娘は髪を長く長くのばしたいそうで、
なかなか切らせてくれません。
切っていいのは前髪だけ。
後ろはたまーに、傷んだ毛先をほんの少し、
私か夫が切っています。
子供用のカット鋏ですが、
私の前髪もたまにこれで。
美容院に行くほどじゃないけど、
前髪だけどうにも気に入らない!って時に、
ギザギザのすきバサミでジョキッと。
いつも失敗します。
先週末、鏡の前でふと思い立ち、
夫をよびつけました。
「ちょっと、お願いがあるから来て」
きこえてるだろうに無視する夫。
「パパー、ママがよんでるー」
娘も応戦してくれて、
ようやくうっとおしそうにやってきました。
「ちょっと前髪きってくれる?」
「はっ?」と目をまるくする夫。
「えっ?ママの前髪?」ときいてくる娘。
「そう、私の前髪、適当に切って。
失敗してもいいから」
ハサミを2つ差し出すと、
すきバサミじゃない方を手にとって、
器用に縦にハサミをいれて、
さささーっと仕上げてくれました。
ずいぶん短くなりました。
でもまぁ、可愛くなりました^^
いつも不機嫌な空気をただよわせて
どこかよそよそしい夫と私。
ふいに思いついた
私なりのスキンシップ^^
「ママの前髪、へんなのー」
娘の笑い声が、いつも我が家を
ほんわり包み込んでくれます^^
夜中に何度も目が覚めて、
なかなかすんなりと眠りにはいりなおせず
やれやれ…と思っていると、
横からヒヒヒヒヒッと、娘の笑い声が。
のぞきこむと、何事もなかったように
すやすや気持ちよさそうに眠っていました。
フフフフッと、なんとなく愉快な気分になりました^^