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富山新聞

心肺蘇生の方法を教わる署員=10日午前10時20分、金沢西署

金沢マラソンへ人命救助訓練

2018/10/10 15:40

 28日に開催される金沢マラソン2018に向け、金沢西署は10日、同署で人命救助訓練を初めて実施し、署員約30人がランナーが負傷した際の迅速な対応を確認した。

 

 金石消防署の馬場敏救急救命士が講師を務め、心臓マッサージの方法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を説明し、「119番通報やAEDを持ってくる人を指名することが大切」などと伝えた。

 

 署員はAEDを使った救急蘇生を実践したほか、三角巾で止血したり、腕を固定したりする方法を学んだ。形屋流風(るか)巡査(21)は「不測の事態にも落ち着いて対処したい」と話した。

 

 金沢西署管内にはマラソンコースや終着点となる石川県西部緑地公園があり、当日は署員約50人体制で交通整備や警備に当たる。金沢マラソンは県、金沢市、北國新聞社などで構成する組織委が主催する。