Amazonが長期にわたり倉庫に勤務している労働者を対象に、さらなる賃上げを実施した。これはボーナスと株式報酬支給の取りやめが批判されたことを受けた措置だ。
Bloombergによると、Eコマース大手のAmazonは、一部労働者について昇給額を1時間あたり1ドルから1.25ドルに変更し、さらに在職5年ごとに支給される現金によるボーナス1500~3000ドルを新たに追加した。加えて、かき入れ時の12月に精勤した従業員には100ドルのボーナスを出すという。
Amazonは10月に入り、最低時給を15ドルに引き上げると発表したものの、これと引き換えに月次ボーナスと株式報酬が廃止されるとBloombergで報じられ、同社で働く労働者から不満の声が上がっていた。この賃上げ措置では、時給がすでに15ドルを超えている労働者の場合は、時給が1ドル上がることになっていたが、Amazonに長く務める従業員は、新人のほうが自分たちよりも昇給額がかなり大きくなるとの理由から、懸念を表明していた。
Amazon側は、この措置により労働者がもらえる賃金の総額は上がると説明していたという。報酬変更のさらなる詳細については、新しい方針が適用される11月1日までに、従業員に対し説明があると、Bloombergは伝えている。
Amazonにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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