FF5の歩数調整って?その2
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FF5の歩数調整って?その2

2017-07-18 21:54
    今回は引き続き危険度と歩数テーブルのお話です
    前回はわかりやすいように歩数テーブルの一部を見せましたが、今回はまるまる1セット分載せてみましょう

    これが歩数テーブルの全貌です、16進数をそれぞれランダムに配置されたもので、0~255の256歩分になっています(色の濃い上一列と左一列は現在地が把握しやすいようにするための番号であり歩数テーブルとは関係ありません
    実はこのゲーム中の乱数全てがこのテーブルを元に決定されています、ただし歩数は歩数用に、エンカ内容はエンカ内容用に、モブキャラの移動は移動用に、戦闘内容は戦闘内容用になどそれぞれの用途のために別々のテーブルが用意されており、互いに干渉されるものではない(はずな)のでここではあくまで歩数テーブルについて考えます
    それではまず前回のおさらいとしてそのまま7の地点からフィールド上(1歩で危険度1上昇)で255歩歩いたらどこで何回エンカウントするでしょうか、考えてみましょう

    さてみなさん正解できましたでしょうか、255歩の間で実に13回ものエンカウントが発生します(前回は灰色にしていましたがわかりやすいように歩いている箇所を黄色として、エンカウントを赤として表記にしてみました)
    さて255歩にもなるとあることに気づくと思います、そうエンカウントが発生する箇所は歩数テーブルの数値が小さい箇所で発生します、数値が一桁の箇所はほとんどエンカウントしていることがわかると思います、危険度の仕組みからして当然ですね

    さてテーブルが256しかないならこの次の1歩はどうなるの?また7に戻るの?それとも全く別のところからはじまるの?となるかもしれません
    答えを言ってしまうと次の歩数テーブルに進むことになります、さっきこのテーブルが全てと言ったじゃないかと思うかもしれませんが、歩数テーブルにも複数用意されています、まずは実際に見てもらいましょう

    これが先ほどの歩数テーブルの次のテーブルになります
    歩数テーブル内の数値がさっきのと変わってる、こんなのどこから持ってくるんだと思った方がいるかもしれませんが、1つ1つ同じ位置にある数字を比べてみましょう
    テーブル1の7がテーブル2では24に、182が199に、240が1に、31が48に、85が102に
    さて気づいたでしょうか例外が1つあるので少しわかり辛いかもしれませんね
    実はこのテーブル2はテーブル1のそれぞれの数字に17を足したものになっています、何故17なんだというのは正直自身もわかりませんそういうものなのでしょう
    いや、だが240が1になってるぞ?と当然の疑問が生まれます、これが例外ですね、しかしこれは本来16進数の世界、そのため255を超える数値は存在しないようになっています、ではどうなっているのかというと17を足して256以上の数値は256が引かれるようになっています、よって240の場合は、240+17=257 257>256 257-256-1 よってテーブルの数値は1となります
    こうすることでテーブル1と同様にテーブル内の数値を0~255の幅で常にキープすることができます
    ここまではついてこれましたでしょうか…

    さらにここから256歩歩くとさらに次の歩数テーブルへと飛びます、その場合また17をテーブルの数値に追加します、、こうして次のテーブル次のテーブルへと渡っていきます
    この17追加される数値をシフト値と呼んでおり、自分は一番初期のテーブルをシフト値0のテーブル、その次のテーブルをシフト値1その次をシフト値2のテーブルと呼んでいます

    それじゃあ歩数テーブルっていくつあるの?といいますと歩数テーブル内の数値と同様で256個用意されています、このゲームには歩数テーブル256×テーブル内の数値256の65536歩分が用意されておりそれ以降はまた最初の位置に戻るようになっています
    まあRTAで歩くのはせいぜい6000歩〜7000歩程度なので10分の1程度しか使わないのですが

    今回はこのくらいにしておきましょうか、直接歩数調整についての話がまだ出てこなくて退屈ではあると思いますがこれも歩数を知る上で重要なのでなんとかこらえてください
    そして次からようやく歩数調整そのものについて触れていけそうです

    復習として上に挙げた2つ目のテーブルで24から出発してそのまま255歩歩いたらどこで何エンカウントするのか考えてみてはいかがでしょうか

    おさらい!
    ・歩数テーブルには256歩分の数値が内用されている
    ・エンカウントするのは基本的に数値が少ないところで発生する
    ・歩数テーブル自体も256個用意されている
    ・1つ歩数テーブルが進むとテーブル内の数値が17+される
    ・テーブル内の数値が256を越えるとその数値に-256される

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