熱量(カロリー)は使い捨てカイロの約13倍。
発熱温度も一定していますので、寒冷地や冬の野外のレジャー時に、非常に威力を発揮します。
一方で、熱量消費はほんのわずか。たった25ccのべンジンで最大約24時間保温できる燃費の低さです。
ベンジンを注油し“繰り返し使用”できる環境に優しいカイロです。長期間ご使用いただけるロングライフ製品です。さらにすべての交換部品を取り揃えており、メンテナンスは抜群です。
ハクキンカイロは、ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、直接ベンジンに火をつけているわけではありません。マッチやライターを用いるのは、プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。
※触媒技術は、自動車の排ガス浄化や大気汚染防止にも使用されており、自然環境を守る重要な技術です。
ハクキンにおいても環境保全に役立つ触媒の開発に日々取り組んでおります。
ハクキンにおいても環境保全に役立つ触媒の開発に日々取り組んでおります。
火口
ハクキンカイロの発熱の生命です。
発熱部には、ガラス繊維に当社独自の方法でプラチナ(Pt)を微粒子の状態で担持させたプラチナ触媒を使用しています。
フタ
単に安全のためのカーバーではなく、このフタの孔雀の型の通気孔に重要な意味があります。通気孔の大きさ、位置などによって、カイロの温度と持続時間が調節されています。
タンク
圧縮した脱脂綿が入っています。ベンジンの吸収、保油、発散が適切におこなわれるよう工夫してあります。
ハクキンカイロはベンジン(炭化水素・CmHn)を触媒燃焼させて、その燃焼熱をカイロの熱として利用しています。
当社のプラチナ触媒はガラス繊維にプラチナ(Pt)の微粒子を独自の方法で担持させたものです。微粒子のプラチナ(Pt)は、自己の体積の100倍以上の酸素を吸着させる能力があり、しかも吸着した酸素は極めて反応しやすい状態になって、すぐれた酸化活性を発揮します。
触媒を用いないで燃焼させると25ccのベンジン(炭化水素・CmHn)は、数分で燃え尽きてしまいますが、プラチナ触媒を用いると、24時間暖かさを持続することができます。
また、触媒を用いないと700~800℃という高温が必要ですが、プラチナ触媒を用いると、130℃~350℃という低温で炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に完全酸化分解させることができます。
さらに低温での燃焼ですからNOX(窒素酸化物)の発生の心配もありません。
遠赤外線の働きで身体の芯から暖めます。
冬のアウトドアスポーツや屋外でお仕事される方にお薦めです。
カメラのレンズに付く露や霜を熱で飛ばす目的でハクキンカイロが使用されています。