シーンとして誰もしゃべっていないエレベーターの中。
上司や先生に怒られている最中。
お葬式で誰もが悲しんでいる中。
何故か笑ってしまったなんて経験ありませんか?
もし経験があるなら、失笑恐怖症かもしれません。
今回はあまり聞きなれない病気「失笑恐怖症」についてです。
失笑恐怖症とは?
症状と原因
笑ってはいけない場面、お葬式やエレベーター、会議等そういう場面で自分の意識とは関係なく笑ってしまう病気です。
これは対人恐怖症の一つで、特にコミュニケーションが苦手な人に多いそうです。
笑ってはいけない場所は少なからず緊張感のある場面が多いですよね。
その緊張を緩和するために脳が反応して笑わせてしまうんだそうです。
リスクが大きい
大人であれば、大事な会議やお葬式で意識とは裏腹に笑ってしまったらどうでしょうか?
失笑恐怖症は認知されている事は中々ないので周りからの印象は確実に悪くなるでしょう。まじめに仕事をしていないとかふざけているとう印象を与えてしまいます。
子供も先生や親に怒られている時などに無意識だとしても笑ったりニヤニヤしていたらさらに怒らせてしまうのは目に見えていますよね。
笑ってはいけない場所・場面で笑ってしまうというのはかなりリスクが高く、自分の評価を下げてしまう原因になりかねませんよね。
自分は大丈夫か確認しよう
まずは自分が大丈夫なのかを振り返ってみましょう。
意識してみないと気づけない事も多いようです。
「そういえば誰も笑ってない場面で急に笑ってしまう事があるな」
「緊張する場面になると、笑っちゃうな」
という経験があるならば、失笑恐怖症の可能性があります。
子供の方がかかりやすい
経験値が少ない
子供はまだ経験が少ない為「緊張」する場面に慣れていません。
そういう場面で過度にストレスや恐怖心が生まれると失笑恐怖症になる確率が高くなる傾向にあるようです。
まずはコミュニケーション
意識してしっかりと子供とのコミュニケーションを取ってあげましょう。
普段からお友達とよく遊び、楽しい事に夢中になっているような場合は良いのですが、中にはうまく話せなかったり、遊びに入れなかったするような、コミュニケーションが苦手な子もいるようです。
それでも日々、少しずつでもお子さんの話を聞いてあげて色々な事に積極的になっていればもう「失笑恐怖症」からは解放されているはずです。
子供の頃の意識が大人になっても残る?
子供の頃のコミュニケーションの苦手意識やストレス・恐怖心などが残ってしまって大人になっても失笑恐怖症にかかている人も多いようです。
しかし仕事や生活のストレスが原因で、大人になってから発症してしまう事もあるようなので、注意が必要です。
治療法はあるの?
やっぱり大切なのはコミュニケーション
対人恐怖症の1つなので、コミュニケーションへの苦手意識から発症してしまう事が多いようです。
日頃から積極的なコミュニケーションを取ることで改善がみられることもあるようです。
「苦手」を繰り返すことで少しずつ「慣れる」事が大切です。
最初は大変でしょうが、まずは身近な人ととコミュニケーションをとっていきましょう!
原因を知り、原因を断つ
大人で発症する人ん多くはストレスが原因の事が多いようです。
なのでその「ストレス」の原因を知ることが大切です。
その原因を知り、そのストレスの原因を断つことが出来れば少しずつ改善されていくのではないでしょうか。
私は医師でもなければ専門家でもないので、医学的な事は分かりません。
症状が深刻でどうしようもない方は医療機関への受診をしましょう。
このような症状でお悩みの方に、少しでもきっかけになる情報になればと思い記事を書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆