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富山新聞

あぶりもちを買い求める参拝者=15日午前10時10分、金沢市野町2丁目の神明宮

あぶりもちに息災願う

2018/10/15 14:32

 藩政期から300年以上続く「あぶりもち神事」が15日、金沢市野町2丁目の神明宮で3日間の日程で始まった。境内に香ばしい匂いが漂う中、参拝者が無病息災を願って餅を買い求めた。

 

 玄関などに飾って災難から家を守る餅「家守(いえまもり)」と、甘辛いみそだれで味付けし、食べると厄よけになる餅が用意された。境内では買った餅をその場でほおぼる参拝者もみられた。

 

 拝殿では、神前であぶりもちを作る工程を披露する奉納式が行われた。

 

 15日の石川県内は気圧の谷の影響で曇りとなった。正午までの最高気温は金沢21・8度、輪島20・9度でいずれも平年並みとなった。