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Illustrator 時短 10秒で紙ふぶきを自動生成!? ブレンド 個別に変形 アクション

Illustrator 時短 10秒で紙ふぶきを自動生成!? | ブレンド 個別に変形 アクション

お疲れ様です。
イラレでいろいろなものを自然かつ空間を感じられるように散らしてみませんか?

個別に変形(Alt + Shift + Ctrl + D)(オブジェクト>変形>個別に変形)を使えば…

お正月→紙ふぶき、春→桜ふぶき、夏→星空、秋→深まる紅葉乱舞、冬→ダイヤモンドダスト!!

その他、パラメータを調整すれば群衆、森、ビル群などもいけますし、いろいろな種類のものを混ぜてアブストラクトアートに…などなどアイディア次第で、簡単・素早く背景素材ができちゃいますよ!

Illustrator 時短 10秒で紙ふぶきを自動生成 – 材料

まず材料を用意します。手順は以下です。

  • 矩形ツールで色相が結構違う塗りの正方形を3つ作成
  • ステップ数2でブレンド(オブジェクト>ブレンド>ブレンドオプション、でステップ数を設定できます)
  • ブレンド拡張(オブジェクト>ブレンド>拡張)&グループ解除(Ctrl + Shift + G)
  • この他に、グラデで金や銀の紙オブジェクトをつくり、ちょい足しがおすすめです
  • 背景にグラデ矩形を配置

紙ふぶきをつくるための下準備で用意したパーツ

Illustrator 時短 10秒で紙ふぶきを自動生成 – 工程

紙のオブジェクトをいい感じに散らばせる工程ですが、イラレのアクション(ウィンドウ>アクション)に記録しちゃいましょう!

「アクション」はイラレ上の作業工程を記録して繰り返し作業などに使える機能です(アクションに記録しなくても「紙ふぶき」を作ることは可能です。
この記事では時短ということで、工程を記録してクリックひとつで散らばせられるようなものを目指してアクション記録も説明しております)。

Illustratorの操作説明

まず背景の矩形など、散らばせるもの以外のオブジェクトがありましたら、全てロック(Ctrl + 2)をかけましょう。

紙ふぶきオブジェクト専用レイヤーを作りそれ以外のレイヤーをロックしても良いでしょう。

紙のオブジェクトをまばらに配置します(これをしなくても「個別に変形」で散らばってくれますがお好みで)。

ではアクションを新規に記録開始!(「新規アクションを作成」をクリックし、名前を入力して「記録」をクリック。)

  • すべての材料を選択(Ctrl + A)
  • コピー(Ctrl + C)…そして前面へペースト(Ctrl + F)×40(お好みで)
  • すべてを選択(Ctrl + A)
  • 個別に変形(Alt + Shift + Ctrl + D)で以下パラメータのように設定して実行
  • 変形の繰り返し(Ctrl + D) ×3(お好みで)
  • アクション登録停止

Illustratorの操作説明

紙ふぶきが散らせた説明画像

いかがでしょうか?
いい感じに紙吹雪が散らばりましたか?

散り具合が足りなければ「変形の繰り返し」をしましょう(ちなみに上の画像は背景に合わせていい感じに紙ふぶき全体をサイズ調整したりしてます)。

うまくいったようでしたら、記録したアクションを実際に実行して試してみましょう(別途材料を作成し選択、記録したアクションを選択し、アクションパネル下部の再生ボタンをクリック!)。

Illustrator 時短 10秒で紙ふぶきを自動生成 – 補足説明

  • 「個別に変形」の工程を実行する段階で、アクションの実行が一時停止し、プロパティを自由に入力できます。
    このうち「拡大・縮小」ですが、今回は紙ふぶきの立体的な傾きを表現するために、垂直方向だけを変化させました。
    しかし、円や星形など縦横等しい倍率で大きさを変化させたい場合は、水平方向も等しく変化させるように設定してください。
    とくに大きさを変化させたくない場合は、0%でOKです。
  • オブジェクト数がものすごく多くなり重くなる場合もあります。
    印刷物用のデータを作成する場合は、ラスタライズして画像にしてしまうのがおすすめです。
  • この記事はWindows7、Illustrator CS5、の組み合わせで説明しております。
    Macやその他バージョン(例:10、CS2、CS3、CS4、CS6、CC<クリエイティブクラウド>)でも基本は同じです。
    ショートカットも「Ctrl(Win)」⇔「Cmd(Mac)」で置き換えればおおむねOKかと思いますが、わからないものはイラレのメニューから探してくださいね。

最後の工程の「変形の繰り返し」で散らばりすぎに感じた場合は、Ctrl + Zで1工程ずつ戻せるのが好きです。
アイディア次第でいろいろなものに応用できそうですね。

紙ふぶきアクションを応用したサンプル画像

長ーい矩形と六角形を散らすとこんな感じです(配置やエフェクトなどを調整してあります)。
自動でワサワサッと生成されるところは見ていて面白いですよ。

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