AmazonのAI人材採用システムが女性差別的だったというニュースを見て、ようやく。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/jp.reuters.com/article/idJPKCN1ML0DN
・AIすげえ。超すげえ。
・俺もAIを勉強して勝ち組に勝つる!AI王に俺はなる!!ドン
・でもAIの勉強難しくてよくわからないからいつかきっとやる(やるとは言ってない)
というような感じで、当然はてなーにもいろいろいるが、基本AIは称賛メインだったと言っても主語はさほどデカくはなかろう。
とにかくAIに対して楽観的で無邪気で、AIさえ発展すれば将来バラ色くらいの単純な発想の人が多くて見ててハラハラしてた。
ところが、AIが思ったような結果を出さないどころか、自分たちにとって不愉快な挙動を示すこともあるという現実にぶち当たったようだ。
しかもその気づきを得るきっかけがポリティカル・コレクトネスだったというところでいかにもはてなーっぽいなと苦笑した。
これを機に、もっとAIに対する疑問をはてなーは持った方がいいよ。
AIの仕組み自体は人間の能力を遥かに超えたものかもしれないし、それによって社会の利便性を更に向上させるものであるかもしれないけれど、そのAIを設定するのは人間だということ。
その人間が男性優位社会で育ってくれば当然男性優位AIが爆誕するんだし、
AIを扱う人間が競争を勝ち抜いた一握りのエリートばかりだったら、
当然AIは一握りのエリートに偏ったエリート優位AIになるのだから。
AIは資本家や権力者の資本権力集中・独占を更に加速させる悪魔の装置になる可能性の方が遥かに高いでしょ。
ラッダイト運動しろとまでは言わないけれど、AIはむしろ弱者にとって超危険な存在になる、という危惧はしっかりと持った上でAIに希望を託さなきゃ。
ブクマカアホすぎわろた