2018-10-16

女性の言う「普通の男でいいのに」の「普通の男」の婚活

3年前に婚活を始めて、結局社内恋愛結婚するに至った。

婚活開始時の自分スペック

・29歳

年収550万

関東出身(次男)、都内一人暮らし

・そこそこの私大

身長雰囲気ごまかしたちょいブサ

子供がほしい

ちなみに相手への希望はこれ↓

・年齢は±5歳くらい

趣味がある

子供希望している

・できれば一人暮らし経験あり

年収350万以上、正社員で働き続ける意志がある

(現在年収が350万に満たなくても、将来的にそのくらいになる見込みがあればOK)

上3~4つに当てはまる人はたくさんいたけど、350万正社員は思ったより厳しい条件だったみたいだ。

自分で言うのもなんだか、自分女性の言う「普通の人でいいのに」に当てはまっていたようで、婚活市場ではそれなりの需要があった。

自分を気に入ってくれた人の中にはすごい可愛い子もいて、結婚前提でなければぜひお付き合いしたかった。彼女派遣社員だった。正社員になる気はなく、結婚後は仕事を辞めたいらしかったので、涙をのんお断り

他の女性も、「結婚したらパートになって〜」とかすごく自然正社員ルートから外れることを考えていた。もちろん、そういう女性専業主婦志望の女性がいるのはわかる。けどそういう人は、もっと高収入の男を狙いにいくものではないか?少なくとも年収600程度の男を選んでる場合ではない。

夫婦2人ならまだしも、自分は「子供がほしい」とプロフィールに明記している。「子供が好きで、2人は産みたいんです」「年に一度、家族旅行に行けたら」それらをオレだけの給料で??甲斐性がないのも悪いけど、金回りの計算どうなってんだ?

結局この人だ!という出会いはなく、1年半ほどで婚活は休止した。その間に転職した。年収は上がった。同業界だが規模大きめで、女性比率も高かった(男女比6:4くらい)。

以前の会社は男女比8:2くらいで、ほとんどの女性は男の仕事の補佐業務だった。新しい会社は男女が(まぁ、少なくとも目につくところは)平等で、給料も男女で変わらない。

結婚している女性も多いし、育休・産休制度がしっかりしていて、ほとんどの女性産後復帰してくる。婚活あきらめかけてたけど、「あぁ、こういう会社女性結婚できたらいいなぁ」と思った。

それで、社内の同い年の女性とこの度結婚することになった。彼女は社内の多くの女性と同じく「産後時短勤務にすると思うけど、仕事はやめない。むしろキャリア重ねていきたい」って考え。

婚活で学んだこと

マッチングアプリパーティは、違うコミュニティの人と出会えて面白い

 →反面、数字にでない価値観がずれたマッチングが成立する可能性も高い

・初対面の印象に引きずられる

 →そうだろうな、と思ってたけどその通り。見た目は重視しないと決めてたし「中身を見ろ」と自分に言い聞かせても、容姿に印象がひっぱられるのは否定できなかった。

余暇を使って数回のデートをするまでは中身なんてもの判断できない。相手日常理解するまでに時間がかかり、結果自分と合わなかった時のコストがでかいと感じてしまった。

・値踏みされてる感がすごい

 →これはお互い様なんだが、相手写真やらスペックを見て選んでいるので、たまに「パートナーじゃなく就職先として見られてるな」と感じた。まぁこれは利点もあるのでしょうがない。

あといいなと思っても、お互い並行で他の人とも会っているので気持ちが盛り上がらないし、魅力的な人ほど「どうせ…」と思ってしま自分もいた。

・「普通男性は、一人で家族を養えるもの」と考えている女性はまだまだ多い

 →上にも書いたが自分場合身長・年齢・年収などが女性の考える「普通の男」に当てはまっていたので相手にはあまり困らなかった。

普通」を求めて安心したいのはよくわかる。でももう「普通男性」が都会で「普通の」余裕をもって妻と子供を養える時代じゃないのがいまいちわかってなさそうだった。

女性自分年収1.5倍〜を求める傾向があるらしい

 →なので当時の自分年収では、年収400万以上の女性とはそもそもマッチングしにくかった可能性がある。ちなみにこの傾向は、年収が低いほど顕著なのだとか。(そりゃそうだろうな)

※一応年収クリアする正社員希望女性にも数人会えた。けどレアだった。それ以外の点で断ったり、普通に断られたりした。

婚活アプリパーティーもメリットは大きいんだけど、自分にはもっとシンプルな「条件に合う異性の多い環境に身を置く」が合っていた。出会い目的転職したわけではないが、一緒に働いて、同僚として雑談をしたりできるのは大きいと思った。ある程度価値観もわかるし、最初から近い人が揃いやすい。もちろん社内だから慎重にことを運ぶ必要はあるが、そのぶん誠実な付き合いになりやすい。

読み返すとカネカネうるさくて俺こそ金目当てみたいだな。まぁそうかもしれんけど。

定年まで共働きならとりあえず安心かなとは思うものの、勿論彼女がこの先働けなくなったとしても支える覚悟は出来てるよ。俺が働けなくなるリスクもあるけど、どちらかがそうなっても露頭に迷わない安心感はやっぱり強い。子供を考えるならなおさら

最後にひとことのろけていい?

彼女ガッキー似。イエイ

あとめっちゃ優しい!イエイ

料理は俺のほうがうまい彼女の心はカレーで落としました!イエイ

  • anond:20181016092826

    女は「普通の男(の条件を揃えている男)が少ない!」と言うけど、男的な「普通の女(普通に労働力が期待できる)」も少ないよな 婚活おつかれ おめでとう

  • anond:20181016092826

    結婚おめでとう! 素敵な人に出会えてよかったね パートナーさんが今よりもっとバリバリ稼ぐようになっても「可愛げがない」とか考えないことを祈ります

  • anond:20181016092826

    流石に自分の1.5倍の年収求めて婚活しねーだろwwwww・・・・・・しねぇよな・・・・・?

  • anond:20181016092826

    普通の男に満たないので結婚できない いまのとこ別にしたくもないけどできないと思うと悔しい

  • anond:20181016092826

    お前も高望みって感じはする

  • anond:20181016092826

    言ってることすげーわかるけど女も働き続ける時代になったの最近だから、男並みに働くマインドセットの女が少ないのもしゃーないといえばしゃーない

  • anond:20181016092826

    働いてない女が年収500万の男と釣り合うと思ってるっての、本当にあるから怖い。本当にあった怖い話よ

  • anond:20181016092826

    婚活ってそういうのアピール出来ないのかなぁ 料理うまいので結婚後に料理担当できます家事分担に積極的です共働き希望男とか、それなら高収入の女性も興味持つかもなのに。

    • anond:20181016105926

      作った料理とかスイーツの写真でもスマホに入れておいて アピールで見せればいいじゃん。 「料理作りに行くよー」でもててる居酒屋バイト野郎を知っているぞ。 部屋に入れてもらう...

      • anond:20181016110615

        料理の腕がどうであろうが、ペットを買っていようが、部屋に入れてもいい(相手の部屋についていっていい)レベルである時点で勝負は決まっているのですよ

        • anond:20181016111107

          無印の服レベルの清潔感があれば、女性は食にも貪欲だから余裕だよ。 その友達は見た目は林家こぶ平か、三瓶レベル。

          • anond:20181016111302

            男の増田には三瓶に見えてるだけで、女性から見たら魅力的なのではないかな 単に美味いものならいくらでも安く簡単に手に入る時代に、異性を呼ぶならそれなりに好意を持ってると思...

            • anond:20181016112046

              「OO(ダイニングorレストラン)でホール任されてます!」だけで女子からすれば魅力的やで。

      • anond:20181016110615

        選ばれて会う以前にそういうのをアピールとか。

        • anond:20181016111319

          プロフィール写真にキッチンとかエプロンとかケーキを写りこませて置くのは全然ありだよ。

          • anond:20181016111918

            産後も正社員でバリバリ働きますよ!って女はどういうプロフィール写真にすれば……

  • anond:20181016092826

    金に関する授業は義務教育に組み込んだ方がいいと思う。結婚で金の話をしすぎると汚いイメージがあるが、そこ1番話し合わなくてどうする?と思う個人的には

  • anond:20181016092826

    女性の社会参加の帰結として、強者男が強者女とくっついて世代を追うごとに格差が拡大定着してるってそれ10年前から北欧で言われてるから

  • anond:20181016092826

    >パートナーじゃなく就職先として見られてるな あるあるあるあるあるあるある

記事への反応(ブックマークコメント)

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん