台湾旅行をするときに必要な準備、入国審査手続きの完全マニュアルを、毎月台湾の空港に出入りしているぼくが案内します。
どうもこんにちは、台湾在住3年目のまえちゃん@Maechan0502です。
海外旅行に年1回くらいしか行かないと、パスポートやスーツケースを航空会社に預けるルール、入国審査の条件ってよくわからないので、不安じゃないでしょうか?
わかります!ぼくも4年くらい期間を空けて、海外に久しぶりに行った時は全然手荷物や入国のルールがわからずに不安でした。
ここだけの話、手荷物と預け荷物の違いがわからず、空港で超過料金を取られてのは恥ずかしい内緒の話です……。
この記事では、台湾旅行の際に不安に思われる入国審査や旅行準備の疑問を解消すべく、毎月台湾に出入りしている人間が写真付きで解説してみました。
ではどうぞ。
台湾に入国するために必要なパスポートとビザについて
台湾旅行に行くために絶対必要なのが、日本国のパスポートです。
パスポートは、海外で唯一自分を証明できる公的な書類になります。
日本を出るときの出国審査、台湾の空港に到着したときの入国審査、現地のホテルや台湾のクラブに入るときにも使うので、肌身離さずに持っていてください。
パスポートは申請してから、受け取るまでに最低1週間はかかります。けっこう時間を取られるので、まだパスポートを持っていない人は早めに申請することをオススメします!
パスポートの取り方は以下に書いてみました。
パスポートを取るときに必要な書類
・一般旅券発給申請書 1通(5年用か、10年用で分かれている)
・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通(申請日前6カ月以内に作成されたもの)
・住民票の写し 1通(住民基本台帳ネットワークシステムを利用するので原則不要)
・写真 1葉(縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景の写真。申請の6ヶ月以内撮影されたもの)
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、船員手帳など)
以上の書類を揃えて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。
申請から受領までに、通常1週間程度(土・日・休日を除く)かかります。
【関連外部記事】
台湾旅行をするときにビザは必要なのか?
通常海外旅行するときには、パスポートとビザの両方が必要です。
パスポートは新幹線でいう乗車券。ビザは特急券だと言えばいいでしょうか?両方ないと新幹線に乗れないように、海外旅行も両方ないと、その国に入国できません。
しかし台湾は観光目的だったら、パスポートさえあれば最大90日間の滞在が認められています。
普通の旅行で90日間以上も台湾に滞在する人は少ないと思うので、台湾はパスポートさえあれば、入国できる国だと覚えておけばOKです!
台湾旅行するときの航空券とホテルの予約。もしくはツアーの予約
台湾旅行をする時に2番目に必要なのが、航空券と現地で泊まるホテルです。
- H.I.S.のパッケージツアーを予約する(海外旅行「超」初心者にオススメ)
- エクスペディアでで航空券・ホテル予約(海外旅行初心者にオススメ)
- 航空券とホテルを別々で予約する(海外旅行中級者以上にオススメ)
だいたい3つくらいの選択肢があり、予算と人数、自分自身の旅行経験によって変わってきます。
個人的には真ん中の、「エクスペディアで航空券・ホテル予約」をオススメしているんですが、人によっては他の選択肢もありでしょう。
一つ一つ紹介します。
【超初心者向け】H.I.S.でパッケージツアーを予約する
海外旅行に本当に行ったことがなく、カップルや友達の2人で行く時にオススメなのが、H.I.S.の台湾旅行パッケージツアーです。
少し値段が高くなるのがネックなんですが、航空券やホテルをいっぺんに取れるのでオススメだと言えます。
以下の記事にH.I.S.で予約する時に気をつけること、ホテルの立地が良くて満足できるポイントを書きました。
とりあえず行ってみたい人にはこちらの記事を参考にしてみてください。
【関連記事】
H.I.S(エイチアイエス)で台湾旅行ツアーを選ぶときに絶対に外さない選び方紹介
【初心者〜上級者向け】エクスペディアで台湾旅行の航空券とホテルを予約する
台湾旅行の航空券とホテルを両方安く予約したい場合、一番オススメなのはエクスペディア(Expedia)というホテル予約サイトを使うこと)です。
H.I.S.などのパッケージツアーも悪くないんですが、航空券とホテルを一番安くできるのはエクスペディアです。
H.I.S.は、日本の一つの企業が台湾にある数十軒のホテルと提携を結んでいるだけなので、どうしても値段を大幅に割り引けません。
しかしエクスペディアは、アメリカのマイクロソフトの元子会社なので、台湾中のホテルと提携して大幅にホテルなどの値段も割り引いてくれます。
また航空券の時間もエクスペディアの方が自由に選びやすくなっているのが特徴です。
ちょっと台湾の高級ホテルに安く泊まりたかったり、安い航空券で台湾旅行に行きたい場合は、エクスペディアでの予約がおすすめです。
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台湾旅行は年会費無料のクレジットカードに付いている海外旅行保険で大丈夫
台湾旅行に行く時に気になるのは、病気やケガ、盗難に遭ったときの対策です。
普通は数日間の台湾旅行だったら、海外旅行保険に入るのが常識なんですが、実は年会費無料のクレジットカードについている海外旅行保険で代用できます。
保険会社の売っている台湾旅行の海外旅行保険は、3〜4日間だったら2,000〜4,000円くらいかかるので、年会費がタダ(無料)のクレジットカードを使ったほうが断然お得です!
その中でも、いろいろ海外旅行保険のついているクレジットカードはありますが、ぼくの一番のオススメはエポスカードであります!
年会費無料!海外旅行に持って行くだけで、自動的に海外旅行利用の条件を満たせる!ケガは最大200万、病気は270万円まで補償!
何より午前中に申し込めば、その日の夕方にマルイで受け取れるので(即日発行)、台湾旅行の前日でも無料で海外旅行保険を手に入れられます。
ぼくも2回ほど台湾でエポスカードを使って、無料で台湾の病院に行けたので、実績もちゃんとあります。
海外旅行保険がなくて不安だったら、エポスカードを発行してみてください。
【関連記事】
エポスカードは無料のクレジットカードの中で海外旅行保険、両替キャッシング機能が一番使えるので、ぼくは全身全霊でオススメしたい
スマホ(スマートフォン)からエポスカードを申し込む方法を実際の画面を使って解説してみました
クレジットカードの海外旅行保険を使ったら、本当に台湾の病院に無料 (タダ)で行けたので、その過程を報告してみました
保険会社の保険は台湾旅行で使えるの?
もちろん日本の保険会社も台湾旅行用の保険を発売しています。
ネットで購入できたり、日本の空港でも入れたり、最近ではLCC(格安航空会社)とセットで売っていることも多いです。
ただ年会費無料のクレジットカードの海外旅行保険で代用できるので、使わなくてもいいかとぼくは思っています。
クレジットカードの海外旅行保険を一枚も持てなかったら、空港で申し込んでみてください。
モバイルレンタルWiFi(ワイファイ)はイモトのWiFiが一番オススメ
手持ちのスマホがSIMフリーではない時、台湾で一番役に立つのは、レンタルWiFi(ワイファイ)じゃないでしょうか。
数日分を割安な料金で借りれ、友人ともシェアできるので、海外旅行に慣れていない人にはオススメのサービスだと言えます。
なかでも一番オススメなのはイモトのWiFiです。
オススメする理由は、大手の会社なので対応がしっかりしていて、かつ値段も安いからです。また帰ってきた時に空港に返却ポストが置いてあるので、郵送する手間もいりません。
台湾でも安いモバイルレンタルWiFi(ワイファイ)借りれますが、うっかり返し忘れたことを考えると、日本で借りていくのがいいでしょう。
とりあえずオススメのプランを知ってすぐに申し込みたい場合は、3Gプランを選び、あんしんパックフルをつけてみてください。
⇨ イモトのWi-Fiの申し込みはこちらからどうぞ
【関連記事】
イモトのWiFi(ワイファイ)の申し込み方やオススメのプランは、こちらの記事で解説しています。
1日680円という格安価格!台湾旅行をする時はイモトのWi-Fi(ワイファイ)が安定して使えるのでおすすめです
台湾旅行の際に海外プリペイドカードは必要か?
クレジットカードの他にも、海外プリペイドカードというサービスがあります。
これは交通電子マネーのSUICA(スイカ)やPASMO(パスモ)に似たサービスです。事前に作ったプリペイドカードにお金を入れておくと、それをVISAカードやMASTERカード代わりに利用できるのですね。
ただ台湾在住3年のぼくは、台湾旅行をする時に海外プリペリペイドカードを作る必要はないと感じています。
他にオススメしているブログやサイトもありますが、クレジットカードより手数料が余計にかかるし、台湾は現金払いが主流の国です。
何よりも台湾ドルに対応している海外プリペイドカードがないので、マネパカードやキャッシュパスポートカードは必要ありません。
欧米やオーストラリア、香港に行く時には使えますが、台湾旅行では全然使えないので、クレジットカードを作るか、現金払いするのがオススメです。
台湾旅行の荷物
海外旅行に行く時に誰もが疑問に思うのが、どんな荷物を持って行けばいいかです。
スーツケースの大きさや持って行くべき荷物の量。あったら便利なもの、逆に必要ないものなどは、こちらにまとめてみました。
台湾は南国なので、どのシーズンにどの服をもっていけばいいのかも、詳細に解説しています。
台湾生活3年間で厳選した台湾旅行の持ち物を乗せたので、参考になれば嬉しいです。
手荷物と預け荷物の違い
荷物をスーツケースやリュックに詰める時、注意しなければいけないことがあります。
ここ数年でモバイルバッテリーをスーツケースに入れられなくなりましたし、海外旅行に慣れていない人は「液体ってそもそも持ち込んでいいんだっけ?」という疑問もありそうです。
ぼくも慣れていない時は、手荷物と預け荷物の違いがわからず、空港のチェックインカウンターで追加料金を取られてしまいました……。
その違いを解説してみます。
航空会社が定義する手荷物(機内持ち込み手荷物)とは何か?
航空会社では、「手荷物(機内持ち込み手荷物)」と呼んでいる荷物のグループがあります。
これは自分が飛行機に乗る時に、最初から最後まで肌身離さずに持っている荷物のことです。
小さなリュックサックやトートバッグ、小型のキャリーバッグが当てはまります。
3辺の和115cm(45インチ)以内
3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm(22×16×10インチ)以内
という決まりがあるので、これに沿う荷物の入れ物を持っていってください。
具体的には、台湾旅行をする時に街歩きしたい荷物入れを考えればオッケーです。
手荷物(機内持ち込み手荷物)の個数は?
手荷物(機内持ち込み荷物)の個数は、航空会社や航空券のクラスによって違います。
ただ、LCC(格安航空会社)やFSC(従来の航空会社)問わず、だいたいどこも1〜2個が基準です。
リュックサックに紙袋(2つまで)などの組み合わせができる航空会社もありますし、リュックサック(1つのみ)しか認めない航空会社もあります。
この辺りは事前に乗る飛行機の決まりを調べてみてください。
手荷物(機内持ち込み手荷物)で持ち込むべきもの
手荷物(機内持ち込み手荷物)には、いくつか持ち込むべきものがあります。
- 貴重品(お金やクレジットカードなど)
- パソコンやタブレットなどの電子機器
- リチウムイオンバッテリー(モバイルバッテリーなど)
- 100ミリリットル以内の液体物
貴重品のお金やクレジットカードは、必ず持ち込みましょう。日本と台湾を飛ぶ飛行機は大丈夫ですが、フィリピンなどは乗客の預けた荷物を勝手に開けて中の物を盗む犯罪が多発してます。
海外旅行ではお金やカードを常に手放さない癖をつけておくのをオススメしたいです。
また電子機器はスーツケースの中で壊れる恐れがあるので、絶対にスーツケースの中に入れないでください。
リチウムイオンバッテリーも2016年から自然発火の恐れがあるので、手荷物に入れることが義務付けられました。
あと100ミリリットル以下の液体物は機内には持ち込めます。裏を返せば、500ミリリットルのペットボトルは自分で飛行機の中に持ち込めないので、必ずスーツケースの中に入れて預けてください。
手荷物(機内持ち込み手荷物)で持ち込んではいけないもの
海外旅行をする時には、100ミリリットル以上の液体物はスーツケースなどに入れて、空港のチェックインカウンターで預ける必要があります。
液体物、ジェル、 飲料類、クリーム・ローション・オイル類、香水、スプレー、シャンプー類、シェービングフォーム、防臭剤等のエアゾール類、歯磨き粉等の練り状物、半固形物、その他同様の物を含みます。
お土産で買う「ようかん」や名古屋の「つけてみそ かけてみそ」も液体物なので、これらを持ち込む際には預けるためのスーツケースなどに入れてください。
あとは刃物など禁止です。乗客がテロなどを起こさないよう敏感になっています。
刃物類は荷物検査で見つかったら処分されて、帰ってこないので気をつけてください。
航空会社が定義する預け荷物とは何か?
手荷物(機内持ち込み手荷物)の反対を意味するのが、預け荷物です。
日本の空港のチェックインカウンターでいったん預けて、台湾の空港に降りた時にまた受け取るのが「預け荷物」だと言えます。
大きめのスーツケースやロードバイクなどの自転車、大きめの段ボールなどが預け荷物です。
FSC(従来型の航空会社)は、23キロまで無料!
LCC(格安航空会社)は自分で航空券予約時に、追加で預け荷物料金を支払わないと、預けることができません。
このあたりも航空会社によってルールが違うので、気をつけてください。
【出国手続き】日本の空港でのチェックインから飛行機の搭乗までの流れ
台湾旅行の準備が整ったところで、日本の空港から飛行機に乗るところまでを紹介します。
目安として日本の空港には、2時間前までに到着するのが望ましいです。
ANAやJAL、チャイナエアライン、エバー航空などのFSC(従来型の航空会社)は3時間前に到着してもチェックインできます。
ただLCC(格安航空会社)は2時間前からチェックインできるところが多いので、飛行機の出発時刻から2時間前に空港へ着くのが望ましいです。
日本の空港でチェックインする(Check In)
まず空港に到着したら、チェックインカウンターに行き、「台湾行きの飛行機に乗るための航空券(搭乗券)」を取りましょう。
飛行機に乗る時のチェックインとは、空港のカウンターに搭乗予約券を持って行き、搭乗券(航空券)に変えてもらう手続きを指します。
「ネットで航空券を取った!」と言いますが、正確に言うとその時点では「搭乗予約券」を取っただけで、当日(もしくはWeb)でチェックインしないと搭乗券(航空券)を発券できないんですね。
むかしは搭乗予約券を紙で発行して見せなければダメでしたが、最近はスマートフォンのメール画面を見せれば大丈夫です。
1.チェックインカウンターでパスポートを見せる。
2.帰りのチケットを持っているか確認される(LCCの場合)
3.預け荷物を預ける(大きめのスーツケースなど)
4.手荷物の重さを測られる(7キロ、または10キロ以下かどうか)
5.預け荷物や手荷物が重量オーバーだった場合、追加料金が取られる
6.帰りのチケットがない場合、その場で取らされる
JALやANAなどのFSC(従来型航空会社)は席などを選ばせてくれたり、サービスがいいんですが、LCC(格安航空会社)はわりと警察の取り締まりっぽくなります。
ルールに違反していると、追加料金(罰金的な)が発生するので気をつけてください。
航空券を受け取ったら、出発時刻と出発ゲートに集まる時刻を確認する
無事に航空券を手に入れたら、必ず出発ゲートに集まる時刻(Boarting Time)を確認しましょう!
飛行機は新幹線やバスと違い、出発の30分前くらいに搭乗を締め切ってしまいます。
たとえば「お昼の12時に出発なので、11時半までに出発ゲートにお越しください」
という案内があるので、それに遅れると乗せてくれません。
ぼくはマレーシアの空港で出発時刻と出発ゲートに集まる時間を勘違いし、乗れなかったことがあります……。
こんなおバカなことをやるのは、一握りの選ばれた逆エリートだけ!
ぼくもそう信じていますが、悲劇の人を増やさないためにもどうか出発ゲートに集まる時間はなんども確認してください……。
手荷物検査を受ける(Security Check)
出発ゲートに集まる時間を確認したら、出国審査を受けましょう。
日本の空港では手荷物検査と出国審査がセットになっています。
最初に手荷物検査を受ける必要があるので、列に並んでみてください。
土日やGW(ゴールデンウィーク)、夏休みや冬休みは長者の列ができるので、その時期は早めに並んだ方がいいです。
パソコンを持っていたら手荷物から出し、自分のスマホや財布、腕時計などの貴金属を外して検査を受けます。
この時にペットボトルを持っていたら、液体類は持ち込み禁止なので、全部飲み干す必要があるので要注意です。
また先の尖ったハサミ(先端が丸まっていれば大丈夫)やナイフなども没収対象になるので気をつけてください。
出国審査を受ける(Immigration)
続いて出国審査です。
入国審査官にパスポートを見せると、だいたいスムーズにハンコを押してくれます。
上の写真のような感じですね。これを出国審査と呼びます。
たまに出国審査の行列ができて、出発ゲートに行くのが間に合わない場合は、横入りしてでもいいから審査官に掛け合ってください。
審査官は向こうから親切に「そろそろ台湾行きの航空便が出発するので、こちらに優先的に並んでください」とは言ってくれません!
もし時間が迫っていたら、並ばずに直接掛け合ってみましょう。
出発ゲートに集合する
出国審査が無事に終わったら、出国ゲートに集まります。
それまでに時間があるので、空港内の免税店でお土産を買うなり、自分のご飯をレストランで食べたり、空港のラウンジに行くなどに思い思いに過ごしてください。
また荷物検査と出国審査が終わったら、売店でペットボトルを買ったり、免税店でお酒を買うのは自由なので、この時に液体物を買えます。
ただし何度も言いますが、出国ゲートに集まる時間を逃すと、飛行機に乗れないので要注意です。
出発ゲートには5分前くらいに到着するくらいが望ましいといえます。
台湾行きの飛行機に搭乗する
出発ゲートが開いたら、パスポートと搭乗券(航空券)を見せて、飛行機の中に入れます。
ここまできたら安心して台湾に向かえるので、搭乗するまでは気を抜かずに移動してみてください。
飛行機の機内(もしくは台湾の空港)で台湾の入国審査カードを書く
台湾行きの機内、もくしくは台湾の空港で入国カードが配られるので、それを書く必要があります。
入国審査カードとは、パスポートと一緒に提出する台湾旅行の詳細情報です。
自分の名前や国籍、泊まる予定のホテルの住所、乗ってきた飛行機の便などを記入します。
これを書かないと入国させてもらえないので、機内で配られているタイミングか、台湾の空港に到着したらもらって書きましょう。
台湾の入国審査カード・入國登記表(Arrival Card)の書き方
台湾の入国審査カード・入國登記表(Arrival Card)の書き方は以下の通りです。
・姓 Family Name(自分の苗字を記入。パスポートに書かれている自分の名前のローマ字表記がいい)
・名 Given Name(同じく自分の名前を記入。パスポートに書かれている自分の名前のローマ字表記がいい)
・護照號碼 Passport No.(パスポートの番号を書く)
・出生日期 Date of Birth(出生日期とは、自分の誕生日のこと)
・國籍 Nationality(国籍のこと。漢字で「日本」、またはローマ字で「Japan」でも大丈夫です。
・性別 Sex(性別のこと。身体の性別を記入)
・航班、航名 Flight/Vessel No.(乗ってきた飛行機に振られているナンバーを記入)
・職業 Occupation(自分の職業を記入。英語が望ましいけど、漢字でも大丈夫)
・簽證種類 Visa Type(ビザの種類にチェックを入れる。観光目的なら「停留」にチェックを入れれば大丈夫。もしくは空白でもOK)
・入出境證、簽證號碼 Entry Permit/Visa No.(持っているビザ番号を記入。観光区目的の日本人は記入しなくても大丈夫)
・居住地 Home Address(日本にある自分の住所を記入)
・居住地 Residential Address in Taiwan(台湾で自分が滞在する予定の住所(友人の家など)または泊まる台湾のホテル名を記入)
・旅行目的 Purpose of Visit(自分が台湾で何をするのかを記入。観光目的なら、「3.觀光 Sightseeing」にチェック)
・旅客簽名 Signature(最後に自分の名前のサインを。自分のパスポートと同じ書式のサインをする)
航空券に書かれている航班、航名 Flight/Vessel No.の場所は?
よくとまどうのは、「航班、航名 Flight/Vessel No.」の場所です。
航空券(搭乗券)に書かれているんですが、航空会社によってわかりづらいかもしれません。
写真はバニラエアなんですが、フライトナンバーは「アルファベットと数字」の組み合わせで書かれています。
「航班、航名 Flight/Vessel No.」がわからなかったら、自分の航空券の番号を確認してみてください。
台湾で入国審査を受ける
無事に飛行機が台湾に到着したら、入国審査を受けましょう。
「持非中華民國護照旅客」と電光掲示板に赤字で表示されている列があるので、外国人はそこに並びます。
入国審査をするときは、パスポートと入国審査カードを提出してください。
その上で顔写真と指紋を取られます。
時間帯によっては長時間待つので、飛行機からなるべく早く降りて並ぶことをオススメします。
スピードイミグレーション(常客証)
台湾に1年間のうち、3回以上入国している人は、スピードイミグレーション(常客証)を利用することができます。
これは普段台湾人が並んでいる列に特別に並べる証明書です。
完全に機械の入国審査とは別で、台湾人が審査してスタンプを押してくれます。
年に3回以上行く人はあまりいないかもしれませんが、年に3回以上行く人はよかったら参考にしてみてください。
こちらのブログ記事が詳しくて参考になります。
【関連記事】
預け荷物の受け取り
台湾の空港で入国審査を終えたら、スーツケースを預けている人はこの先の預け荷物が運ばれてくる場所でピックアップします。
すぐに入国審査が進んだ場合、まだ荷物が届いていなくて待つ必要があるので、そのときは待ってみてください。
台湾の空港に到着したらやること 両替・SIMカードの購入・iTaiwanの登録
台湾の空港に到着したら、最初にやることは3つ(最低1つ)です。
- 両替
- SIMカードの購入(SIMフリースマートフォンを持っている人は)
- iTaiwanの登録(観光客向けのフリーWiFi(ワイファイ)。念のために
この時に両替は必ずやっておきましょう。
台湾の台北などの街中でやっても、空港でやっても、レートは変わりません。
100円くらいの両替手数料が取られるだけなので、現金両替をするなら台湾の空港が一番おすすめです。
ただ現金を両替するときは盗難の危険もあるので、クレジットカードの海外キャッシングをするのが一番おすすめです。
詳しいやり方は以下の記事を参考にしてみてください。
【関連記事】
台湾の桃園国際空港のATMでクレジットカードを使ってキャッシングする方法
SIMカードの購入やiTaiwanなどの登録は、下の記事を参考にしてみてください。台北の桃園空港と高雄空港でのやり方をまとめてみました。
【関連記事】
台湾の桃園国際空港に観光で着いたら、必ずやりたい3つのこと。換金、携帯のSIMカード入手、フリーWi-Fi設定まとめ
台湾の空港から市内へ向かう
台湾の空港から台北市内や高雄市内、台南などに向かう方法は以下の通りです。
台北市内からの場合はバスもありますが、地下鉄が開通したので、そちらを利用すると便利だと思います。
【関連記事】
全4社のバスに乗って全部試したぼくがオススメする!桃園国際空港からバスで確実に台北駅に行く方法
まとめ しっかり準備すれば怖くない台湾旅行
というわけで、どうでしたでしょうか?
台湾旅行でやる準備をまとめると、以下の通りです。
【台湾旅行準備】
- パスポートの申請
- 航空券・ホテルの予約(もしくはパッケージツアー申し込み)
- 海外旅行保険がついているクレジットカードを持つ(年会費無料のエポスカードがベスト)
- モバイルレンタルWiFi(ワイファイ)の申し込み
- 手荷物・預け荷物を分けて、預けられるものを分別する
【日本の空港でやること】
- 日本の空港に2時間前までに到着(が望ましい)
- チェックインカウンターで搭乗券(航空券)を受け取る
- ボーティングタイム(搭乗時間)を確認し、遅れずに行く
【台湾行きの飛行機と到着したらやること】
- 入国審査カードを書く(ボールペンの用意と泊まるホテルの住所を事前にチェック)
- 台湾の空港で入国審査を受ける(パスポートと入国審査カードを準備)
- 預けていた荷物を受け取り、入国ゲートをくぐって外に出る
このような感じで準備しておけば、台湾旅行もスムーズに行くはずです。
ぜひ楽しい台湾旅行を送ってください!
ではまた。
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台湾旅行3泊4日で台北を思う存分エンジョイするおすすめモデルコース