まつりに合わせて設置された大行燈=11日午前10時40分、金沢市の近江町市場
近江町市場の「大行燈(おおあんどん)まつり」は11日、金沢市の同市場で始まり、アーケード入り口や店先に大小の行燈が飾られる中、特価品を買い求める人でにぎわった。
近江町いちば館の入り口では、歌舞伎「与話情浮(よわなさけうき)名(なの)横櫛(よこぐし)」の一場面を描いた高さ約3・5メートル、幅約7・2メートルの大行燈が買い物客の目を引いた。重さ75キロの沖縄産本マグロ2本の解体ショーも行われた。まつりは16日まで。
11日の石川県内は寒冷前線の影響で雨が降った。気温はあまり上がらず、正午までの最高気温は金沢18・0度で11月上旬並み、輪島18・1度で10月下旬並みだった。