みんなおはエコ!もうすっかり大学4年生のゴミクルーン (@DustCroon)です。
ゴミクルーンといえば、入試落ち芸と落単芸という寒いツイートばかりしているイメージを持たれている方も多いと思います。こんな感じで。
さすがに大学4年ともなると、進路の話をよく聞かれると思うのですが、
何故か自分だけ進路ではなく「実際のところ卒業できそうなの?」と聞かれがちなので、今日は自分の大学での成績の話をします。
まずは、この3年間の成績の変遷をお伝えしましょう。
大学1年前期:取れたのは5単位(19単位中)、GPAは0.37
くるる〜〜〜ん!私は春から千葉大学法政経学部1年のゴミクルーン!
夢の期間(浪人)を経て、晴れて4月からは大学生!なんだか周りが若々しかったり、後輩が同級生だったり、よくわからないことがたくさんあるけど、私大丈夫かな…?
ダメでした。
冷静に考えて千葉が遠かったんですね。
必修の教養科目が全部1限だったせいで、毎日8:50に席についているためには、家を朝7時前に出る必要がありました。
1年間時間に縛られない生活(浪人)を送っていた僕にとって朝が一番つらい。
それに加えて、必修の第二外国語が抽選となって落ちるわ、法律科目は開講されてない*1とかなりモチベーションが削がれました。
あとは始めたバイトを1ヶ月でクビになったり、サークルで人間関係が詰んだり(主にいずれも自分のTwitterが原因でしたが)
諸般の事情で、ゴールデンウイーク明けには大学にほとんど行かなくなっていました。ゴールデンウイークが明けないまま気づいたら夏休みになっていたとさ。
そして、9月になって成績を受け取ったらGPA*2が1を割り、0.37に。ジェットストリームのボールペンより細いね。
さすがにこれではヤバいと考え、後期からはある作戦に出ていきます。
卒業まで残り119単位
大学1年後期:大学週2作戦
夏休みの間に学部の友人がそこそこでき、人間関係で悩むことはなくなりましたが、とにかく大学に行くのがダルい。
しかし、このままサボれば大学1年にして卒業に5年かかることが確定しかねません。
そんな時、あることに思いつきました。
「大学に行くのが辛いなら大学に行く日数を減らせばいいじゃない」
一見するとマリー・アントワネット並にすっとぼけた発言ですが、 前期は必修科目ばかりで時間割の自由度は低かったのに対し、後期は選択が自由になり、履修を工夫することで週に2回しか通わなくても20単位は取れることに気づきました。
結局、水木の1〜5限を全て埋めるというダイナミックな作戦に出ることにしました。北欧諸国もビックリの週休5日の生活です。
そして、必修の英語と第二外国語はこのために履修ができなくなりましたが、18単位(20単位中)を取得することに成功。
加えて1年次のゼミナールの単位も追加で出たので(課題を出し忘れていた)合計で20単位をゲット。まさにメガシンカです。
卒業まで残り101単位
大学2年:千葉に引っ越し&法律科目無双
ついに2年生になり*3専門の法学科目の履修がスタートします。
ちょうどこの時期に千葉にも引っ越しました。
加えて司法試験の勉強として法律を勉強していたので、あまり出席せずとも単位が取れることに味をしめて再び大学に行く頻度が落ちました。
1年生に混じって必修の情報処理や教養科目を受けて、1年生と仲良くなったりもしました。落単の醍醐味ですね。
肝心の必修の民法憲法で4単位落としたりましたが、1年間で37単位(40単位中)を取得。
このあたりで必修の英語と第二外国語をいずれも検定試験で取得する作戦に出ようとしますが、試験当日に寝ブッチしてしまい来年以降に取ることしました。
卒業まで残り64単位
大学3年:ついにフル単を経験&他大で単位ロンダリング
ここまでで、「もっと授業取ればリカバリーできるんじゃね?」と思った方もいると思います。
しかし、千葉大学法政経学部は規則上、1年間に40単位までしか履修できないのが原則となっています。
1年次のみ42単位の履修が認められていますが、卒業に必要な単位数は124単位なので、1年間に平均10単位落とし続けると、4年での卒業が困難になることになっています。
ここで、これまでの落単数を振り返ってみましょう。
1年次…16単位
2年次…4単位
ここまでの平均…10単位
なんということでしょう、このままでは進路どころか5年生が内定してしまいます。
しかも、無慈悲なことに法政経学部の法律科目は試験オンリー追試・再試なしの一発勝負ばかり。
なんとかして、保険を作りたいところですが、この履修上限が厄介です。
そんな時に、千葉圏域コンソーシアム制度の存在に気づきました。
この千葉圏域コンソーシアム制度とは、千葉大学周辺の私立大学において科目履修生として受講することで、千葉大学の単位に振り替えることができるというシステムです。
しかも、この振り替えた単位は40単位の履修上限の枠外で認定されるという特典付き。
理論上は無限に履修上限の枠外で履修することができるようになりました。*4
そこで、同じく卒業の危うい友人達と千葉大学の裏にある敬愛大学に出向することにしました。
授業では2次方程式を教えていたり、16方位を習ったり、そもそも日本語が危うい人が多数いたりと、大学というよりは小学校*5という感じでしたが無事に4単位を取得。
僕はこの制度を敬愛ロンダリングと呼んでいたのですが、この制度はその後に法政経学部中で話題になりました。
その結果、去年まで0人であった敬愛大学出向者が、この年の前期は14人、そして後期では100人以上の履修希望者が殺到。
事態を重く見た敬愛大学及び千葉大学法政経学部は、後期以降は抽選を実施することに。敬愛大学落ち千葉大生が大量に爆誕するというあり得ない事態になったらしいです。
更に法政経学部としては4単位までしか履修を認めないという条件も課されてしまい、敬愛ロンダリングブームは一瞬で過ぎ去ってしまいました。
ブームを生み出した者としては非常に残念ですが、自分はピッタリ4単位取れていたので良かったです。
結果として、民法で再び2単位落としましたが、この敬愛ロンダリングで4単位があったのと、前期で大学生活初のフル単によって、42単位を取得。
卒業まで残り22単位
大学4年前期:京都旅行のせいで4単位落とす
8月にTravelNowのキャンペーンで無料で京都に行ってきたのですが、試験の存在を忘れて受験できず4単位落としました。
本当であれば、4年前期のうちに残り全ての授業を取ることも可能でしたが、予備試験が5月にあったのと、私大ローの入試が近いこともあり
英語と第二外国語(合計6単位)は後期に回すことになりました。
卒業まで残り10単位
大学4年後期:英語と第二外国語が難しすぎる
さて、ついに大学生活もクライマックス。残るはわずか10単位です。
しかし、お気づきでしょうか。
ここまで、一度も語学を履修していないことを。
そして、10単位中6単位が語学であることを。
しかし、自分はまだ国立ロー入試が11月に残っています。あまり時間をかけることはできません。
千葉大学法政経学部では第二外国語は4単位履修することが卒業要件ですが、
①1つの言語を4単位全て履修
②1つの言語を2単位、その他2つの言語を1単位ずつ履修
③4つの言語を1単位ずつ履修
という3つの方法が考えられます。
当然、①の1つの言語を4単位全て履修あるいは②1つの言語を2単位、その他2つの言語を1単位ずつ履修を選ぶことが簡単なはずですが、
なんと、後期から①or②を選ぶことができないということに後期に入ってから気づきました。
つまり、強制的に③4つの言語を1単位ずつ履修を選ばざるを得ません。
先ほども書いた通り、語学にあまり時間はかけられないので、再び大学週2作戦を取ることにしました。
結果として
木曜日 イタリア語、フランス語、中国語を履修
金曜日 ドイツ語、英語を履修
という、超意識高いインターナショナル系スチューデントが爆誕しました。
しかも1単位の語学は第二外国語の卒業要件の単位数が少ない他学部にとって人気科目。
どの科目も初回授業が満席で、選抜を行う事態になってしまいました。
しかし、千葉大学で後期に第二外国語が開講されているのは上記4つの言語のみであり、木曜日と金曜日の授業だけを受講してしまった自分は、どれか一つでも選抜から漏れてしまうとほぼ卒業が絶望的になってしまいます。
もう四の五の言う暇はありません。
コメントシート、直談判、ありとあらゆる手段を使って「自分は早稲田大学法科大学院への進学が決まっているが(ドヤ顔)ここで選抜から漏れると卒業ができなくなり法科大学院修了ではなく人生が終了してしまう」旨を伝えました。
さて、今日は金曜日です。
2周目の授業が終わり、どの授業も選抜結果が発表されました。
その結果…
イタリア語、フランス語、中国語、ドイツ語全ての履修登録に成功しました!!!
まだ教科書を手に入れられてなかったり、大学の本屋で教科書が一向に入荷されなかったり、まだまだ懸案事項は多いですが
とりあえず欠席さえしなければなんとか卒業はできそうです。
2日間で5言語を学ぶのは非常に辛く、アルファベットの読み方が微妙に違かったりでキレそうですがなんとか半年間頑張ろうと思っています。
千葉大学で、心当たりのある講義を取っていて、それっぽい4年生を見かけたらぜひ話しかけてみてください。アメ玉くらいはあげます。
それでは…
Tschüss!!