これなら仕事中につけていても怒られない?
前後左右上下のどの方向から見てもBluetoothイヤホン。ですがこの「MM2000」にBluetoothチップは入っていません。搭載されているのはノイズキャンセリングの回路だけ。潔さが極まっているデジタル耳せんなんです。
価格は8,500円(税別)で、ローエンドなノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンよりは高め。ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンも純粋なノイズカッターとして使うことができるので、それらよりは高い効果を持っていることが大事ですよね。
性能をみてみると、マスキングしてくれるのは電車の走行音、飛行機のエンジン音、エアコンの空調音、パソコンの動作音、工場機械の駆動音など。具体的には300Hz以下のノイズを95%までカットできます。95%というカタログスペックが本当であれば大したものですよ。
そして人の声だけは聞き取れるのがポイント。ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンは、外来音を全部キャンセルしやすいから、ここは「MM2000」ならではのメリットといえましょう。
1回の充電での連続稼働時間は約50時間とロンゲスト。1週間のデスクワーク時間をまるごとカバーできそう。IPX2の防滴性、IP5Xの防塵性を持っているので、粉塵が舞いやすい工場内でも使えます。
旧モデル(MM1000)は聴覚過敏の方から絶賛されました。より効果が高くなり、シンプルな形状となったMM2000も注目されるでしょうね。あと、どこでもお昼寝したい方も注目していいかも。
Source: キングジム