PSVR向け『ボーダーランズ2 VR』発表。ボリュームたっぷりのFPSが、シングルプレイ専用+VR向け新要素をプラスし生まれ変わる

2K Gamesは10月9日、『ボーダーランズ2 VR』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation VRで、価格は5400円。発売日は12月14日が予定されている。海外向けに発表されたが、2K Japanによると国内向けにも発売されるようだ。

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『ボーダーランズ2 VR』は、2012年に発売された『ボーダーランズ2』をVR向けにつくりなおしたタイトルだ。シングルプレイ専用タイトルとして開発されており、VR向けにさまざまな最適化を施したほか、新要素を追加している。なお現在発表されている内容から推測するに、オリジナル版向けに発売されたDLCは含まれていないようだ。

ゲームはオリジナル版と同じ一人称視点で展開され、PlayStation Move モーションコントローラーもしくはジョイスティックの、どちらかを選択して操作することが可能。モーションコントロールを選択した場合は、直感的なエイミングに加えて、ポイント、クリック、ドラッグ、ドロップなどを使いメニューを操作する。ジョイスティックを選べば、オリジナル版と同様のコントロールが楽しめるだろう。移動方式もまた、テレポートおよび従来のフィールド移動が選択可能。幅広いオプションが用意されている。

さらに本作では、発動中は一時的に時間の流れが遅くなるという新システムBad Ass Mega Fun(BAMF)タイムが新たに用意されている。くわえて、シングルプレイに特化していたり、VR導入にあわせてZer0のスキルであるデス マークの効果が、敵を倒すたびにBAMFタイムの2秒追加という内容に変わったり、Mayaのレス(仲間を復活させるスキルであるため、シングルプレイ時には使いどころがない)がエンパシーへと変更。フェーズロックすることで現在の体力の半分を消費してその体力分のダメージを与え、あわせてBAMFタイム中の回復を倍にする効果のスキルへと生まれ変わった。本編のゲームデザイン自体も、VR向けに作り直されているようだ。

オリジナルの『ボーダーランズ2』では、Vault ハンターとしてハンサム・ジャックからパンドラを救う旅が展開される。4のクラス(セイレーン、コマンドー、ガンザーカー、アサシン)からひとつを選び、敵が落とす装備を付け替えながら広大な世界を行くハック・アンド・スラッシュ要素の強いRPGライクなFPSである。敵の入り乱れが激しく銃弾が飛び交う作品であり、長時間、常に視点を移動させる必要のある作品でもある。こうしたゲーム性を考えると、VRゲームにすると酔いを誘発しそうであるが、その点は開発元のGearboxも勿論考慮しているだろう。VR向けにどのように最適化されているのかも、見どころのひとつになりそうだ。

『ボーダーランズ2 VR』は、12月14日にPSVR向けに発売予定だ。

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