ブログなどの更新情報をRSSを活用して、Twitterに自動的にツイートしてくれる便利なサービスがあります。そこで、今回はRSSのメリットからおすすめツールまでご紹介します。RSSと自動投稿ツールを連携すればブログの更新情報を効率的に投稿できるので、この機会にRSSとTwitterを連携しましょう。ブログなどの更新情報をRSSを活用して、Twitterに自動的にツイートしてくれる便利なサービスがあります。
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ブログの更新を自動でツイート「RSS自動投稿」
RSSは、ブログの更新と同時にツイッターにも更新情報を公開できる便利なツールです。そんなRSSのメリットとデメリットを簡単にご紹介していきます。
RSSを使うメリット
RSSのメリットですが、まず1つは自動で更新の投稿できることですね。複数のメディアを所有している場合は、RSSを使えば更新を知らせる情報を他のメディアにも流すことができます。
また、ユーザーにもメリットがあります。ユーザーは自分が購読しているブログやサイトにわざわざ訪問しなくても更新情報が自動的に配信されるので、最新の情報を見逃すこともなくなります。
RSSを使うデメリット
RSSを使うデメリットとしてブログの内容を盗まれてしまう可能性があります。RSSの更新方法には、一部配信と全部配信の2種類あります。
一部配信ではタイトルと文章の冒頭のみを抜粋して配信し、全部配信は文章全てを配信します。全部配信を利用したときに、他サイトが更新された記事を盗用し、コンテンツ数を稼ぐという問題が発生しています。もし、全部配信を利用する場合は注意しましょう。
RSSを使ってTwitterに自動投稿できるおすすめツール
ここからはTwitterに自動投稿できるおすすめRSSツールをご紹介します。RSSは自動更新の他に、使い方次第ではTwitterBotを作成することもできる便利なツールです。ブログやTwitterを利用している人は、ぜひRSSを活用していきましょう。
SocialDog
SocialDogはTwitterのみと連携できます。まずはSocialDogのサイトにアクセスして新規登録します。続いて[予約投稿]→[RSS 自動投稿]を開きます。
[追加する]を開きます。
[RSSのURL]にブログのRSSのURLを、[フィードタイトル]にはブログのタイトルを記入します。[更新頻度]、[投稿内容]は自由に選んで下さい。[更新あたりの最大投稿数]、[1日あたりの最大投稿数]は上限に収まるように設定して下さい。
ブログの訪問者数などの数値を見たい方は、[リンク分析用パラメータ]を記入して下さい。[追加]を押せば登録完了です。
RSSを編集したり削除したいときは、以下のようにボタンがあるのでいつでも簡単にできます。
日本語表記でシンプルで分かりやすいですよね。また、分析パタラメータを登録できることや更新頻度を選べることも特徴です。
IFTTT
IFTTTは複数のサービスやアプリを組み合わせて自由にアクションを作ることができるサービスです。そのサービスアプリの数は、iOS端末では15、Android端末では18にものぼります。IFTTTを使えばYouTubeやTwitterなど、自分がダウンロードしたアプリとも連携させることができます。(全てのアプリと連携しているわけではありません。)
まずはIFTTTにアクセスして新規登録します。登録が終わったら右上の自分のアカウントを選択し、[New Applet] を開きます。
[+this]を開きます。
[RSS Feed]を開きます。
[New feed item]を開きます
[Feed URL]に、ご自身のブログのRSSのURLを入力し、[Create trigger]を開きます。
するとこのような画面になります。続いて、今設定したRSSをTwitterと連携させる作業にうつります。
[+that]を開きます。
今回はTwitterと連携させたいので[Twitter]を開きます。
ブログを更新したら自動でツイートさせるため、[Post a tweet]を開きます。
そのまま投稿でよければ[Create action]を開きます。もしツイートする際、一言コメントを添えたければ、Entry Title の前にコメントを書けば問題ありません!最後に[Finish]を開けば完了です。
やり方は以上です。自動でツイートできるだけでなく、コメントも同時に載せられるのはメリットですが、英語表記なので、英語が苦手な方は少し戸惑ってしまうかもしれません。
「My Applets」をクリックすると、自分がどういうRSS機能を許可したかが一覧で分かります。青い矢印で示しているのが連携しているRSS、黄色い矢印で示しているのが以前は連携していたが、今はしていないRSSです。
dlvr.it
dlvr.itはTwitterだけでなく、Facebookにも自動更新できるツールです。dlvr.itの強みは配信内容を自由に加工できることです。
フィード内の文章やURLの位置を変えることができたり、配信内容に新しく文章を加えることができるなど、自由に組み替えたり付け加えたりすることができます。便利な機能が豊富にあるので、配信内容をもっとアレンジしたいという人にはおすすめします。
HootSuite
HootSuiteには自動投稿の他にさまざまな機能があります。例えばアクセス解析機能では、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのユーザーの動向を調査することができます。
フォロー数やいいね!の数の推移や年齢などユーザーの解析をしてくれるので、マーケティングをするときには非常に活躍します。さらに、チャット機能もついているので、HootSuiteを利用している同士で簡単なメッセージのやり取りも可能です。
myThings
こちらはYahoo! Japanが運営しており、Twitterの更新情報をLINEで通知するサービスです。設定方法は非常に簡単で、アプリをダウンロードし、Twitterとの連携を設定すれば登録完了です。
さらに、myThingsではTwitter以外のソーシャルメディアや媒体と連携することができます。例えばニコニコ動画では特定の動画が更新されたときやYahoo!天気で雨の予報がされたときにLINEに通知されるよう設定可能です。
myThingsと連携しているサービスは数多く、Instagramやぐるなび、Slackなど全52のサービスが利用できます。
Twibble
こちらはSocialDogと同様、RSSの連携はTwitterのみとなります。投稿したい時間を設定すれば、自動で投稿してくれるだけでなく、そのつぶやきを分析できます。
その分析では、クリック率が高い時間帯や、どの国に住んでいる人がクリックしてくれたのかが分かります。グローバルに記事を書いている方には向いているかもしれません。ただし、英語版のみの利用となっているので、日本語で利用したいという人はSocialDogをご利用ください。
RSSを使って更新情報を効率的に発信しましょう
今回紹介したサービスには、Twitterに特化しているもの、日本人がよく使うサービスにも使えるもの、有料版をお試しで数週間利用できるものなど、それぞれ特徴があります。
普段よく使うサービスと連携しているサービスを登録すれば、効率よく情報を発信できるのではないでしょうか。RSSは非常に便利なツールなので、この機会にぜひ利用してみてください。