その収納、ホントに必要?
中古マンションを購入&フルリノベーションした我が家。夫婦ふたり暮らし、間取りは「2LDK」63平米のコンパクトな住まいです。
誰もが悩む収納問題
「広い方がベスト」と思われがちですが、大切なのは「使い勝手」と「ライフスタイルにマッチしているかどうか」です。
壁・壁・天井の3ヶ所収納
(1)造作したのはウォークインクローゼットのみ
寝室に併設したウォークインクローゼット。「収納」を目的に造作した場所は唯一ココだけです。
出典:音楽好きのふたりが暮らす、インダストリアルな空間 | Resumu magazine
(2)押入れを有効利用
もとは和室だった部屋。洋室にチェンジしたものの、押入れはそのまま残しています。コスト削減も理由のひとつでしたがWICを設けた分、むしろ「押入れ型収納」の方が便利かも!と。
来客用の布団や、WICには置けない大きめサイズの収納に、押入れはモッテコイです。
\ 中和室の活用法|押入れ残しでコスト削減!カーテンレールで開け閉め簡単クローゼット収納 /
(3)天井を使う吊り戸棚
リノベ前、別の部屋にあった吊り戸棚。捨てるのもったいないですもん!塗り替えて寝室へ。
\ 我が家のマンションインテリア「アクセントクロスなし。モノトーンでシンプルな寝室」編 /
↓リビングにあるCD・レコードは「見せる収納&インンテリア」。全てを「造作」にしてしまうと模様替えできません。なのでDJブースはDIYに!
増やさない・作らない・減らす
「収納」を徹底的に考えたのはキッチン!日々使う場所、見られる場所、インテリアを兼ねる空間、なので「収納力」だけでなく使い勝手や動線も大切です。
- パントリーを設けない
- 吊り戸棚もカップボードも設置しない
吊り戸棚の代わりに飾り棚を付けていますが、吊り戸棚の収納力には及びません。また、カップボードを置かない分、キッチンカウンターの内側を活かして家電やゴミ箱を収納しています。「腰より低い」のがポイント。「リビングから見えない」よう意識しています。
「あれば便利」を疑ってみよう
トイレ・洗面台・お風呂まわりが狭い我が家。「圧迫感を減らしたい&なるべくシンプルに使いたい」を理由に以下3点、収納スペースを減らしました。
- 洗面スペースの吊り戸棚を撤去
- トイレの吊り戸棚を撤去
- ユニットバスも棚1枚
見せる収納と隠す収納の違い
暮らし方は人それぞれですが、収納スペースを設けるにあたっての見極めポイントは下記3つ。
- 隠すのか、見せるのか
- どんな時にどう使うのか
- 動線に問題ないか
また、「隠す収納と見せる収納」では、同じ収納でも「質」が違います。機能面だけでなく、見た目の問題や、サイズ感に注意しなければいけないのが「見せる収納」。
この二つを使い分けつつ、上記3つのポイントを押さえれば、必要な広さが自ずと見えてくるハズです。の前に「持ち過ぎない」のも大切ですよね!
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