77,700円の格安原付に高額な整備代を費やすのは似つかわしい行為でありません。DIYは必然の要請といえます。
天気が良いので空き地でオイル交換をしました。前回の交換から2,400キロほど走行しました。
オイルを柔らかくして落としやすくするための暖機をしながら、必要グッズの準備に掛かります。
オイルドレンボルトは車体マフラー側のセンタースタンドやや後方に位置します。
オイルドレンボルトを外す前に、オイルフィラーキャップを緩めて通気孔を確保します。醤油差しの空気穴と同じことです。
反時計回りにドレンボルトを緩めます。
ドレンボルトを外すとエンジンオイルが排出されます。まだ粘度もしっかりしていましたので次回は3,000キロまで引っ張りたいと思います。
ポタポタとしなくなるまで5分は掛かります。
その間にドレンボルトのネジ山と座面に付いた汚れやゴミを清掃します。今回はワッシャも新品に交換しました。
完璧を期すためにスタンドを外して車体を右側に傾け、残ったオイルを広げた新聞紙の上に垂らします。夕刊ぐらいの厚さで十分です。
排出口のねじ山と座面も綺麗にします。
オイルドレンボルトを装着します。いきなりレンチを使わず、最初は指で回るところまで回します。レンチは最後に気持ち締める程度の力加減で使うにとどめます。
オイル注入口に漏斗を挿してエンジンオイルを注入します。完全にオイルを抜いた場合は0.8リットル弱ですが、車体を傾けて抜かなかった場合は100㏄ほど残りますので、オイルフィラーキャップ付属のゲージで油面を測りながら注入します。最後にオイルフィラーキャップも清掃してから締めます。
メンテナンスノートにしかるべく記録します。