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【首都スポ】

[ラグビー]ラ組女子にテレビ東京・水原アナがウグイス嬢講習

2018年10月16日 紙面から

講師の水原アナウンサー(前列中央)と20人の受講生。次の試合で美声を響かせるのは誰かな?=東京都港区の日本ラグビー協会で

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 ラ組女子アナがウグイス嬢育成に一肌脱いだ。9月25日に行われた関東ラグビー協会主催のアナウンス講習会。講師は、テレビ東京の水原恵理アナウンサー(42)だ。水原アナは世田谷レディースでプレーしていたラ組女子。ポジションはBKだった。03年W杯では現地から中継した。この日は学生に「間違えたら訂正すればいい、自信をもって話そう」「日ごろから美しい日本語を使おう」など、アナウンスの心構えを伝授。受講者に原稿を読んでもらい、「口をもっと開けよう」「大げさなくらいゆっくり読もう」など具体的にアドバイスした。

 この講習会は、昨年も実施。水原アナは自身も秩父宮ラグビー場で観戦すると「上手になったな」と感じるといい「競技場でアナウンスできるのは大学ラグビー部女マネの特権。これを機会に女性スポーツアナを目指す子が増えてくれたらうれしい」と笑う。この日の受講者ら各大学の女子スタッフが場内放送を担当するのは、大学の試合を中心に首都圏各地で行われる試合。ラグビー観戦時は、ぜひ放送席にもご注目を!

 ◆受講者ひとこと(()の数字は学年)

 O直江彩佳(明大(3))「去年も受講して、1年間経験を積んで、改善したいと思ったことを聞けた。自分自身の意識も高まるのでうれしい」

 O上田楓(帝京大(4))「観客のみなさんがもっとラグビーを楽しめるよう、分かりやすく伝えることの大切さを改めて感じた。教わったことを後輩にも伝えたい」

 O工藤菜々(東海大(1))「アナウンスはしたことがないので、教えていただいて、自分の足りないところが分かって良かった。ラグビーのことももっと勉強しないと」

まずは発声練習。腹式呼吸で、深く息を吸って……参加者の間を歩き回りながら指導する水原アナ(左)

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