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与田さん「もう一度ドラゴンズのユニホーム着たかった」 気付きと築きが大事

2018年10月11日 紙面から

中日の新監督に就任することが内定した与田剛さん

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 中日からの監督就任要請を受けた与田剛さんが10日、東京都内で本紙のインタビューに応じた。 (聞き手・井上洋一)

 -きょう、オーナーとはどんなお話を

 「『これまでのいろいろな経験の中で思い切り野球をやってほしい、自分の経験の中でやってください』と言っていただき、『ありがとうございます』とお話させていただきました」

 -今の率直な気持ちは

 「率直に感謝しています。ありがたいという思いが一番です」

 -ドラゴンズは今、6年連続Bクラスという苦しい時代となっているが、今のドラゴンズはどのように映っているか

 「好不調がすごくはっきりしているのではと感じる。乗っている時はいいが、そうでない時は元気がなくなるような印象がある。うまく行かない時こそ、全力プレーであったり、何か立て直す精神的なものも必要かなと思います。技術的にダメ、精神的にもダメだと、連敗を止めるのも難しくなる。精神的なものだけで勝てるわけではないが、両方ともダメとならないようにしないといけない」

 -今年苦しんだ投手陣の再建も期待される

 「楽天の時もそうだったが、一気にいろいろなことを求めてもなかなかできない。選手個々がまず自分のできることを把握していくことが大事になる。自分は『気付き』と『築き』という2つの能力が大事だと思っている」

 -それはどういう?

 「マウンドに上がった時、自分の調子はどうなのか、相手はどうなのか、どの球種が使えて、どの球種はそうでないのか、気付くことが大事になる。その上で、例えば調子が悪い時にどうしたらいいか、今勝つために何をするのかを、築いていかないといけない。練習でも毎日調子がいいわけではない。普段から、自分はどんな状態か気付き、ではどうするかを築かないといけない。もちろん、そういったことが大事なのはベンチにいる監督、コーチも同じ。調子はどうなのか、今日はどの球種が使えるか、ベンチで気付いて、それを伝えるのが、われわれの仕事にもなる」

 

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