来春の佐賀県議選の三養基郡選挙区(定数2)に、元会社員の古賀和浩氏(56)=基山町宮浦=が4日、立候補する意向を表明した。
古賀氏は佐賀大学経済学部卒。町内に事業所がある物流企業に勤め、9月に退社した。町消防団副団長、県PTA連合会理事、鳥栖地区小中学校PTA連合会長などを務めている。
町民会館で会見を開き、消防団と自主防災組織の連携による防災力強化や、放課後児童クラブの充実などの子育て支援策、農林水産業をはじめとした産業振興策を示し、「民間で培ったノウハウを県政に生かしたい」と話した。現時点では無所属で出馬する考え。
同選挙区では現職1人と元職1人に出馬に向けた動きがある。