「ホームページ制作はもう一般的。誰が作ってもそんなに変わらないでしょ?」
とお考えのあなた。
ホームページ制作には、たくさんの「やってはいけないこと」があるのをご存知ですか?
そしてこの「やってはいけないこと」は、意外と守られていないことをご存知ですか?
しっかりポイントを抑えておかないと
- 集客が全くできない
- 炎上するリスクがある
- 悪徳制作会社にだまされる
といったリスクがあるため要注意です!
本記事では3年間で上場企業を含む50社以上のホームページ制作を行ってきた、制作のプロが初心者の方向けに「やってはいけないこと」を1から10まで全て解説。
安くない金額を割いて作るホームページだからこそ、しっかり成果は出したいもの。
ホームページ制作における「やってはいけない」チェックリストとしてお役立てください。
目次
ホームページ制作でやってはいけないこと:設計編
まずはホームページの設計時点のやってはいけないをご紹介します。
制作において設計は最も重要であり、最も失敗が多い部分です。
しっかり注意を払うようにしましょう。
目的がはっきりしていない
ホームページ制作において最もやってはいけないことは「ホームページの目的」を決めないことです。
「お金をかけて制作するのだから、目的を決めるなんて当たり前でしょ!」
と思われる方も多いかもしれません。
しかし、ホームページ制作の現場において最も多い失敗の1つがこの「目的の不在」です。
実際に筆者が制作の相談をうけた20〜30%は目的が不在の案件でした。
- デザインをかっこよくしたい
- 魅力の伝わるサイトにしたい
というものは目的ではありません。
より具体的に「ホームページ経由の予約の数を増やしたい」「ホームページから資料請求を集めたい」など、ホームページを通してユーザーに「どんな行動」をしてもらいたいかをしっかり決めましょう。
ターゲットが決まっていない
目的を決めただけでは、まだまだ不十分です。
目的を達成するために「誰に情報を届けるのか」ということを決めなければ十分な成果は得られません。
例えば「スマホケースを販売するホームページ」でも、ターゲットによってデザインや情報の届け方は大きく変わります。
- 10代の女子高生向けに可愛いスマホケースを販売する
- 30代の男性ビジネスマン向けに、シックな落ち着いたスマホケースを販売する
ターゲットが明確に決まっていないがために「デザインがターゲット向きではない」「記事や写真などのコンテンツが不自然」というホームページをよく見かけます。
マーケティング全体の戦略にも関わる部分のため、しっかり決めることが重要です。
目標数値を決めない
最後に、必ず目標数値を決めるようにしましょう。
目標数値がないと、具体的な施策に落とし込めません。
結果、「ホームページを作った後は放置することになってしまった・・・」という状態になりがちです。
私自身、そのような失敗を多数見てきました。
目標数値の具体例としては、以下の指標が一般的です。
- お問い合わせ数や資料請求・予約数(サイトの目的の達成数)
- UU数(ユニークユーザー:サイトを閲覧した人の数)
- PV数( ページビュー :閲覧されたページの数)
- 滞在時間(ユーザーがサイトにいた時間)
いきなり、お問い合わせの数が数十件になるということは、ほとんどありません。
「まずは、ホームページに来てくれる人の数を増やそう」など段階に応じて目標数値を変えることも重要です。
ホームページ制作でやってはいけないこと:制作会社選定編
社内に制作をするメンバーがいない場合は、制作会社に発注することになります。
専門的な領域だからこそ、それを利用した業者がいるのも事実・・・
選定時点でやってはいけないことをご紹介します。
途中解約不可の業者と契約する
ホームページ制作は「作って終わり」ではなく、月次で制作会社に運用管理を依頼する場合が多いです。
その場合、制作会社に運用管理費を支払うことになります。
運用の契約をしているのに全くサポートをしてくれない制作会社もあるので注意が必要ですが、最悪のケースは「途中解約ができない」ことです。
月々2万円の運用費を5年間払い続けると120万円にのぼります。
初期費用が安いから契約したのに、結局支払い総額は100万円を超えてしまうということも。。。
なお途中解約できない契約の代表例として「リース契約」があります。
リース契約を要求してくる制作会社は要注意です。
中小企業庁もホームページソフトの悪質なリース契約について注意喚起を行っています。
・事業者間(個人事業主を含む)の取引にはクーリングオフ制度が適用されません。
・リース契約後の中途解約もできません。
・リース契約をなさる場合、リース契約の内容、月額及び総額のリース料、リース期間などを、しっかりチェックしてから契約をしましょう!
・更新を依頼しても、そのような契約はしていないと返答する業者もいます。
引用元:中小企業庁
契約前には、必ず確認するようにしましょう。
※悪徳制作会社の手口についても解説しております。参考にしてください。
格安ホームページ制作の裏側暴露! 制作会社がこっそり教えます。
見積もり金額が高額すぎると感じても契約してしまう
「制作会社に見積もりを取ったが、高い気がする。ちょっと見てもらえないか」
という相談をよく受けます。
ホームページ制作の相場は非常に分かりにくく、数万円で提供しているものから、数百万円かかるものまで大きく金額に隔たりがあります。
見積もり金額が予想より高すぎる場合は
- その金額の理由を聞いてみる
- 具体的な作業の内容を聞いてみる
- HPに詳しい人に意見をもらう
- 他の制作会社に見積もりを取ってみる
ようにしましょう。
初期費用だけでなく、運用費用に関しても同じです。
目的によって異なりますが、企業サイト(コーポレートサイト)の場合
これまでの筆者の経験上、50万円〜100万円が最も多い価格帯になります。
※ホームページの種類や目的に応じて価格は大きく変動します。
から、相場を事前にチェックしておくようにしましょう。
制約の多い CMS を選ぶ
制作会社や開発者によって、ホームページを制作する際に CMS (コンテンツマネジメントシステム)を採用する場合があります。
知識がなくてもWord感覚で簡単にコンテンツが更新でき、メリットも多いのですが、
- デザインを変更しにくい
- 独自ドメインを使用できない
- サイトの構造を変更しにくい
などの制約の多い CMS も存在します。
本格的にホームページで集客を行なっていく場合は、カスタマイズが必要になります。
制約の多い CMS は選ばない方が得策です。
CMS を導入する場合は WordPress やMovable Typeがオススメです。
ホームページ制作でやってはいけないこと:構築編
ホームページの開発そのものにも「やってはいけないこと」は存在します。
多くは、対応しないと「Google検索で検索結果の上位表示(SEO対策)に悪影響がある」ものです。
検索結果に表示されないと、ユーザーがホームページを見つけることができないため致命的です。
少し技術寄りな内容になりますので、制作会社や開発者からの成果物に対するチェックリストとしてご活用ください。
無料のレンタルサーバーを使う
一見サーバーを無料で利用できるのは魅力的に見えますが、様々なデメリットが存在します。
特にサポートが受けられないのは致命的で、ホームページが表示されなくなったなどの際に自分で対応しなければなりません。
※そもそも、しっかりした制作会社が無料のレンタルサーバーを勧めてくることは珍しいです。
無料のレンタルサーバーを制作会社に勧められたら注意するようにしましょう。
URL を正規化していない
少し専門的な内容になりますが、同じページを表示するのに複数の URL が存在する場合があります。
https://web-kanji.com/
https://www.web-kanji.com/
https://web-kanji.com/index.html
例えば上記の URL が全て同じページを指す場合があります。
その場合、検索エンジンの評価が分散されてしまいSEOに不利な状態になってしまいます。
ある1つのコンテンツに対して、張られるリンクの URL がユーザーによって異なると、そのコンテンツに対する評価が URL ごとに分かれてしまう恐れがあります。これを防ぐために、サイト内でページをリンクするときには、常に特定の URL を使用するようにしましょう。
詳しくわからない方は、制作会社や開発者に「 URL はちゃんと正規化されていますか?」と聞いてみましょう。
SSL対応をしない
SSLとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。
ハッカーなど第三者による改ざんやデータの盗み見を防ぐためのものです。
SSLが導入されていないと「ホームページの安全性が担保されない」という直接的なデメリットのほか、SEO的に不利になります。
お問い合わせフォームなどの特定のページだけでなく、全てのページをSSL化する「常時SSL」を制作会社や開発者に依頼するようにしましょう。
パンくずリストを設置しない
パンくずリストとは、今ユーザーが閲覧しているページが、ホームページのどの位置にあるのかを示してくれる、地図の中の「現在地」を表すものです。
(童話「ヘンゼルとグレーテル」で、主人公が森で迷子にならないように通り道にパンくずを置いていった、というエピソードに由来します。)
一見見落としがちな「パンくず」ですが、SEO対策やユーザービリティの観点で非常に重要なものです。
SEOの知識があり、きちっとホームページを制作している会社や開発者なら必ずつけてくれるものです。
提出された納品物で必ずチェックするようにしましょう。
ページ表示速度を考慮しない
せっかく見たいホームページがあっても、なかなか表示されずイライラした経験はありませんか?
ユーザーは知らず知らずのうちのページの表示速度を気にしていて、表示速度が遅くなればなるほど、飛躍的にそのページから離脱する割合が増えていきます。
可能であれば3秒以内にページが表示されることが理想です。
・表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
・表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇
・表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇
・表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇
・表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇
ページの表示速度が遅くなるのには、様々な要因があります。
Googleの公式スピードチェックツール「PageSpeed Insights」などを利用し、ページ速度をチェックするようにしましょう。
※HPで使用する画像のサイズを工夫することで解決できることが多いです。
詳細は後述の「サイズが大きすぎる画像を使用している」を参考にしてください。
モバイル(レスポンシブ)対応しない
「うちはBtoBの商材だから、スマホ対応は不要」
と考えていませんか?
BtoCやBtoBに関係なく、モバイル(スマホ)対応は必須になっています。
例えば、典型的なBtoBの当サイト「Web幹事」のデバイス比率は以下の通り。
スマホで閲覧しているユーザーが36%と無視できない比率になっています。
モバイル対応されていないとスマホで閲覧した時に、以下のような状態だとユーザーへの見やすさを大きく損ねてしまいます。
- 文字が小さすぎて読めない
- ページが途中で切れている
またスマホ対応していないホームページはSEOにも圧倒的に不利です。
制作会社にモバイル対応を依頼する場合、会社によって別料金が発生する可能性もあるので事前に確認しておくようにしましょう。
WordPress を使う場合、セキュリティ関連のプラグインを入れない
WordPress を活用したホームページ制作の事例は増えており、日本度でも認知度が非常に高いです。
しかし、そのシェアの高さゆえに、ハッカーから狙われやすいのも事実。
知らない間に乗っ取られて、ウィルスを埋め込まれたということもあるので注意が必要です。
セキュリティ用のプラグイン「SiteGuard」などを導入し対策をしておきましょう。
ホームページ制作でやってはいけないこと:デザイン編
続いてデザイン編です。
こちらも少し専門的な内容になりますので、制作会社やデザイナーからの成果物に対するチェックリストとしてご活用ください。
トンマナが統一されていない
トンマナとは「トーン&マナー」の略でデザインの一貫性のことを言います。
制作会社に依頼せず、自社でホームページを作成した際にこの「トンマナが統一されていない」状態が散見されます。
- そもそもターゲットに即したデザインになっていない
- ページごとに文字の大きさやレイアウトが違う
- 特定ページだけ、急にデザインが変わる
ホームページ全体でトンマナが統一されていないとユーザーは混乱します。
ホームページの公開後に順次ページを追加していく時にも起こりやすい問題です。
アニメーションを多用している
アニメーションは「ユーザーを飽きさせない」「目線を誘導する」など上手く使えば非常に効果的な手法です。
文章が、ふわっと現れたり、画面の横からスライドインしてくるホームページを見たことある方も多いのではないでしょうか。
しかし、過度にアニメーションを使ってしまうと、ユーザーの目線が分散してしまうことになり逆効果です。
ユーザーにどこを見て欲しいのかという目的を持って活用することをオススメします。
Flashを使用している
かつてAdobe FlashはWebやブラウザゲームなどで一般的な技術でした。
今でもFlashを用いて制作されたホームページは多く存在します。
しかし、Flashは2020年にサポートが終了が予定されています。
すでにスマホやタブレットなどのモバイル端末では表示できないため「そもそも見ることができない」ほか、セキュリティの脆弱性やSEO対策で不利など、デメリットが多いです。
これからホームページを作る場合は、Flashの使用は避けるべきでしょう。
文字が小さすぎて視認性が低い
最近は文字や写真を小さめに表示し、余白を上手く使うことで、オシャレですっきりとした印象に見せるデザインが増えて来ています。
確かにかっこいいのですが「文字が小さすぎて読みにくい」レベルになっているホームページをたまに見かけます。
最低でも、12px(ピクセル:文字サイズの単位)は維持するようにしましょう。
また上手く設定がされていないと、スマホで閲覧した際に極端に文字が小さくなっていた。ということを起こります。
必ずチェックするようにしてください。
ホームページ制作でやってはいけないこと:コンテンツ編
昨今、重要性がますます増している「コンテンツ」。
ホームページではテキストや画像が中心ですが、その際にやってはいけないことをご紹介します。
著作権フリーでない画像を使用する
作者の許可なく、イラストや画像を無断で掲載すると著作権の侵害となるおそれがあります。
今では「画像検索」という機能がGoogleにあり、無断で掲載しているサイトは簡単に見つけられます。
悪質な掲載の仕方の場合、作者が拡散し炎上してしまうリスクも・・・
どうしても使用したい場合は、個別に許可をとりましょう。
他サイトの文章をコピペする
画像やイラストだけでなく、文章・テキストも無断で掲載してはいけません。
ただし「引用」の範囲内であれば可能です。下記がポイントです。
- あくまでもオリジナルの文章を補強・補完する意味合いで使用すること
- 引用元をしっかりと明示すること
外部のホームページの文章をそのまま掲載することは、SEO対策としても不利になります。
しっかりオリジナルのコンテンツを制作するのが良いでしょう。
サイズが大きすぎる画像を使用する
掲載する写真の画質にこだわりすぎて、意図せず容量の非常に重い画像を使っている場合があります。
見た目があまり変わらないので気づきにくいのが難点です。
容量の重い画像を多用するとページの表示速度が著しく低下してしまいます。
構築編で触れましたが、ページの表示速度が遅いと検索結果の順位にも影響してしまうので注意が必要です。
サイト内で画像や写真は不可欠なものです。
使用を避けるのではなく、サイズ(容量)を小さくするようにしましょう。
画像1枚につき100KB程度が目安です。
画像のリサイズツールなどを使用して調整するようにしましょう。
ただ文章を羅列する
ユーザーは想像以上に飽きっぽいです。
そのため、記事ページのようなテキストが中心のページでも必ず「読んでもらうための工夫」が必要です。
コーポレートサイトなどでよく見かけるのが「書きたいことを、つらつらと書いてるだけ」のページです。
代表挨拶や会社理念のページなどによく見られる現象です。
十中八九読まれていません。
- 見出しに装飾をつけて、メリハリを持たせる
- イラストや画像を使ってわかりやすく
- 箇条書きなどをを活用してリズムをつける
上記のような工夫をして、ユーザーが読みやすいコンテンツにしていくことが重要です。
ソースや真偽が不明な情報を記載する
インターネットには膨大な量の情報があふれています。非常に価値の高い情報からニセモノの情報まで。
外部のサイトの情報を転載・引用などをする場合、ニセモノの情報を記載することはユーザーにとって大きな損失です。必ず避けるべきです。
例えば、本記事での情報は下記のような信頼性の高い情報を引用しています。
- リース契約に関する注意喚起:中小企業庁
- SEOに関する情報:Googleの公式ガイドライン
不用意に品質の低いサイトにリンクをしてしまうと、SEO的に悪影響がある場合もあります。
外部の情報を引用する場合は「信頼できる機関の情報か」「ユーザーにとって『ためになる』情報か」をしっかり考えて記載するようにしましょう。
ホームページ制作でやってはいけないこと:SEO編
検索結果への上位表示を狙う「SEO対策」。
検索エンジンの性能向上により、昔は効果のあった対策も、今では「やってはいけない」になっているものも多いです。
ここでは「昔は施策として効果があったが、今は逆効果」というものを中心にご紹介します。
外部リンクを購入する
かつて「被リンクの数」がSEO対策の施策として効果があった時代がありました。
しかし、検索エンジンも日々進化しており、下記のような施策は全く効果がなくなりました。
- 有料リンクの購入
- 関連性の低いサイトからの被リンク
- リンク集サイトからの被リンク
特に有料リンクの購入は危険です。
PageRank を転送するリンクの売買は、検索結果の品質を低下させる要因の 1 つです。リンク プログラムへの参加は Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に対する違反となり、検索結果におけるサイトの掲載順位に悪影響を及ぼすおそれがあります。
対策キーワードを隠しテキストで入れる
ひと昔前に、対策キーワードをユーザーが閲覧した時には表示されない部分にテキストを埋め込み、SEO対策を行うという手法がありました。
例えば「白地の背景の部分に白文字を記載する」「フォントを著しく小さくする」といった手法です。
現在では意味がないどころかペナルティの対象となっています。
Google の検索結果でのランキングを操作するためにコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを含めることは、偽装行為と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。
引用元:Search Consoleヘルプ「隠しテキストと隠しリンク」
キーワードを詰め込みすぎた不自然な文章を作成する
対策キーワードで上位表示を狙いたいあまり、キーワードを詰め込みすぎるのは逆効果です。
当店では、カスタムメイド葉巻ケースを販売しています。当店のカスタムメイド葉巻ケースは手作りです。
カスタムメイド葉巻ケースの購入をお考えでしたら、当店のカスタムメイド葉巻ケース スペシャリストまで custom.cigar.humidors@example.com 宛てにお問い合わせください。
引用元:Search Consoleヘルプ「キーワードの乱用」
このように不自然なほど「カスタムメイド葉巻ケース」を乱用するのはペナルティの対象となり危険です。
また「地域名」の検索ワードで上位表示させたいがために、フッター付近に
・対応地域
北海道・青森県・岩手県・・・・・・
と全都道府県を羅列を記載しているサイトをたまに見かけます。
全く意味のない手法ですので行わないようにしてください。
meta keywordsに対策キーワードを詰め込む
Googleなどの検索エンジンが今のように優秀でなかった時代はmeta keywordsをコンテンツの内容を理解する手助けとして利用されていました。
しかし、現在ではGoogleにサポートされているメタタグに入っていません。
そのため「meta keywordsを記入してもしなくても、検索結果の順位には影響しない。」ということが言えます。
不用意に入れると、競合に「どのキーワード」で対策しているかもバレてしまいます。
SEO対策として、meta keywordsに対策キーワードを詰め込むのは避けましょう。
ホームページ制作でやってはいけないこと まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホームページ制作の現場では、基本的な項目をご紹介しました。
しかし、全ての項目をクリアしているホームページは意外と少ないです。
しっかりとチェックして1つ1つの「やってはいけない」を潰していけばホームページの品質は確実に向上していきます。
品質の高いホームページをまず作るのが重要
昨今「コンテンツの質」の重要性が増してきています。
しかし、せっかく品質の高いコンテンツを作っても、品質の低いホームページに掲載してしまっては受けられる恩恵は少ないです。
(当たり前ですが、表示に10秒以上かかるホームページにどれだけ良い情報を掲載しても、誰も見てくれません)
良いコンテンツは良いホームページから。
まずは基本的な「やってはいけない」を抑えて「効果の出やすい」ホームページを作りましょう。