うちの同居人の愛読書は「オレンジページ」・・・。
どんな本かと言うと、いわゆる料理本だ。毎月2日と17日の月2回発行の雑誌だけどね。
同居人は、その「オレンジページ」を見ては、
これ、美味しそうだわ!^^
なんて言ってる。
雑誌に掲載されてるものを作ろうとはしない・・・。
見るだけ!(涙)
まぁ、本気を出せば料理ぐらい作れるハズだけど(そもそも、料理の出来ない女とは一緒にならない)、ここ最近はなかなか本気を出してくれない。
昨日もこんな調子だったぞ。
ね、ね、タッカルビを食べたいのだわ!^^
ま~た面倒くさい事を言い出した・・・。
あんなもんは家で食べるより外に食べに出た方が手間がかからない。
いつものように、とりあえず抵抗してみた。
面倒やんか・・・。
食べに行く方がエエだろ・・・
嫌だわ!
明日は「西郷どん」があるし・・・
外に出たら観れんやん!(怒)
・・・・・・
アンタ、明日は休みやろ^^
作って!^^
・・・・・・
自分も休みのくせに、そういう事には触れない・・・。
タッカルビを作るとなると、マサト式は前日から仕込むのがいつものパターン。
マサトの流儀!ww
競馬の予想もしたいのに、土曜日の夜から作業を開始だ。
って事で、今回はオジサンがチーズタッカルビを作ってみた、って話。
タッカルビって、2~3年前に流行ったな。
インスタやらSNSでけっこう見かけた記憶がある。
そもそもタッカルビってのは何かと言うと・・・
鶏肉、大きく切ったキャベツやタマネギ、さつまいも、エゴマの葉、ニンジンなどの野菜を使って、甘辛いコチュジャン(唐辛子みそ)を鶏肉に絡ませ、大きな平たい鉄板の上で炒める料理。
韓国では2012年ごろから徐々に人気が高まり始め、鶏肉が安いため低価格で食べられることから特に学生など若者に人気が高く、学生街に店が多い。~wiki~
ってものだ。
流行ってた頃は、けっこう作ったけど最近は作ってなかった。
今回は、チーズを入れて、チーズタッカルビを作るぞ。
タッカルビで使う肉といえば鶏肉。
今回はこちらを用意・・・。
同居人と二人なんでね、250gもあれば十分だ。
まずは鶏肉を一口大にカット。
人によっては皮を剥ぐ人も居るけど、そこらへんは好みだ。
マサト式は皮は付いたままカット。
まぁ、面倒って理由もあるけど・・・。
さっ、鶏肉を漬け込むタレを作るぞ。
タッカルビには欠かせないのが、これ・・・。
コチュジャン!
このコチュジャンはお気に入りなんだけど、「熟成したそら豆ともち米の甘辛いコク」って書いてある通り、なかなかのインパクトなのだ。
で、もう一つ忘れちゃいけないのが、これね。
一味唐がらし!
せっかくのタッカルビだ、これをドバドバ入れて辛みを付けるぞ。
お好みで分量を調節だけど、マサト家は同居人も辛いものは平気だから遠慮なく投入だ(袋のおよそ1/4ぐらい)。
タレの材料は・・・
- コチュジャン~大匙2
- 酒~大匙2
- 醤油~大匙2
- 砂糖~大匙1
- おろしニンニク~適量
- おろしショウガ~適量
- 一味唐がらし~ドバドバ
マサト式は料理酒の代わりにホントの酒を使う。
その方が味にパンチが出る。
さっ、これを一緒に混ぜ混ぜ・・・。
こんな感じに仕上がるはず。
辛そうな良い色!ww
ちょっと舐めてみて味の確認。
うん、ちょうど良い!^^
ここで、それぞれの分量を調整してお好みの味にしておくぞ。
後になって味の調整をするのは面倒だし、難しいから・・・。
ボールに一口大にカットした鶏肉を入れたら、タレを投入して手で揉みこむ。
万遍なくタレが行きわたるように、優しく揉み揉み。
あとはラップをかけて冷蔵庫へ・・・。
味がしみ込むまで一晩寝かせる。
レシピ本なんかだと、1~2時間って書いてるものも有るけど、ここでもマサト式を押し通すww
1時間より一晩寝かせる方が旨いに決まってる。
やっと前日の作業が終わった。
あとは翌日、野菜やらチーズと合わせて仕上げるだけ。
とりあえず、これから競馬の予想をするぞ・・・。
って事で、翌日。
競馬の秋華賞は・・・
外れた!(涙)
ホントはこのまま不貞寝したいところだけど、チーズタッカルビを作るって約束してるし準備開始。
使う材料は、鶏肉の他にはキャベツ、にんじん、玉ねぎ・・・。
エリンギなんかを入れる人も居るけど、マサト家は入れないぞ。
嫌いだから!
外に食べに行かずに自分で作る事の利点は、嫌いな物が入らない、って事。
外に食べに行って、嫌いな物が入ってると、急速に食欲が無くなるからな(泣)
で、キャベツはざく切り。
にんじんは短冊切り。
たまねぎは・・・テキトーにカットww
準備完了だ。
とりあえず二人分の目安として、キャベツ1/4、にんじん1本、玉ねぎ1個ってところか・・・。
さっ、作って行くぞ。
フライパンにごま油をひいて、野菜類から投入だ。
ここは、ごま油で風味を引きたてよう。
にんじん、きゃべつ、玉ねぎがしんなりしてくるまで強火で炒めるぞ。
しんなりしてきた所で、昨日から漬け込んでる鶏肉の出番だ。
フライパンの中へ投入。
ジュージューと良い音がするはず。
てか・・・
良い匂い!
もうね、この匂いだけで白飯が食えるww
鶏肉に充分に火が通ったとこで、いよいよ今回のハイライト・・・。
チーズの投入!
フライパンの中央にチーズを入れるだけの空間を作って、そこへパラパラと投下だ。
ここは遠慮せずに思いっきり投下でOK。
あとは蓋をして弱火で7~10分。
適度にチーズが溶ければ完成だ。
完成!
マサト食堂、渾身のチーズタッカルビ!
チーズの香りとコチュジャンの香りが混然一体となって、むちゃくちゃ食欲をそそる
小皿にとって実食だ。
むっちゃ旨~い!
あれだけ一味唐がらしを入れてるのに、辛くない。
いや、厳密には辛いんだけど、辛くない・・・。
不思議な味!
コチュジャンの風味ととろ~りチーズが超マッチしてる。
とろけるチーズがコチュジャンと一味唐がらしの辛さをマイルドにしてるんだな。
で、このチーズが鶏肉やらキャベツにからんで、超美味い。
いくらでも飯が食べられる!
で、同居人・・・。
うわぁ、これ、美味しいね~!^^
ビール飲みたくなるわ^^
・・・・・・
ビール、飲もっと!^^
・・・・・・
オレは酒を飲めないのに(涙)
酒を飲めないオレを気の毒に思ったのか、同居人、これを持ってきた・・・。
アンタ、これなら飲めるやろ!^^
・・・・・・
・・・・・・
ノンアルコールビール!(涙)
料理を作ったオレがノンアルコールで、ただ食べるだけの同居人はホンマもんのビール・・・。
なんか理不尽な気もするけど、酒を飲めない体質だから仕方ない。
ノンアルコールビールで乾杯だ。
これから寒い季節になるけど、タッカルビを食べれば体がポカポカだ。
今日も食べながら汗が出たぞ。
食べ終わった・・・。
お腹一杯だ。
もう動きたくない。
その時の会話・・・。
ぉぃ、後片付けはお前がしろよ・・・
嫌だわ!
ビールで酔ったのだわ!
・・・・・・
片付けてくれたら、エライ!^^
・・・・・・
後片付けもオレがやらされたぞ(涙)
逃げ出したい!(切実)
同居人の下書きチェック
同居人:チーズタッカルビ、美味しかったね~^^
・・・・・・
同居人:いくらでもビールが飲めるわ^^
・・・・・・
同居人:もう動けないのだわ^^
・・・・・・
オレの理想は太田裕美・・・。
うちの同居人とは似ても似つかんな(涙)