(台北 12日 中央社)書店「誠品書店」を展開する誠品(台北市)は12日、日本市場への本格参入を発表した。同社が中華圏以外の地域に出店するのは初めてで、日本を異文化をつなぐ新たなスタート地点と位置づけているという。16日の記者会見で日本側の提携パートナーや1号店の経営方式などが説明される予定。
1989年創業の誠品書店は台湾初の24時間営業書店や書店を中核とした複合商業施設などで注目を集め、現在台湾に42店舗、香港に3店舗、中国には1店舗を構える。日本では昨年11月、誠品生活Japan株式会社(東京都)が設立されている。
(江明晏/編集:塚越西穂)