この季節、大人もそうですが、子どもも体調を崩しやすくなり、保育園でも風邪気味や体調不良で欠席者が目立つようになります。乳児期~幼児期には、夜中の急な発熱も多く、心配で一晩眠れずに過ごした経験があるというママも少なくないようです。
そんなママ達に、ぜひ知っておいて頂きたいのが、ヨーロッパの民間療法“キャベツ枕”です。
本日は、保育園栄養士のおおたけちほがキャベツ枕の効果と、なぜキャベツ枕は良いのか?についてご紹介します。
■キャベツ枕って何?
キャベツ枕とは、その名の通り頭を包むようにキャベツを枕代わりに敷くことです。
すると、キャベツの陰性(アルカリ性)が熱の陽性(酸化している血液)を中和し、熱がグングンと下がるのです。
発熱時には呼吸がゼーゼーと苦しいこともありますが、スッと楽になり、嘘みたいに穏やかに眠りにつくことが出来ます。
キャベツがしんなりしてくると効果が薄れてくるため、その度新しいものに取り替えると、熱の下がりはとても早くなります。事前の準備として、洗ったキャベツをザルに1枚1枚はがし、まとめて用意しておくのがオススメです。
しかもキャベツの凄いところは、熱を下げるだけでなく、「体内の毒素も吸い取ってくれる」ということ。
最初は10分間隔で交換していたキャベツも、熱が下がるにつれてその感覚は長くなっていきます。これは熱が下がり始め、毒素が体内からしっかりと出始めた証です。
しんなりとしたキャベツは、食べずに「熱と毒素を吸い取ってくれてありがとう」と心から感謝して、捨てましょう。食べると、毒素がまた体内に入ってしまうので、食べないように要注意です!
38度台もあった熱が、キャベツ枕の効果で翌朝には36度台まで下がっていたという声もある程ですから、一度試してみてください。