旅に持っていくUSB充電器と電源タップ&延長コードの軽量化
2017.09.21 (Thu) |
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今や旅の装備で必需品とも言えるデジタルガジェット(デジカメ、ビデオカメラ、スマートフォン、タブレット、モバイルバッテリー、ノートパソコン、携帯電話など)だが、これらはもしバッテリーの充電が切れたらまったく動作できなくなる。だからそれらを充電するための装備(充電器など)は、デジタルガジェットと対の必需品と言える。
上の写真は「私の旅の充電システム」で、一眼カメラのバッテリー、タブレット、モバイルバッテリーとそれを充電するための装備である。
ちなみに私が旅に持っていく主なデジタルガジェットは下記である。
デジカメ: メイン(OM-D E-M1)、サブ(OM-D E-M5 Mark2)
タブレット: メイン(iPad mini 2)、予備(ASUS Windows Tablet)
モバイルバッテリー: 1000mAh(Anker)
携帯電話: auガラケー(GRATINA)
なぜデジカメ(デジタルカメラ)とタブレットが2台なのかと言うと、過去に思わぬトラブルで使えなくなった時があったから。それにカメラは、2台あればレンズ交換を減らせる。
予備のWindowsタブレットは、少し前まではWindowsでの日常作業にどうしても必要だった。現在はプログラムの変更とパソコン自動化ツールで毎日自動で行っているので、予備タブレットは完全な非常時の予備となった。なので無駄に重いこのWindowsタブレットと持っているだけでほとんど使うことがないガラケーを廃止して、スマホに集約できないかを思案中。
私がスマホを捨ててガラケーに戻したのは、バッテリーの持ちが悪いのと、毎月の料金が無駄に高かったからである。しかし現在は、バッテリーの持ちもだいぶ改善されているし、格安SIMを使えばガラケーとほとんど変わらないくらいの料金で維持できるようになった。
スマホ、いつ買うの?
そろそろでしょうか?Phone 8、8 PlusそれともiPhone X(テンっ)!?格安SIMを入れるならやっぱりSIMフリーモデル!?やっぱり、のんby能年玲奈がCMをしているLINEモバイルか!?あぁー久々に購買意欲が上がっているけど先立つ物が・・・ないです・・・。
まあ、それはいいとして、今回は「旅に持っていくUSB充電器と電源タップ&延長コードの軽量化」がテーマ。
見ての通り、私の旅の充電システムは、すでにかなりの軽量化を実現している。ちなみに上の写真の状態での重量は約225g。
電源タップ&延長コードもmicroUSB-USBケーブルもカメラの充電器のケーブルさえも必要最小限まで短くして軽量化している。
ガジェット付属の純正品だけを使うとけっこうかさばる充電機器類は、コード類を短くするだけでだいぶコンパクトになると思う。
↓0.3m Lightningコネクタ付きmicroUSBケーブル
Logitec LHC-AMBLAD03WH ホワイト
LHC-AMBLAD03WH
↓本来はノートパソコンACアダプタ直結用だがカメラの充電器でも使える
ELECOM 電源プラグ 2pin-2pin 垂直 T-PCAD22V
T-PCAD22V
↓ハイパワーなMax3.4AのUSB AC充電器
カシムラ AC充電器 USB2ポート 3.4A AJ-402
AJ-402
また以前は延長コードのない電源タップを直でコンセントに挿していたが、何度も旅をしていると直挿しがしずらい位置にコンセントがあるホテルに遭遇することがあった(特に海外)ので、現在は延長コードタイプを使うようになった。これも普通に売られているものだと無駄にコードが長く、さらに重いので、旅用の軽量ショートタイプを使っている。
↓旅行に、また出張などにも最適な0.3m
エレコム 超小型モバイルタップ3個口0.3m/ホワイト T-M303WH
T-M303WH
といった感じですでに完成の域に達していた私の旅の充電システムだったが、つい最近、新しい機材(具体的にはビデオカメラ)を導入した関係で電源タップのコンセント差込口が一つ足りなくなった。
なので旅の充電システムを再構築することにした!
<必達目標>
1. コンセントの差込口を1つ分増やす
2. 180度可動式のスイングプラグにする
3. トータル重量をさらに軽くする
せっかくなのでこれまでのシステムの欠点だった差し込みプラグの形状を可動式スイングプラグにしたいと思う。ついでにさらなる軽量化も目指す。
まずは上の写真の2点を購入。
左のは「カシムラ AJ-530」という電源タップ付きAC充電器である。USBポート2つとコンセント差込口3つが一つにまとまっており、旅の装備としてとても合理的な商品だと思う。
これです↓
カシムラ AC充電器 AC3P USB2P 3.4A NAJ-530
NAJ-530
アマゾンではアマゾン限定品NAJ-530となっていたが、届いた商品はのパッケージはAJ-530で裏側にNAJ-530と書かれたシールが貼ってあった。つまり実際には限定品じゃない。まあ、いいけど。
右のは「ELECOM T-PCAD22H」という商品で、ノートパソコンとACアダプタを直結するための電源プラグ。すでに使っているL字型の水平のタイプ。
↓これです
ELECOM 電源プラグ 2pin-2pin 水平 T-PCAD22H
T-PCAD22H
しかしこんなただのプラグがなぜこんなに価格が高いんだエレコムー!と言いたくなるほどのボッタクリ価格だが、同じような物をいくら探しても他に見つからなかったので、つまり需要がなさ過ぎてエレコムの独占市場になっていると言うことなんだろうか?
見ての通りこのAJ-530は、USB充電器と電源タップが一つに合体したまさに旅の道具と言える商品だ。ただひとつだけ残念だったのは、差し込みのスイングプラグの動きがけっこう固いので収納した状態から引き出す時に指が痛くなるということかな。
なぜこのカシムラの製品を選んだのかと言えば、最大の理由はUSB2ポートの合計出力が3.4Aだったから。これまで使っていた同じカシムラのAC充電器AJ-402も最大3.4Aだったので、せっかくだから性能は落としたくはないしね。それに3.4Aの製品はわりと少なく選択肢も限られるんだよね。
ところでカシムラってネット通販ではあまりなじみがないメーカーなんだけど、カー用品店とかに置いてある車・バイク関連のアクセサリーとかはけっこうここの商品が多いんだよね。それに価格の割に高性能な商品が多いので、個人的にはけっこう信頼している。
まあKashimuraの英語のロゴが単車メーカーの「Kawasaki」に似てたり、カシムラのカタカナのロゴがマフラーメーカーの「ヨシムラ」に似ているから、なのか妙に親近感があるんだよなー。
重量: 88g 68g
重さたったの88g、これまでのAC充電器が68g、コンセント差込口3個ついていることを考えればこれはかなり軽いと思った!
これで結果として必達目標1の「コンセント差込口を一つ増やす」を達成。
水平タイプの電源プラグを買った理由は、AJ-530のコンセント差込口の配置の関係である。これまでの電源タップは上下に差し込み口があったが、今回は左上右にあるので、L字タイプ2つだとどうにもうまく収まらない。
ちなみに上の写真の右のやつが本来の純正のコードである。電源プラグを変更することで、質量をかなり減らせるのがわかると思う。
重量: 39g
重量: 17g 17g
純正のケーブルが39gで、短い電源プラグが17g、1個あたり、マイナス22gの軽量化になる。2個使うので合計でマイナス44gの軽量化!
さて、次に必達目標2の「180度可動式のスイングプラグにする」と3の「トータル重量をさらに軽くする」を達成するべくショートタイプの延長コードで長さが違う3種類を実際に買って比較することにした。というのもこれら商品には単品の重量の記載がどこにもなかったので。もちろんすべてスイングプラグの物なので、目標2はこれで達成となる。
今回チョイスした延長コードは、エレコム製0.1m、バッファロー製0.2m、サンワサプライ製0.3mの3種。
過去の経験を元にした個人的ルールではバッファローは「二度と死ぬまで買わないメーカー」なんだけど、0.2mの物はバッファローからしか発売していないため今回に限り特例で購入した。まあ、不具合だらけサポート最悪メーカーのバッファローでもさすがに電源延長コードのような単純な仕組みの商品の不具合はないと思いたい。
↓エレコム0.1m
ELECOM 電源ケーブル 延長コード 0.1m 3本パック ホワイト T-ADR1WHX3
T-ADR1WHX3
↓バッファロー0.2m
BUFFALO 電源延長ケーブル 2本セット ホワイト BSTAPEX02WHX2
BSTAPEX02WHX2
↓サンワサプライ0.3m
サンワサプライ 電源延長コード 0.3m TAP-EX21003
TAP-EX21003
ここからの作業は単純明快、どの延長コードが一番軽いか、である。できればこれまでと同じ0.3mの長さを確保したいところだが、今回はそれよりも目標の達成、すなわち軽量化を重視する。つまり結果によっては0.1mも有り得るということだ。
重量: 65g 51g
「ゲゲェーー!?」
なんと短いエレコム0.1mが65gで、それよりも長いバッファロー0.2mが51gというまさかの数値に!
重量: 79g 94g
サンワサプライ0.3mは79gで、これまでの電源タップ&延長コード0.3mは94gという結果に。
「なんてこった・・・」
よりによって私が最も嫌いなバッファローが最も軽いという結果になるとは。これはあくまでも憶測だが、エレコムとサンワサプライは品質を重視したためにその分、重くなり、バッファローはいつも通りの低品質な分、軽いのかと。※本当にあくまでも憶測です。
ただ旅でしか使わない延長コードに正直高い品質まではあまり求めていないんだよね。極論を言っちゃえば100円ショップの物でもいいくらい。ただなぜか100円ショップには短くて1個口のものが置いていない。
旅用の延長コードで最も重要なのはやはり軽さ、なんだよね。つまり今回の比較ではバッファローのやつが一番旅に向いているという結論となる。
※実際に使用した上での結論ではありません。あくまでも重さにおける結論ですので、あしからず。
上の写真は、各延長コード類の長さの比較である。サンワサプライ0.3mとバッファロー0.2mの実際の長さの差はやはり約10cmだったが、両端の頭の部分を含めた元の長さは0.2m以上の約31.5cmもあるので、それほど短くは感じない。
もしエレコム0.1mだったとしても旅の用途ならほとんど問題ないと思う。現実の用途は、とにかくコンセントから少しでも離せたらほとんどがOKだからだ。
さて延長コードはバッファロー0.2mに決めるとして、目標3の「 トータル重量をさらに軽くする」は達成できただろうか?
実際の差がわかる状態で計ってみよう。
重量: 162g 139g
これまでのシステムが162gに対して、新しいシステムが139gなので・・・
マイナス23gの軽量化を達成しました!
「やったー!」
軽量化の度合いはそれほどでもなかったけれど、結果として目標をすべてクリアできたので良しとしよう。
重量: 152g 167g
ちなみにエレコム0.1mだと152gなのでマイナス10g、サンワサプライ0.3mだと167gなのでプラス5gという結果になった。まあ0.2mで使いづらいなら、0.3mにしてもたった+5gなので、まあそれもありかな。
そんな訳で「私の旅の充電システム」は、コンセントの差込口を1つ分増やし、 180度可動式のスイングプラグに変更し、トータル重量をさらに軽くして、 まったく新しいシステムへ進化を遂げた。
トラベラー充電システム ホタ SPL Ver.2.0 完成!
TRAVELLER CHARGING SYSTEM HOTA SPL
コードネーム: 旅する充電器
たった23g、されど23g・・・
日々、あらゆる装備のグラム単位の軽量化を模索している私にとって、わずか23gでも、それら小さな積み重ねが、やがて大きな結果となる。
そう信じて、今は、ただ、ひたすら軽量化に励むしかない。
では、また
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カシムラ AC充電器 USB2ポート 3.4A ホワイト AJ-402
カシムラ AC充電器 AC3P USB2P 3.4A WH NAJ-530 NAJ-530
エレコム 超小型モバイルタップ/3個口/0.3m/ホワイト T-M303WH
ELECOM 電源ケーブル 延長コード 0.1m 3本パック ホワイト T-ADR1WHX3
BUFFALO 電源延長ケーブル 2本セット ホワイト BSTAPEX02WHX2
サンワサプライ 電源延長コード 0.3m TAP-EX21003
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