今回もご覧いただきありがとうございます。
今回は前回の【「疲れた」「だるい」は体の重要な警告~体が何を現しているの?】
の続きで「疲れ・だるさ」の解消方法をお伝えします。
みなさんは朝、目覚めの時、気持ち良く一日のスタートを切れる気分になっていますか?
体が重いなどの疲労感があると、一日のスタートとしてはきついですよね?
そのきつい思いを解消し、1日を気持ち良く過ごしていく為には、朝のスタートが大切なのではないでしょうか。
良く睡眠をとればある程度の疲れは取れるでしょう、しかし良く睡眠をとったにも関わらず、朝の起床時にまだ体にだるさを感じスッキリしない時の解決方法の一つとしてストレッチを行う方法があります。
今回は「体のだるさを解消させる方法」をご案内します。
みなさんも、ぜひ実践してその1日を気持ち良くスタートさせましょう。
朝の起床時に目覚めがスッキリとし体も軽く感じる時は、心身ともに疲れがなく調子の良い状態といえます。
この様な調子の良い状態で、その日をスタートする為には日々、体の管理や健康に対する心掛けが必要です。
体の機能をコントロールする自律神経は、交感神経および副交感神経からなっています。
その副交感神経は脈拍数を落ち着かせ、血管を拡張させて血圧を降下させる働きをしています。
人体は、朝、目が覚めると副交感神経の作用から徐々に交感神経の作用に変化して行き、体の機能が活発になってきます。
体の機能が活発になると心拍数が増加し、血圧が高くなり日中の活動に対応できる状態になって来ます。
したがって、朝の起床時に今日一日の活気を起こさせるには、交感神経の動作を優位にさせる様にすれば良いのです。
交感神経の働きを優位にさせるには
1.ベッドや畳などの上でストレッチングする
ストレッチングは反動をつけずにじわじわと徐々に筋肉を伸ばしてください。
それを10秒程続けます。
そして、ストレッチング中はゆっくり呼吸し、息は止めずに行います。
息を吐きながら、ストレッチを十分に行います。
ストレッチングのやり方(下のまんが①~⑦を参照)
①仰向けに横になり、脚と腕を伸ばして背伸びする。(10秒)
②脚を曲げて床に手を着けお尻を上に上げる様にする。(10秒)
③あぐらをかいて座り、手を後ろに着いて胸を反らす。(10秒)
④あぐらをかいて座り両腕を前に出して床に着け、背中を丸くする。(10秒)
⑤タオルを片足に引っ掛け反対側の片腕を伸ばす。反対側も行う。(10秒)
⑥膝を立て、その間に顔を入れるよう背中を丸める。(10秒)
⑦右膝を立て、左膝を着いて座る。
右膝の上に上体を乗せて押さえ込む(10~15秒)反対側も行う。
以上が起床時のだるさを解消するストレッチング方法のご案内でした。
一日の良いスタートを切るための一つの方法です。
ぜひ、実践して気持ちの良い一日を過ごしてください。
次回も引き続き、一日のスタート時に体をスッキリとさせる方法をご案内します。
ご覧になっていただけると嬉しいです。