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「Palm」が大型スマホのコンパニオン端末として復活

» 2018年10月16日 07時21分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 かつて一世を風靡したPDA(Personal Digital Assistant)ブランド「Palm」を冠した新デバイスが発表された。新Palmはオリジナルとは異なり、Android OSを搭載し、iOSおよびAndroid搭載のスマートフォンと電話番号を共有する、大型スマートフォンの“コンパニオン”端末だ。

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 米Verizonの独占で、Verizonの電話番号を持っているユーザー向けに11月に349.99ドル(約4万円)で発売する。

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 手掛けたのは、米GoogleやSamsung Design Americaの幹部経験を持つデニス・ミロセスキ氏と、Frog DesignやSamsung Design Americaの幹部経験を持つハワード・ヌーク氏。2人は2016年に米カリフォルニア州サンフランシスコで企業を立ち上げ、2017年にPalmの商標を中国TCLから買い取った。

 palm 3 共同創業者のデニス・ミロセスキ氏(右)とハワード・ヌーク氏

 巨大化するスマートフォンを持ち歩かずにすむというコンセプト。スマートウォッチとの違いは、Android OSを搭載しているのでAndroidアプリが使えること、カメラを搭載すること、キーボード(グラフィティはない)入力が可能なことなどだ。

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 主なスペックは、プロセッサはQualomm Snapdragon 435、メモリは3GB、ストレージは32GB、ディスプレイは3.3インチ(445ppiの液晶)、カメラは背面1200万画素と前面800万画素、バッテリーは800mAh、IP68防水。サイズは50.6×96.6×7.4ミリ、重さは62.5グラム。色はチタニウムとゴールドの2色。

 顔認識によるロック解除機能や「Googleアシスタント」起動ボタンなどを備える。また、はやりの“デジタルウェルビーイング”(スマホ中毒対策)機能として、プッシュ通知を減らす「Life Mode」もある。

 ストラップホールはないが、ストラップ付きのケースや、女性に人気のファッションブランドKate Spadeデザインのリストレット、自転車に取り付けるためのクリップなどのアクセサリーを別売する。

 palm 5 アクセサリ

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