ホームに戻る

整備記録その1

77,700円の格安原付に高額な整備代を費やすのは似つかわしい行為でありません。DIYは必然の要請といえます。

エンジンオイルの交換

空き地にて

天気が良いので空き地でオイル交換をしました。前回の交換から2,400キロほど走行しました。

必要機材

オイルを柔らかくして落としやすくするための暖機をしながら、必要グッズの準備に掛かります。

1.漏斗
エンジンオイルを容器や注入口に注ぐ際に使用します。物置に眠っていた一品です。
2.ペットボトル
トゥデイの交換量0.8リットル弱を計量するために使用します。『サントリー烏龍茶』の容器に水面をマーキングしてあります。
3.エンジンオイル
純正『E1』オイルはリッター1,000円と、トゥデイにあるまじき価格です。コーナン(ホームセンター)で購入した4リットル780円のカストロール社製四輪用オイル『XLx』を奢ります。
4.廃オイル箱
ティシューの空き箱上面を切り取り、ビニル袋を被せた上に使用済みティシューを詰め込んだ物です。穴あき防止のためビニル袋は必ず箱の内側にセットします。使用済みティシューは山盛りいっぱいに詰め込んでおくと安心です。
5.ボックスレンチ
17ミリのL型ボックスレンチです。ダイソーで105円の品です(販売を終えてしまったようです)。トゥデイのオイルドレンボルトのネジ頭は奥まったくぼみに位置するため、メガネレンチやスパナは不向きです。ソケットレンチは高価なため購入できませんでした。
6.ドレンワッシャ
12ミリのアルミ製ワッシャです。純正部品は30円と高価なため、工具専門店ストレートで30個300円の物を購入しました。なお、ワッシャは毎回交換ではなく、表裏ひっくり返して二回に一度の頻度で交換しています。
ドレンボルト拡大写真

オイルドレンボルトは車体マフラー側のセンタースタンドやや後方に位置します。

オイルフィラーキャップを緩める

オイルドレンボルトを外す前に、オイルフィラーキャップを緩めて通気孔を確保します。醤油差しの空気穴と同じことです。

ドレンボルトをレンチで緩める

反時計回りにドレンボルトを緩めます。

流れ出るオイル

ドレンボルトを外すとエンジンオイルが排出されます。まだ粘度もしっかりしていましたので次回は3,000キロまで引っ張りたいと思います。

流量が若干落ちる

ポタポタとしなくなるまで5分は掛かります。

ワッシャ交換

その間にドレンボルトのネジ山と座面に付いた汚れやゴミを清掃します。今回はワッシャも新品に交換しました。

新聞紙に垂れたオイル

完璧を期すためにスタンドを外して車体を右側に傾け、残ったオイルを広げた新聞紙の上に垂らします。夕刊ぐらいの厚さで十分です。

排出口を清掃

排出口のねじ山と座面も綺麗にします。

指でドレンボルトを回す

オイルドレンボルトを装着します。いきなりレンチを使わず、最初は指で回るところまで回します。レンチは最後に気持ち締める程度の力加減で使うにとどめます。

エンジンオイルを注入

オイル注入口に漏斗を挿してエンジンオイルを注入します。完全にオイルを抜いた場合は0.8リットル弱ですが、車体を傾けて抜かなかった場合は100㏄ほど残りますので、オイルフィラーキャップ付属のゲージで油面を測りながら注入します。最後にオイルフィラーキャップも清掃してから締めます。

ボールペンで記入

メンテナンスノートにしかるべく記録します。

ホームに戻る