今年4月に、乳がんのため左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けた、元SKE48のメンバーでタレントの矢方美紀(26)が11日、東京都内で行われた乳がんセミナー「Know your Lemons」でトークショーを行った。
トークショーの前に矢方は集まった報道陣の取材を受けた。昨年12月に乳がんが判明。その時の様子を、「胸を触って凹凸があるのがわかってそれがきっかけ。乳がんのことをテレビでもやってたけど、人ごとだと思っていたら、セルフチェックでしこりを見つけた」と振り返った。
20代でまさかがんになるとは思っていなかったため絶大なショック。当時は、「どうやって病気と向き合えばいいか不安になりました」という。
しかし、がん治療と仕事の両立が可能であることを知り前向きな気持ちに。現在も名古屋を拠点に芸能活動を続けているが、「せっかく表に出る仕事をしていたので続けてみようと思った」。現在の治療に関しては、「午前中に放射線治療をしていますが、副作用もなくて過ごしやすい。仕事と治療の両立で充実してます」と話した。