【ドラニュース】ビシエド、残竜熱望 2冠当確 森監督に感謝「来季も一緒に」2018年10月13日 紙面から
竜に残りたい。中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が12日、来季の残留を熱望した。2年契約の切れる今季、最終戦となる13日の阪神戦(ナゴヤドーム)を残してセ・リーグの首位打者と最多安打の2冠は当確。低迷が続くチームの来季逆襲には、ビシエドの存在が欠かせない。 主砲の「ドラゴンズ・ラブ」は本物だ。今季最終戦は退任の決まっている森監督にとっても最後の戦いとなる。海の向こうから日本でプレーする機会を与えてくれた指揮官に感謝しつつ、ビシエドは竜への思いを口にした。 「日本に来られたのも監督のおかげ。監督としては最後かもしれないけど、(来季も)チームに残っていただいて一緒にできることを願っている」。さらに背番号66も残ってくれるのか、との問いに「もちろんです!」と言い切った。 来日3年目の今季は最高の結果で終われそうだ。リーグトップの打率3割4分9厘で、2位の巨人・坂本勇が同3割4分5厘と4厘上回る。「坂本選手より(打率が)落ちないようにしたいね」と笑ったが、巨人は全日程を終えているため、13日の阪神戦でビシエドが6打数無安打でも初の首位打者が確定する。「日本で首位打者を取れるなんて簡単なことじゃない。(首位打者のタイトル獲得なら)野球人生で初めて」。さらに、シーズン178安打もリーグトップで最多安打のタイトルをほぼ手中に収め、打率との2冠は確実だ。
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