そして、同僚とかに自慢している人もいるのだと思うと、頭が煮えかえりそうです。
「HUGO BOSS」は1923年にドイツのメッツィンゲンに設立されました。ドイツデザイナーであるヒューゴー・ボス自身の名前をそのまま使っています。
最近、自分でも少しづつ歴史について調べていて1番気になり、そしてデザインをやっていく中で知らなければならない事実だと思いました。ヒューゴーはナチ党員であり、突撃隊(SA)やヒトラーの護衛部隊(SS)、青少年組織ヒトラーユーゲントの制服をデザインしました。そして、戦後1953年にはこれらのヒューゴーがデザインした物が男性用の「スーツ」と呼ばれるようになりました。スーツには「権威・権力・勝利の証」と言った意味が込められている事はおそらく学生も現代の会社員も知らないでしょう。そんな事知らなくても仕事ができればそれでいい。知った事で会社のルールだから。そう言うに違いないですよね。そうやってどんどん全体主義的になってしまい、知ろうとする事自体が無駄であり、行動する事が異端者呼ばわりされる時代になるんだと考えています。
僕がひとつ後悔していることは大学の入学式にスーツを着て行ってしまった事です。そんな人間がどうこう言うなど説得力に欠けますよね。ただ、あえて言っておく必要があるし、隠そうとする自分も嫌になるので、ここで書いておこうと決めました。知ってからでは遅いんですよ。知らないフリをするのは止めましょう。
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