「FANZA REPORT 2018」とは、2017年9月1日から2018年8月31日までの直近1年間を対象に、「FANZA」を訪問した約3億5千万人の利用情報からGoogle Analyticsを活用して抽出したデータをまとめた統計情報です。これほど膨大な数を対象にした“性に関する統計調査”は国内でも初めての試みと言えるのではないでしょうか。
なお、本調査について、ライター・ヨッピーさんの書き下ろしコラムも別記事でご紹介しております。是非ご覧ください!
【FANZA REPORT 2018 特設コラム】 人はシコり方が9割 - ライター・ヨッピー
基本情報
1年間でFANZAを訪れたユーザーの数は約3億5千万人(351,332,945人)
アメリカ合衆国の総人口(3億2843万人[*])を超えるユーザーが年間「FANZA」に訪問していることを表しています。
1年間のサイトへの総訪問回数(セッション数)は年間約16億回(1,661,348,623)
平均すると、月に約1億4千万回(138,445,718)、1日あたり約461万回(4,614,857)の訪問を記録したことになります。この数は、1日の乗降客数ギネス世界一位の「新宿駅」の利用者数(3,640,000人[*])を大きく超える数であり、そのトラフィックの多さをご想像いただけるのではないでしょうか。
FANZAで新たに発売された作品数は、26,961本、総収録時間にして69,028時間分
これらを全て再生するには2,876日、つまり約8年かかることになります。まさに気の遠くなる膨大な量です。ちなみに、国内にて2017年度公開された映画の本数は、邦画594本・洋画593本であり、合計1,187本。[*] FANZAでは、この約23倍の数が登場した計算になります。
年間検索数は、3億3千万回(331,043,780)
FANZAサイト内において、月に2,760万回(27,586,981)、日に91万回(919,566)、毎時3万8千回(38,315)、毎分638回、毎秒10回もの検索が行われたことになります。
ユーザーの男女比7:3
ユーザー年齢層
*65歳以上ユーザーが多い県 TOP5
各都道府県ユーザーのうち65歳以上が占める割合をみた場合、全国平均に対し奈良県は1.5倍の4.49%と突出しています。
人気検索ワード
人気検索ワードTOP25発表 「熟女」がトレンドワードNO.1に。
1年間で検索されたワードについて人気TOP25を発表。「熟女」が見事人気1位となり、日本のエロトレンドは今まさに「熟女ブーム」であると言えます。世界のエロトレンドでも、2017年調査で ①lesbian(レズ)、②hentai(ヘンタイ)、③milf(中年女性) という結果が出ており[*]、世界的にみても「熟女」への注目が高まっている様子がうかがえます。
エリア別 人気検索ワード
関東と近畿でのみ「ギャル」がTOP5入り。ギャル人気をこの2エリアが牽引しているのが見て取れます。また、「中出し」については北海道・東北・関東・中部でTOP5入りしており、東高西低と言えるでしょう。
男女別 人気検索ワード
男性ではランク外だった「クンニ」が、女性では堂々の人気1位を記録。そのほか、「人妻」「爆乳」「ギャル」など男性人気なワードが、女性ではTOP10から外れるなど男女間で大きく異なる結果が得られました。
年齢別 人気検索ワード
全体で人気NO.1となった「熟女」は、ほとんどの年齢層から高い支持を得ていることが分かります。全体人気3位の「痴漢」、6位「ギャル」、7位「爆乳」は44歳以下の層に強く、一方で45歳以上になると「レズ」や「コスプレ」が人気上位にランクインしてくる傾向が見て取れます。
人気セクシー女優ランキング
人気セクシー女優(検索ランキング)TOP20
1年間で検索された情報をもとに、人気セクシー女優ランキングTOP20を発表。NO.1に輝いたのは「明日花キララ」。そのほか、「紗倉まな」「三上悠亜」「高橋しょう子」らが強さを見せる結果となりました。
男女別 人気セクシー女優ランキング
男女ともに全体1位の「明日花キララ」がトップにランクイン。そのほか上位3名に変化は見られませんが、男性検索ランキングでランク外だった「葵つかさ」「ANRI」など元グラビアアイドル・元タレント系が、女性検索ランキングで5位6位に食い込み、女性からの支持の高さが顕著に表れた結果となりました。
年齢別 人気セクシー女優ランキング
全体人気で上位の「明日花キララ」をはじめTOP5の面々は、44歳以下で常に上位にランクインする強さを見せています。一方、45歳以上になるとガラッとメンツが変わり、人妻系セクシー女優「松下紗栄子」が強さを見せるほか、昨年AVデビュー20周年を迎えたベテランセクシー女優「風間ゆみ」なども支持される傾向が見られます。
トラフィック
一番長くサイトを観ているのは「神奈川県」で344.21秒。一方、最速で離脱するのは「高知県」で296.27秒。
サイトに滞在した平均時間(セッション時間)を県別に見ると、全国の平均滞在時間は317.29秒であることが分かりました。また、時間の長さでランク付けした場合、TOP3は①「神奈川」・②「千葉」・③「長野」。逆にワースト3は㊺「沖縄」・㊻「宮崎」・㊼「高知」という結果が得られました。
AVを観ている時間帯に日本独特の傾向が!?
平日は夜8時~深夜2時ごろまでが最も観られている時間帯と言えるでしょう。週末の土曜・日曜は昼食時を挟んで日中から愉しむ人も多数見られます。 特徴的だったのは、平日の早朝4時~7時の間(出勤前)に盛り上がりを見せている部分です。“朝立ち”がある程度影響しているのでしょうか。 前述のPornhub INSIGHTS(2017 YEAR IN REVIEW)[*] で紹介されている「Favorite Time to Watch Porn」の動きを見ても、このような現象は見られず、日本独自の動きと言えるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
意外な結果に思われたものもあったかもしれませんが・・・・、これが日本のエロの現状です。
そしてFANZA REPORTは今回が第一弾であり、まだ始まったばかりです。日本の性文化をリードしていけるよう、FANZAでは引き続き様々な角度から“エロに関する調査”を行い、この「FANZA Magazine」で常に配信していきます。今後ともよろしくお願いいたします!