相次ぐ不審火!防犯カメラに消防団員の姿が…放火容疑で逮捕
- 岡山・津山市では去年1月以降28件の不審火が発生
- 警察では、各所に防犯カメラを設置し捜査していた
- 防犯カメラには、不審火の直前に消防団員の姿が…
岡山・津山市では去年1月以降28件の不審火が発生
今年4月岡山県津山市の竹やぶで起きた不審火。その際に撮影された消防車に指示を出す消防団員・松本健太郎容疑者(36)の姿。松本容疑者は10月11日、別の放火事件に関与した疑いで逮捕された。
事件が起きたのは9月9日の夜。松本容疑者は津山市内の空き家に侵入し放火した疑いがもたれている。近隣で起きている不審火はこれだけではない。津山市では去年1月以降、倉庫や空き家などが焼ける“不審火”が相次いでおり、先月16日までにその数は28件にものぼっている。
松本容疑者が消火活動に参加していた今年4月の現場もその不審火の一つに数えられている。
不審火が最も相次いだ地区に自宅のあった松本容疑者。今年8月所属していた消防団を突然辞めたという。
松本容疑者が所属していた消防団の副分団長は、こう語る。
消防団の副分団長:
最近、突然辞めた。先頭になって頑張っていたから…一緒に行動しているときに火事が出たことが何度かある
警察では、各所に防犯カメラを設置し捜査していた
岡山県警では、不審火が続く中、松本容疑者の自宅付近にも“不審者対策”として複数の防犯カメラを設置して捜査していた。このことに対し、松本容疑者自身「いかにも犯人扱いするように、四方八方から防犯カメラを設置されている」と周囲に漏らしていたそうだ。
しかし、犯行前に現場付近を1人で歩く松本容疑者の姿が写っていたという。
警察の調べに対し松本容疑者は「身に覚えがないことです」と否認。
警察は、松本容疑者が少なくとも27件の不審火に関与した疑いもあるとみて調べる方針だ。
(プライムニュース イブニング 10月11日放送分より)