- 禁酒が難しければ節酒を
- 節酒とは
- 禁酒が引き起こす悪影響
- 禁酒や節酒が引き起こす好影響
- 節酒成功のコツや方法
- 適量のお酒は死亡率を下げる
- 毎日5合飲めば2週間で脂肪肝に
- がんのリスクを高める
- 長く飲みたいなら節酒と休肝日を
禁酒が難しければ節酒を
毎日お酒をたくさん飲む人からすれば、いきなり飲酒量をゼロにすることは難しいです。また、禁酒によるストレスで身体を壊してしまっては元も子もありません。
いきなり、飲酒量をゼロにするのではなく、減らす節酒をおすすめします。
お酒を減らすだけでも様々なメリットがあります。
節酒には低アルコール飲料がオススメです。
ノンアルコールビールは普通のビールと全然違う味がしますが、ローアルコールビールはかなり本物に近い味です。
むしろ下手なビールより美味しいです。1本あたり73円(送料込み)となります。 店頭で見かけることはほぼありませんので、ネット通販のみとなりますが、この価格は最大の魅力となるでしょう。
節酒とは
適量の飲酒は百薬の長と言われます。
節酒とは、適量に飲酒量を控える飲み方のことです。
目安となる飲酒量は2合程度となります。
禁酒が引き起こす悪影響
1.ストレスがたまる
お酒をやめるとストレスがたまります。
お酒を飲まないと手がふるえます。
仕事中もコンビニでカップ酒を買って飲んでしまいます。
そんなあなたは立派なアル中です。
禁酒は無理でも節酒をするようにしましょう。
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禁酒や節酒が引き起こす好影響
1.肝臓の回復効果
脂肪肝や肝硬変のリスクが無くなります。
1カ月間、禁酒をすれば脂肪肝も回復します。
しかし、肝硬変まで進行すると回復せず、死に至ることもあります。
また、ビールやつまみに含まれるプリン体も人体に悪影響を及ぼします。
2.ダイエット効果
お酒自体にもカロリーが含まれていますが、お酒を飲むことよりもつまみや締めのラーメンなどのカロリーが問題です。
お酒を飲むと、脂肪やタンパク質、炭水化物を含んだつまみを一緒に食べたくなると思います。
この、つまみが無くなることがダイエット効果につながります。
3.むくみがなくなる
アルコールには、血管を膨張する作用があります。
それに加え、利尿作用で体内の水分が失われ、つまみの塩分によりむくみが生じます。
4.肌のつやが良くなる
アルコールを代謝する肝臓がダメージを受けると肌の新陳代謝が沈静化されます。
また、アルコールには水分を排出する作用がありますので、肌の水分を低下させる原因にもなります。
5.頭がすっきりする
アルコールを飲むと思考が鈍化します。
また、アルコールを代謝するときに多量のエネルギーを消費しますので、身体の中で一番カロリーを必要とする脳みそが活性化されます。
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6.節約になる
お酒は高価です。つまみも高価です。
その分節約になります。
また、身体を壊した際の医療費も節約できます
7.車の運転が出来る
お酒を飲まなければ車の運転が出来ます。
車が運転出来れば行動範囲が広がります。
夜の活動範囲が増えることはポジティブな影響です。
8.痛風が怖くなくなる
お酒を飲む人なら誰しも怖がる痛風の痛みから解放されます。
ビールやつまみに含まれるプリン体を減らせます。
節酒成功のコツや方法
1.ノンアルコールや低アルコール飲料で代替
アルコール自体の含有量を減らすことが出来れば、節酒につながります。
2.記録する
カレンダーアプリなどで自身の飲酒量や体調を記録しておくと、体調変化のメリットを感じやすくなります。
専用のアプリもあるようです。
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3.グラスを置く
グラスを手にずっと持っていると飲酒量が増えてしまいます。
一度口をつけたら必ずグラスを置くよう心がけましょう。
4.複数種類のお酒を飲まない
ビールの次に日本酒、ワイン、焼酎、と飲むお酒の種類を変えると飲酒量が増加してしまいます。
種類は少な目に、1~2種類のお酒に制限すると効果的です。
5.お酒に変わる楽しみを見つける
スポーツや読書など、お酒に変わる楽しみを探してみましょう。
暇をつぶすためにお酒を飲むことは飲酒量の増加につながります。
6.何か他のことをしながら飲む
食事や会話、読書や映画鑑賞など、他のことを楽しみながら飲酒をすると量を減らせます。
適量のお酒は死亡率を下げる
全くお酒を飲まない人よりも一定程度まで飲む人の方が死亡率は低く、その閾値を超えると、飲酒量の多さに比例して死亡率が急速に高まることが示されています。
金沢医科大学 教えて!ドクター 第10回 - 金沢医科大学病院 - Kanazawa Medical University Hospital -
毎日5合飲めば2週間で脂肪肝に
1日5合の日本酒を飲み続ければ2週間で脂肪肝になってしまいます。1日に日本酒3合分のお酒を5年以上飲んでいる人なら、ほぼ間違いなく脂肪肝だと言えるでしょう。
金沢医科大学 教えて!ドクター 第10回 - 金沢医科大学病院 - Kanazawa Medical University Hospital -
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がんのリスクを高める
アルコールのもう一つの大きなデメリットはがんになりやすいということです。常習飲酒者には肝臓がんはもとより、食道がん、胃がん、大腸がんなどになる人が多いことが分かっています。
金沢医科大学 教えて!ドクター 第10回 - 金沢医科大学病院 - Kanazawa Medical University Hospital -
長く飲みたいなら節酒と休肝日を
日本酒4合分のお酒を毎日飲む生活を20年間続けると、ほとんどの人が肝障害を起こします。1日に飲む量を3合に減らせば、肝障害が起きるまでの期間が6~7年延びますし、2合に減らせば20年延びます。お酒を長く飲み続けたいのであれば、節酒を心掛けることがカギになるわけです。
休肝日を設けることも大切です。1日3合飲む人が週1回の休肝日を設ければ、1日平均約2・6合に減る計算になります。それだけで肝障害が起きるまでの期間を約4年延ばすことができます。
金沢医科大学 教えて!ドクター 第10回 - 金沢医科大学病院 - Kanazawa Medical University Hospital -