映画『黒執事』清玄の謎の多い過去が判明!悲壮な決意をした主人?

美男子の執事セバスチャンは、清玄という主人に仕えていました。実は、この清玄には悲しい過去があって、ある目的を達成するために禁断の行為を働いてしまったのです。そこで、清玄には、どのような過去があったのか詳しく紹介しましょう。

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『黒執事』のキャスト

セバスチャンと清玄

引用:https://eiga.com/movie/78054/gallery/4/

映画『黒執事』は、2014年1月18日に日本で上映されました(上映時間は約119分)。 

監督&脚本

復讐を誓う『黒執事』を制作した監督が、大谷健太郎さん、さとうけいいちさん達になります。

  • 監督:大谷健太郎
  • 監督:さとうけいいち
  • 脚本:黒岩勉
  • 原作:枢やな 

登場人物&役者

映画『黒執事』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。

  • セバスチャン/悪魔な執事(演:水嶋ヒロ)
  • 幻蜂清玄/復讐のために悪魔に魂を売った人物(演:剛力彩芽)
  • 幻蜂有人/清玄の父親(演:海東健)
  • 幻蜂絵利香/清玄の母親(演:ホラン千秋)
  • リン/清玄の所で働くメイド(演:山本美月)
  • 若槻華恵/清玄の叔母で親のような存在(演:優香)
  • 明石/華恵の所で働く執事(演:丸山智己)
  • チャールズ・ベネット・サトウ/女王直属の秘書(演:城田優)
  • 葬儀屋ジェイ/怪しいオーラを放つ人物(演:栗原類)
  • 篠崎洋造/武器を取り扱う商人(演:宮川一朗太)
  • 九条 新兵/イプシロン製薬の社長(演:伊武雅刀)

『黒執事』のストーリー

男姿の剛力彩芽

引用:https://eiga.com/movie/78054/gallery/2/

黒執事の世界では、西側と東側に分かれていて、西側にはある女王が君臨していて、清玄は女王に使える身でした。しかし、東側では大きな権力を握っている者もいて、混沌とした世界でもあったのです。

清玄に仕えるセバスチャン(起)

清玄は、ある場所で捕まっていました。そこでは、多くの少女たちが手荒く扱われて、売買されようとしていました。しかし、清玄は人身売買にしては、あまりにも扱い方がおかしかったので、疑問を抱いていたのです。

少女の売買に深く関わっていた男は、清玄を見て、片目だけが違う色になっている事に気づいて、希少価値が高そうだなと不敵な笑みを浮かべるのです。しかし、清玄は、その男の極秘情報を詳しく知っていたので、男は「何者だ、お前は?」とうろたえてしまいます。

そこへ、全身を黒い服で身にまとった執事セバスチャンが現れます。セバスチャンは「主人を返してもらいます」と冷静な表情を浮かべて、驚くべき身体能力で、小さなナイフだけで、銃を持った人間たちを次々に倒していったのです。

ミイラ化する事件(承)

清玄は屋敷に戻ったら、心配性なセバスチャンから「坊ちゃんの身に何かあったら困ります。ただし自殺であればご自由に、自殺であれば、坊ちゃんの魂を頂けますので」と意味深な事を言われてしまうのです。清玄は「安心しろ、目的を果たすまでは絶対に死なない。そのために、こんな格好までしているのだからな」と言い切りました。

それから、清玄はサトウと会って「最近ミイラ化する事件が起きていて、その近くには悪魔のカードが落ちているとの事。女王陛下は早期解決を望んでいます」と言われます。清玄は「承知したと陛下に伝えてくれ」と答えて、早速セバスチャンと共に事件を解決しようとするのです。

その頃、警察のほうもミイラ化する事件を操作していました。そこで上層部の一部の人間は、西側の女王に仕える諜報員が動いている事が関係しているように感じていました。そして、調べていくうちに幻蜂家の有人・絵利香達が殺されてしまって、その娘の 汐璃が行方不明になった事がわかります。

清玄の謎の多い過去(転)

幻蜂家に大きな悲劇が起きた後に、清玄がセバスチャンと共に現れて、有人の隠し子と主張してきたのです。DNA鑑定をしてみたらシロだったので、若槻華恵が後見人になって幻蜂家の事業を拡大していったのです。そんな華恵は、清玄に優しく接する女性でしたが、発作を起こしがちで、ある薬を飲まなくてはいけませんでした。

セバスチャンは、そんな華恵に気を配りながらも事件の捜査を進めていきます。華恵は捜査に協力するために、あるパーティーへ清玄が参加できるように取り計います。所が、そのパーティーの主催者 九条が使っていた封蝋が、両親を殺した者たちが使っていた武器と同じデザインだったのです。

清玄は顔色を変えて、セバスチャンには九条が経営しているイプシロン社を調べるように言って、パーティーへ入っていったら、九条だけではなく武器商人の篠崎もいました。しかし、清玄は九条に捕まってしまうのです。清玄は布を顔にかぶせられた後に気がついたら、九条がパーティーに参加している者たちに新作の薬を配ろうとします。

意外な人物が牙をむく(結)

参加者たちは、快楽を味わえると言われていましたが、実は、その薬は『ネクローシス』と言われている物で、最初に鼻から血が流れて、その後に耳・目から血が流れていってミイラ化してしまうのです。その事実を後から知らされた参加者たちはパニックに陥ってしまいます。所が、その九条は誰かに殺されてしまったのです。

清玄にも危機が陥りますが、何とか自力で逃げ延びます。清玄は新薬によってミイラ化した事をサトウに伝えて、ネクローシスの黒幕は武器商人の篠崎だろうと睨みます。しかし、清玄はセバスチャンと別行動を取った時に、意外な人物がネクローシスに関わっていた事を知るのです。その相手とは誰なのでしょうか?

答えを知りたい方はネタバレをクリック(清玄の過去もネタバレで分かります) [ネタバレ]

事件に関わっていたのは、華恵で、有人の妻になっていたのに途中で捨てられた事を恨んでいました。そのため、清玄の両親を殺すように手引きしたのです。しかし華恵はセバスチャンに騙されてミイラ化します。そして、清玄は汐璃から男の清玄と偽って、セバスチャンと悪魔の契約をして、親の仇を討とうとしていたのです。

『黒執事』の豆知識

清玄に従うセバスチャン

引用:https://eiga.com/movie/78054/gallery/2/

謎の多い『黒執事』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。 

『黒執事』の悪魔の契約

黒執事には、悪魔と契約を交わす話が出てきますが、この悪魔との契約は原作のほうが詳しく描かれています。この契約では、ある目的を達成するまでは守り抜いてもらえますが、その目的が達成された後は、自分の魂はセバスチャンに食べられてしまうのです。

『黒執事』のグッズ

黒執事のグッズ『懐中時計』が、インターネットで注文する事ができます。この懐中時計は、セバスチャンが愛用している物をモチーフにした物です。そのため、黒執事が好きな方であれば、購入してみるのも悪くはないでしょう。

『黒執事』の感想

悪魔の登場

引用:https://eiga.com/movie/78054/gallery/

映画『黒執事』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。 

『黒執事』の残念な所

黒執事では、悪魔の契約の話はでてきますが、欲を言えば契約をするシーンも登場して欲しかったかなと思いました。その契約をするシーンが登場しないので、何となく理解はできましたが、この辺りは、映画は原作ほどの情報量を公開できないので、仕方のない所かなと思いました。

『黒執事』の見所

黒執事では、あの水嶋ヒロさんと剛力彩芽さんが豪華共演しているので、その辺りは大きな見所になっています。特に、男装姿の剛力彩芽さんは斬新な感じがして良かったですね。やはり、男装の女性って何かそそられるものがあります。

そして、水嶋ヒロさんが冷静になって、人の気持ちを弄ぶような事を言う辺りは、本当にハマり役だなと思いましたね。