アトピー持ちの方は、どんなコスメでも肌荒れが心配で
「私が使っても大丈夫なのかな?」と徹底したリサーチをされるのではないでしょうか。パッケージの可愛さや爽やかな香りに惑わされないのが、アトピー思考ですよね。
敏感なアトピー肌でも肌荒れせず、満足に白髪が染まる商品を探しましょう。アトピー目線から、辛口レビューを始めます。
目次 [隠す]
白髪染めを選ぶポイント
アトピーの大敵は、肌への刺激と乾燥です。ここから、白髪染めを選ぶポイントとしては、
- 低刺激の白髪染め
- 頭皮の乾燥を防ぐ白髪染め
の2点の条件をクリアしている商品でなければ、肌の弱いアトピーの人では肌荒れをしてしまう事でしょう。
①低刺激の白髪染め
アトピー肌は、他の人は普通に使えているものでも、ワッとかゆみが噴き出します。良くある商品の口コミは、アトピーじゃない人が書いている内容なのであまり参考にできません。
そのため、口コミで評判だから大丈夫とは限らないので、しっかり成分表示を確認し、低刺激な白髪染めを選びましょう。
②頭皮の乾燥を防ぐ白髪染め
頭皮が乾燥した状態では、どんなに刺激が弱くても荒れやすい状況です。
頭皮の乾燥ケア用オイルを用意するのも手ですが、乾燥を防いでくれて保湿してくれる白髪染めがあるのであれば、余計な手間がかからないので最高ですよね。
乾燥を防ぐ白髪染めについては以下の記事をご参照ください。
アトピー向けの白髪染めとは?
総合評価 |
種類 |
①低刺激 |
②乾燥防ぐ |
---|---|---|---|
A |
ヘアカラートリートメント |
〇 |
△ |
B |
ヘナ |
△ |
× |
B |
ヘアマニキュア |
△ |
× |
C |
白髪染め(酸化染毛料) |
× |
× |
C |
オハグロ式白髪染め(非酸化染毛料) |
× |
× |
先ほどご紹介した
①低刺激の白髪染めか
②頭皮の乾燥を防ぐ白髪染めか
のポイントをふまえて、アトピー向けの白髪染めを判定します。
低刺激はともかく、乾燥ケアを白髪染めに期待するのは手厳しかったかもしれませんね。1種類しか乾燥を防ぐ白髪染めはありませんでした。
ではさっそく、総合評価Aから詳しくみてみましょう。
【A】ヘアカラートリートメント―低刺激〇 乾燥△
ヘアカラートリートメントは、使うごとに徐々に染まる白髪染めですね。カラーリンスとも呼ばれます。何回も薬剤を付けるなんて、髪もお肌も荒れるように思われがちですが、刺激の低い染料(HC・塩基性)なので安心です。
塩基性染料には髪の手触りも良くする効果があります。トリートメントと命名されているだけのことはありますよね。乾燥ケア機能を備えているかどうかは、製品によるので判定は△です。
シャンプー前にするタイプと、シャンプー後にするタイプがあります。
【B】ヘナ―低刺激△ 乾燥×
植物性の染料なのでヘナの刺激は低めです。ただし、白髪染めとしてヘナ100%の製品はほとんどなく、他の染料と混ぜていることが多いのが現状です。
そうなると他の染料の刺激がありますので、低刺激判定は×に近い△、乾燥への配慮は特にないので×です。
【B】ヘアマニキュア―低刺激△ 乾燥×
ヘアマニキュアはキューティクルを開いて色を入れていくだけなので、化学反応がない髪には優しい白髪染めです。色づくとともにツヤも出せますので、大人のキチンと感をプロデュースできます。
ただし、使われているタール色素という刺激が強いもの。アトピー肌にはご法度です。
ヘアマニキュアはそもそも肌につくことを想定していませんが、根元から始まる白髪を前に、つけないことは難しいですよね。
【C】白髪染め―低刺激× 乾燥×
最も流通している白髪染め。
薬剤の中の色素が化学変化を起こすことで髪の毛に色を入れます。化学変化を起こすので、肌には当然負担がかかります。
そして色素を入りやすくするためアルカリ剤でキューティクルを膨らませるのですが、これも肌への刺激が強く大きな負担となってしまいます。
さらに、ここで使われるジアミン系の染料は、アレルギーを起こしやすい物質です。
アレルギーが起きるかどうかは個人差がありますが、もともとアトピーのように肌の弱い方は、はじめから使用を控えることをすすめます。
パッチテストで安全を確認してから染める決まりですが、パッチテスト自体で肌荒れすることもありますので、挑戦するのも微妙です。刺激を与えるだけで、潤いを与えることはないのでC判定となりました。
【C】オハグロ式白髪染め―低刺激× 乾燥×
アレルギーを起こしやすいジアミン系染料ではありませんが、こちらも化学変化を伴いますので刺激は強め。ポリフェノールと鉄塩をキューティクルの内側で発色させます。
紫に近い黒になりますので人気もなく、商品も少ないですね。
オハグロ式の詳細に関しては以下の記事に記載しています。実際にオハグロ式白髪染め(マロン)を使ったかぶれの実験も掲載していますので、お肌に自信のない方は是非ご参考までにどうぞ。
アトピーなら選ぶべき白髪染めはヘアカラートリートメント!
利尻ヘアカラートリートメント |
|
---|---|
価格1本200g |
3,240円(税込) |
初回購入 |
2,160円(1本につき1,000円オフ) |
送料 |
税込540円(定期購入で無料) |
時間 |
10分 |
低刺激で、乾燥ケアもしてくれるヘアカラートリートメントをご紹介します。私の生え際で実験した中で一番優しかったのが利尻ヘアカラートリートメントです。
それからは、お肌の調子が悪い時はこちらを使っています。生え際に乗っけても、こすらずスルスルとお湯でオフ出来ます。色の入りは今一つでしたが、優しさはピカイチ。アトピー肌の白髪染めで、最後の砦と言って良いと思います。
まとめ
アトピーのご機嫌をとりつつ白髪染めを実行するには、ヘアカラートリートメントを使いましょう。今回は利尻を推しましたが、基本的に優しいものばかりです。
他にも、保湿やツヤ髪に特化したものがありますので、初回特典や返金保証を利用して、賢くアトピー用白髪染めと巡り会ってくださいね。
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