンカが増えて結局2エンカのままです
    こういうことはざらです、ある程度エンカするのを妥協する必要もありそのため最初の12歩だけの調整が優れているといえます
    文句をいっても仕方ないので次のエンカを考えます、テーブル値3でエンカしているのでここで危険度が3以下になるように考えます、前のマップで4歩追加で歩くことにしましょう

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩き、4フロアで6歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った後4歩追加で歩いた場合

    目的のエンカは消えましたがテーブル値1のエンカの前にあるテーブル値11でエンカが発生しています、とりあえずこれまでの2エンカから1エンカに減らすことはできました
    11だけを消しても1でのエンカが発生してしまうので今回はこの2つを両方狙ってみます
    テーブル値1の時に危険度1以下になるようにすることを考えると11の直前でマップを切り替えるのがベストでしょう
    さらに12歩追加で歩きます、ただし前のフロアは既に3を避けるための調整をしているためここはまた5フロア目にいって4フロア目に戻るタイプの調整をします

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩き、4フロアで6歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った後4歩追加で歩き、5フロアで12歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った場合

    これで目的のエンカは消せましたがまたも追加した歩数で新しいエンカウントが増えました
    テーブル値2でエンカしているのでここを危険度2以下にするようにします
    今回はさらに追加で歩くので5フロア目の追加歩数から戻った4フロア目で追加の歩数を考えます、14歩歩く必要がありますね

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩き、4フロアで6歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った後4歩追加で歩き、5フロアで12歩追加で歩いて一度前のフロアに戻り14追加で歩いた場合

    ここまでやってもまだ追加歩数でエンカが増えています
    次はテーブル値10なのでここを危険度10以下になるように調整します、めんどうですが4フロアに戻った後再び5フロア目で調整しもう一度4フロア目に戻ることにします
    さらに10歩追加で歩きます

    1フロアで12歩、3フロアで14歩追加で歩き、4フロアで6歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った後4歩追加で歩き、5フロアで12歩追加で歩いて一度前のフロアに戻り14追加で歩き、5フロアで10歩追加で歩いて一度前のフロアに戻った場合

    ここでついにエンカウントを0にすることができました
    全く歩数調整をしない場合に比べなんと72歩も追加で歩いています、これでは間違いなく1エンカ増えてでも最初の12歩だけ追加で歩く歩数のほうが明解で早く優れていると思います
    また最初の12歩だけ追加で歩く歩数の特徴はエンカしているのが回避のハードルが高いテーブル値0でのみのエンカというのもミスが起こりにくいために評価が高いです
    しかし同時に12歩のみの調整はその後を全て最短で抜ける必要があります、それはミスが許されないということにも繋がります、幸い今回の歩数ではその後2歩ずれた程度では1エンカも発生しませんが常に最短で歩くという調整もまた結構危険であったりします、そのためあえて定期的に追加で歩く場所をつくり、もし間違えて2歩歩いた場合に次の追加で歩く場所を2歩減らして歩くなどリカバリーしやすく組むのもまた1つの手段です
    あくまでプレイするのは人間であることを考えてミスが起こらないように、あるいはリカバリーがしやすいように調整をするのか、それでもめちゃくちゃにハードルの高い歩数調整をしてミスをしない前提で組むのかというところも歩数を組む上でそれぞれの考え方やチャートによって変わってきます
    また、今回は20歩という比較的多すぎないマップの連続にしたためこういう結果になりましたが
    実際に調整していくと50歩60歩と歩くマップなどほぼエンカウントを避けることができないようなマップも頻出します、そのようなマップでは当然エンカ回数をできる限り減らすように考えます

    今回の歩数調整はあくまでも1つの例にすぎません、もしかしたら全然違う方法で歩数調整を考えている人もいるかもしれませんが、あくまでどういう風にエンカウントが減ったり、出したいところで出したりしているのかというのがわかってもらえればなと思い書いております

    ダンジョンでの歩数調整についてはこんなところでしょうか今回はここまでです
    次回はエンカウント内容について簡単に説明しようと思います、いよいよ書くことも無くなってきましたね

    おさらい!
    ・ボスなどランダムではないエンカウントをした場合1歩消費される
    ・ダンジョンではメニュー開閉では危険度リセットができない
    ・歩数調整は基本的に2歩単位で考える
    ・ダンジョン特有の危険度リセットテクニック、前のフロアに戻る
    ・テーブル値0の箇所もダンジョンでは避けることが可能である









    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。