めちゃくちゃ久しぶりに書きます。もう少しTwitter以外のアウトプットも増やしたい今日この頃。
先日Rails Girls Tokyo 10thにコーチとして初めて参加してきました。とても有意義で楽しいイベントでした。
ぶっちゃけイベントの内容については全然触れなてないのでそういうのは期待しないでください(笑)
RailsGirls is 何?
Rails Girlsはより多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティです。
きっかけ
「そもそもどうやってこのイベントを知ったの?」という質問を何度かいただいたんですが、Rubyコミッタの柴田さんがTwitterでRaisGirlsTokyoの公式アカウントのツイートをリツイートしていたことで存在を知りました。
そういった訳でイベント自体は以前から知っていたんですが、当時はまだまだ未熟者(今も未熟者ですが)で人に教えられるほどの知識や技術はなかったと思います。また、コーチをやる理由も特になかった気がします。
参加した理由
イベント中に「どうしてコーチとして参加したんですか?」と参加者の一人に質問されることがありました。 なるほど確かに「初心者に教えることでコーチになんのメリットがあるんだろうか?」という疑問は最もです。
理由はコーチによって様々だと思いますが、自分が参加した理由としては「IT業界の労働環境の改善のため」です。
子育てが大変
私事ですが(ブログってそういうのを書くとこだと思いますが)、今年の2月に長男が産まれて今8ヶ月になったところです。
子どもが生まれてからというもの、会社のイベントは基本的に断って、残業も一日に0 〜30分程度で切り上げて、できる限り妻に負担が集中しないように育児を分担している日々が続いています。(それでも通勤時間の関係でいろんな家事育児の負担が妻に偏ってしまっています・・)
息子は世界一可愛いですし、育児は大好きなのでそれ自体は苦痛はないんですが、その分勉強会に参加することができなかったり、仲のよかった同僚の送別会を断ったりするのは中々心苦しいものがあります。
また、社会や行政の子育てに対する支援というのも充分ではないと感じることが多くなりました。
そんな状況になったので現在の「子育てしながら週5日で朝から夜まで働く」ということに強烈な違和感を感じるようになりました。「こんなことは人間のすることじゃない」くらいに思います。
しかも土日もぐうたらゴロゴロできるわけじゃないんです。子育てに休みはないんです。IT業界に限らず異常です、どうかしてます。「今までみんなやってきたんだ当たり前だ」とかいう人がいるかもしれませんがその感覚がどうかしてます。
そしてRailsGirlsTokyoのコーチに
そんな折にRails Grils Tokyo 10thのコーチの募集を見かけました。
ふと「女性エンジニアが増えることでIT業界の労働環境が改善されるのでは」という考えに思い到りました。
何故かって、IT業界は現在深刻な人手不足です。男女問わずエンジニアを欲しています。そのため採用活動にあたって(昨今の働き方改革の風潮もあってか)労働環境の良さをアピールしている企業も少なくありません。
IT業界に女性エンジニアが増えることで、「女性にとって働きやすい環境を整え、女性エンジニアの採用を促進させよう」という動きが出てくると想像できます。というかすでにある程度あると思います。
となると、週3〜4日労働やテレワーク、リモートワーク、ちゃんとした裁量労働制、子どもの看護休暇などの各種制度の導入に繋がるのではないかと思います。
「そういった状況を生む一助になれば自分もいつかその恩恵に与れるだろう」というのが今回コーチとして参加した理由というかまぁ下心です。
タイトルに下心と書いたから出会い求めてとかそういう話だと思っただろう!残念!割と真面目な理由でした!
終わりに
この社会は国や会社もそうですが、我々一人一人の活動によって作られています。ブラック企業も、悪しき慣習や偏見や差別も、「誰か」ではなく我々一人一人のせいで未だに残ってしまっているのだと思います。ですから我々一人一人の行動次第で緩やかにかもしれませんがきっと変えられると思います。
いつか未来の息子に、この社会を形成した者の一人として胸を張ることができるように、これからもRails Girlsやその他の活動に関わっていくつもりです。
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あ、フルリモートワークできる職場探してます。@t_tonchimでTwitterやってるので連絡ください。駆け出しエンジニアの支援もやってます。お気軽にどうぞー。