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» 2018年10月11日 16時40分 公開
講談社が『コウノドリ』風疹エピソードを緊急無料公開 感染者急増を受け
「先天性風疹症候群は注射一本で防げる」。重く受け止めたい言葉。
[コンタケ,ねとらぼ]
講談社の運営するマンガアプリ&Web「コミックDAYS」が、『モーニング』で連載中の『コウノドリ』(鈴ノ木ユウ)風疹エピソードを無料公開しました。風疹感染者の急増を受けてとのこと。
『コウノドリ』は、医師でありジャズピアニストでもある「鴻鳥サクラ」が主人公の、産科医療漫画。妊婦やその家族を描く内容で、2015年にはテレビドラマ化もされています。
今回無料公開されたエピソードでは、「先天性風疹症候群」をテーマに話が進みます。海外で渡航の注意喚起が出るほど風疹が流行っているのは先進国で日本だけであることや、日本にはワクチンを打っていない“空白期間”が存在することなどが語られています。
ラストには「先天性風疹症候群は注射一本で防げる」と、念を押すように書かれているのが印象的でした。
現在、NIID(国立感染症研究所)が「風疹急増に関する緊急情報」を発表するほど風疹感染者が増えており、2018年第1~39週の疹患者累積報告数は952人となっています。第38週までの累積報告数は770人で、182人増加しました。
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